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2025年12月26日金曜日

第6世代戦闘機FCASが開発中止となった場合、米国はNGADの欧州採用を期待でき、欧州は米国依存から脱する機会を失う

 

米空軍のNGADF-47次世代戦闘機は欧州統合戦闘機計画の頓挫を待っているのか?

19fortyfive

クリス・オズボーン

NGAD Image

次世代戦闘機画像。提供:米空軍。


要点と概要: 

FCASが実現しない場合、F-47 NGADが欧州に導入されるのか?

―欧州の国産第六世代戦闘機計画は行き詰まっている。仏独西共同の未来戦闘航空システム(FCAS)は、AI搭載次世代戦闘機と「遠隔運搬ドローン」を連携させ、共同戦闘クラウドで統合する構想だ。

しかし、ダッソーとエアバス間の主導権、作業分担、重要技術支配を巡る深刻な対立から、戦闘機計画の中止とクラウド機能のみを救済する案が浮上している。

次世代戦闘機計画が遅延または中止された場合、NATO欧州諸国は改良型F-35への依存強化、あるいは米国のF-47構想の採用を余儀なくされ、米国空軍力からの脱却ではなく依存深化を招く恐れがある。

                                        FCAS. Image Credit: Industry Handout.

FCAS対F-47:欧州は空軍の未来を再び米国に委ねるのか?

フランス、ドイツ、スペインが抱く第6世代戦闘機への期待は不透明な霧の中に漂っている。超ステルス、高速、高度なネットワークを備えた欧州製第6世代戦闘機を構築する野心的な構想の初期段階は継続中だ。

この構想は野心的であると同時に、パラダイム転換の可能性を秘めている。欧州諸国が構想するAI搭載の未来戦闘航空システム(FCAS)ステルス戦闘機は、高度な防空網を回避し、ドローンの群れを制御し、スタンドオフ精密誘導兵器を発射し、空・水上・陸上・宇宙をシームレスに接続し、ミリ秒単位で領域横断的な情報共有を実現する能力を持つ。

しかし、この計画が実現するかは不透明だ。開発の産業面においてフランスとドイツの間に摩擦があるとの公的な報告があるからだ。

これらの相違が解消されれば、FCAS計画は2040年、あるいはそれより早く運用可能な第6世代戦闘機を開発する軌道に乗る可能性が高い。

この有人中核プラットフォームは次世代戦闘機(NGF)と呼ばれ、米国防総省のF-47構想と概念的に整合する第6世代ステルス機である。

米国空軍のF-47戦闘機

「運用開始後、この戦闘機はエアバスとMBDAが製造する『遠隔空母』と共同作戦を行う構想だ。遠隔空母は有人機にとって忠実な僚機として機能する。これらのシステムはFCAS計画の下で開発される共同戦闘クラウドを介し、他の資産とネットワーク接続される」と、フォーキャスト・インターナショナルの興味深い論考は述べている。

アーミー・レコグニション誌によれば、計画中止の可能性の主因は、フランスとドイツの間に根深く残る産業的・政治的対立、特に主導権、作業分担、主要技術の管理権をめぐる対立にある。

フランスの航空宇宙大手ダッソー・アビアションは次世代戦闘機(NGF)開発における主導的役割を繰り返し主張し、機体設計・エンジン・センサー分野で最大80%の作業分担を担う要求中と報じられている。

この要求はドイツ政府と産業パートナーを警戒させている。彼らはこれが当初合意された協力の均衡を損ない、ドイツのエアバスやスペインのインドラの意義ある参加を縮小すると見ている。

こうした緊張の中で、フランスとドイツは共同戦闘機計画そのものを廃止し、航空機・ドローン・センサー等を連結するデジタル指揮統制ネットワーク「戦闘クラウド」への協力転換すら議論している。フィナンシャル・タイムズ紙の論説によれば。

このクラウドは欧州防衛協力にとって依然重要だが、中核となる戦闘機要素を放棄することは、当初の構想を劇的に縮小させることになる。

欧州向けF-47 NGADと改良型F-35

FCASが停滞または回復不能な行き詰まりに陥れば、欧州はF-35計画をさらに拡大するか、同盟国向け販売が実現すればF-47の調達を検討する必要があるだろう。

コンセプト上、FCASはF-47と類似している。公開されているレンダリング画像が示すように、ステルス性と速度を最適化した完全水平のブレンド翼体設計を採用している。

ノースロップ・グラマン提供のNGADアーティストコンセプト。

無尾翼F-47と同様に、FCASの構成は爆撃機のステルス特性と、第6世代戦闘機の機動性・ベクタリング・速度を融合させる。

F-47とFCASの最も重要な共通点は、マルチドメイン・ネットワーキングと戦闘「クラウド」の概念に関連しているようだ。

FCASは、有人戦闘機とドローンを接続する統合システムとして運用されることを意図している。これはF-47の「連携戦闘機」構想に類似しており、ドローンは主力戦闘機に対して忠実な僚機として機能する。ドローンは戦闘機のコックピットから、任務範囲・飛行経路・兵器能力・センサー搭載量を操作可能な位置で運用される。

この次世代有人・無人高速連携の概念に加え、FCAS計画では衛星とのネットワーク化を追求し、第6世代機を空中の「ノード」あるいは「ゲートウェイ」として機能させることを目指す。これにより、時間的制約のある戦闘データを複数領域にまたがって受信・整理・分析し、ほぼリアルタイムで伝送する態勢を整える。

NGADはレーザー兵器の配備、高度な電子戦(EW)の採用、推力重量比を最適化する新たな推進システムの応用が検討される見込みだ。■


執筆者クリス・オズボーン

クリス・オズボーンは19FortyFiveの軍事担当編集長であり、ウォーリアー・メイヴン - 軍事近代化センターの代表を務める。

オズボーンは以前、国防総省で陸軍次官補(調達・兵站・技術担当)室の高度専門職として勤務した。また全国ネットのテレビ局でアンカーおよび軍事専門解説者として活動した。フォックスニュース、MSNBC、ミリタリーチャンネル、ヒストリーチャンネルに軍事専門家ゲストとして出演した。コロンビア大学で比較文学の修士号も取得している。


U.S. Air Force F-47 NGAD Fighter: Coming Soon to Europe if FCAS Fails?

By

Kris Osborn

https://www.19fortyfive.com/2025/12/u-s-air-force-f-47-ngad-fighter-coming-soon-to-europe-if-fcas-fails/


2018年11月19日月曜日

F-35導入の遅れを想定した米空軍の対応策とは、その他米航空戦力整備の最新案から読める情報とは



The Air Force Has a Plan if the F-35 Doesn't Work Out As Planned F-35事業が予定通り進展しない場合に備える米空軍の構想


November 16, 2018  Topic: Security  Blog Brand: The Buzz  Tags: F-35MilitaryTechnologyWorldWarF-18. F/A-18




F-35が予定どおり戦力化しない場合に備えペンタゴンはF-15E、F-16、F-18の再調達を想定しているのか。


米議会調査部(CRS)によれば、ペンタゴンが出した航空戦力整備長期計画の背後にこの可能性が見えるという。


国防総省はアメリカの航空戦力を30年俯瞰で想定する構想案を毎年更新している。通常は総論で曖昧な内容に留まる事が多い。


今回は違う。「2018年4月発表の最新の三十年構想では詳細内容が豊富で、事業中止、耐用年数延長、新規事業に触れている」とCRSのジェレマイア・ガートラーが述べる。「一部は直接的、一部は間接的だ」


ガートラーは航空戦力整備構想で判明するパターンに注目している。とくにF-35に関する件だ。空軍はF-15Eストライクイーグル、F-16で耐用年数を延長しながらF-15C制空戦闘機は退役させようとしている。


「F-15EとF-16で共通要素は何か」とがートラーが問いかける。「ともにF-35ライトニングIIが後継機の予定だが、新構想ではF-35が予定通り就役ができない場合を想定し空軍が既存機種で耐用年数を延長して穴埋めをねらっているとわかる。F-35調達機数は変更がなく、空軍は1,763機だが予定通りに投入できない事態を想定し、空軍は旧型機の改修をめざす」


さらにA-10ウォートホッグは2030年代まで飛行継続し、ここでもガートラーはF-35調達の遅れを最初から空軍が想定していると見る。同様に海軍はF-18スーパーホーネットで耐用年数延長を目指しており、旧式のA型からD型は退役させる内容だ。つまり海軍はF-35のトラブルに備える構えだ。


ガートラーは今回の航空戦力整備で以下興味深い点がみつかったと指摘。


第六世代戦闘機で動きが来年発生。海軍と空軍は2019年に第六世代機の性能諸元を決定したいとする。「本格生産は数十年先になり、現在は概念形成の作業が中心。海軍は来年中に検討を完了させるとする。次のステップは提案内容の作成だ」(ガートラー)


KC-46の調達拡大。空軍は当初想定の179機を超えたKC-46ペガサス給油機の調達を希望。「今回の構想で空軍は既存規模では不足とし当初予定以上の機数を導入しつつ既存のKC-135でも改修を行う意向だとわかる。以前はKC-135を全機退役させる予定だったが空軍は供用年数を延長したいとする」


新型長距離給油機構想:航空戦力整備構想ではKC-46投入でKC-10を退役させる予定とわかる。ガートラーはこれを空軍が新型長距離給油機構想を断念する動きと解釈する。「空軍が給油機近代化を始めた段階でまずKC-Xとしてエアバス、ボーイングを競わせ179機導入でKC-135と交代させる構想だった。その次がKC-YでKC-X採択機材をやはり179機導入し、三番目のKC-Zは完全新型の大型機でKC-10の52機の後継機とするはずだった。今回の企画案ではKC-Zが消えている。KC-46は勢いを強めている現役機となっており同機の将来は一層有望に写る」


AWACSは飛行を継続。E-3セントリー空中早期警戒統制機材7機の退役構想は棚上げになった。空軍はC-130供用を続けるがC-130Jは追加調達しない。海軍はC-130数機を調達する。


新型VIP機材。「もう一つ予想外の動きが空軍であり、ボーイング757原型のC-32VIP輸送機を退役させる」とがートラーは指摘。「757生産が終わり14年となり新型機が必要だ」


ポセイドン追加調達。中国との対立深刻化を受けて海軍がP-8ポセイドン哨戒機の調達への動きを示している。「現時点の地政学面の変化を考えれば、追加調達が必要だ」と航空戦力整備構想に記述がある。


海軍向け新型練習機:「もう一つ新規事業としてこれまで予算化されておらず今回の30年計画に盛り込まれたのがT-44の後継機だ。海軍が民生ビーチクラフト・キングエアを原型に訓練に投入している機体だ。」とガートラーは指摘。「陸軍にも同様の動きがある」


新型海軍向けヘリコプター:艦艇建造計画見直しに伴い、海軍はヘリコプター多数を必要とする。「2030年になると新型艦の就役が増えるともっと多数のヘリコプターが必要となる」(ガートラー)。通常は調達前倒しで生産ライン維持を図るが「海軍は完全新型機として2030年代中頃の調達を狙い次世代の垂直離着陸技術の導入を期待する。陸軍と共同で進める新型機がここで絡むのだろう。海軍が新型機を2030年代中頃に運用開始するなら今後三四年のうちに事業開始になるはずだ」


ベテランのCH-47チヌークは今後も飛行を継続する。「陸軍の次世代垂直離着陸機にはまだ大型機版がなく、陸軍はチヌークの改修で耐用年数を15から20年伸ばしておきたいと考えている」(ガートラー)


中古ブラックホークヘリコプターを販売。ガートラーはUH-60ブラックホークヘリコプターの一部を陸軍が民間に払い下げると見ている。航空戦力整備案では陸軍はメーカーのシコースキーにブラックホークを送り再整備させるとある。「構想案では米軍用の再整備と入っておらず、シコースキーは旧型機を再生し別の相手に販売するのではないか。だが米政府が中古機材を市場に放出する準備に入っている」

だがCRSのガートラーは構想案そのものが全体として予算増額をねらうペンタゴンの策である可能性を警告する。「提言は国防予算上限を改定すべく二年おきに議会と約束している内容の延長である。軍としては上限拡大を狙い、これだけの支出で何が手に入るかを議会へ示す必要がある。つまり予算手当がついていない要求リストを別の形で示しているだけである」というのだ。■


Michael Peck is a contributing writer for the National Interest. He can be found on Twitter and Facebook .

2018年7月24日火曜日

テンペストをきっかけに動き始めた次世代戦闘機の国際開発


テンペストをめぐり動きが出てきました。やはり次世代機開発は国際共同事業の形になるのでしょうか。では、日本はどういう形で関与できるのでしょうか。あるいは蚊帳の外扱いになるのでしょうか。(これは困りますが)その意味ではF-3開発の基調が国際開発にかじを切っていますので今後は動きやすくなるのでは。


ShowNews

U.S Air Force Reps Meet to Discuss Britain’s Future Fighter With UK 米空軍代表が英国と次世代戦闘機で協議に動く

Jul 18, 2018Lee Hudson | ShowNews

Tempest, Britain’s proposal for the FCAS, the future combat air system.

ンペストと呼ばれる英国の将来型航空戦闘システム(FCAS)の発表を受け米空軍関係者が今週にも英国側と同事業を協議する。
テンペストはフォーンボロ航空ショー初日に発表され、双発の低視認性戦闘機とされる。
空軍次官マシュー・ドノヴァンが報道陣に同盟関係の中で整備する装備では相互運用性が最重要要素だと語っている。
「新技術開発に向かう国の努力を激励したい。だがあくまでも共同作戦対応の装備である必要があると強調したい。その前提で了承すべきだ
ウィル・ローパー空軍次官補(調達、技術、兵站)は報道陣に米国は英国はじめ同盟国と次世代の航空優勢実現に努力すべきと語った。
「どの分野で脅威が顕著になるかで将来は変わってくる。軍事脅威にとどまらず民生技術にも注目している」「今我々が暮らす世界でセンサー技術が普及しているのは民間投資が原動力になっているからであり、その是非を見極める必要がある」
ローパーは英国の迅速戦力整備室を訪問するが同室はペンタゴンにある同名組織の英国版だ。協議では両国でどんな共同作業が可能か検討するという。
「国家防衛戦略の実現は自国単独では不可能だ。同盟国と共同で戦うだけでは不十分であり、同盟国と共同で装備を実現する能力が必要だ」(ローパー)■

2018年7月17日火曜日

★英国がお披露目した次世代戦闘機テンペスト。本当に実現するのか。日本の参画の可能性は?



今年のファーンボロ航空ショーの目玉になりそうな機体です。ただし英国開発の機体には大成したものが少なく、早くも米国には同機を疑問視する声も出ていますが、次期戦闘機開発の方向性に悩む日本としても黙っていられないのではないでしょうか。本当に飛ぶ機体が作られるのかわかりませんが写真で見ると革新的なようですね。タイフーンの後なのでテンペストですか。かつてのRAFの栄光時代の機体名称復活ですね。ハリケーンはどこ?スピットファイヤは?

The UK just unveiled a next-generation fighter jet that could be unmanned and armed with lasers英国が次世代戦闘機を発表。無人運用可能でレーザーも装備。





Britain's defence minister, Gavin Wiliamson, unveils a model of a new jet fighter, called 'Tempest' at the Farnborough Airshow, in Farnborough, Britain July 16, 2018.ギャヴィン・ウィリアムソン英国防相がお披露目した新型戦闘機「テンペスト」、ファーンボロ航空ショー会場にて。July 16, 2018. Reuters
  • 英国が次世代ジェット戦闘機の実寸大モデルを月曜日にファーンボロ航空ショー会場で公表した。
  • 「テンペスト」の愛称がついた同機はBAEシステムズ、ロールズロイス、レオナルド、MBDAの各社共同開発でサイバー攻撃に耐える強さがある。
  • 製造と決まれば英国は26.5億ドルを2025年までに投じる。




国が次世代ジェット戦闘機の実寸大モデルをイングランド・ファーンボロ航空ショーでお披露目した。
「今や危険な戦闘の時代に入りつつあり、将来に目を向けている」と英国防相ぎギャヴィン・ウィリアムソンが会場で述べた。
愛称「テンペスト」はBAEシステムズ、ロールスロイス、レオナルド、MBDAの共同事業で任意に無人運用できレーザー兵装を搭載し、多数のUAVを運用し、サイバー攻撃に耐えるとの報道が出ている。
「一部には今後実現の目を見なくなるものもあるだろうが単一プロジェクトで全部実現できれば成功効果は限りなく高い」とストラトフォーの戦力アナリスト、シム・タックがBusiness Insiderに語っている。「構想はきわめて有望に聞こえるが、狙いが狙いだけに開発、製造ともに問題にぶちあたるだろう」
タックからは「英国はダッソーが独仏戦闘機共同開発に向かうのを見てこれを出してきたのだろう」とのコメントも出ている。
フランスとドイツは昨年7月に「ヨーロッパ製」戦闘機を共同開発しダッソー・ラファールとユーロファイター・タイフーン後継機にしたいとの発表している。ダッソーは次世代戦闘機のイメージの映像を公開したばかりだ。
ウィリアムソンは開発が決まれば英国は同機に26.5億ドルを2025年までに投入すると述べている。また順調にいけば同機は2035年までに運用開始できるとも述べた。■


以下テンペストの写真をご覧ください。

Here's a wide shot of the Tempest.Reuters
Here's a close-up of the cockpit. Reuters

Defense News記者アーロン・メータによる撮影写真はこちら。View image on TwitterView image on TwitterView image on Twitter



BAEシステムズ発表のテンペストの兵装搭載案

And here's a BAE Systems graphic on some of the Tempest's possible capabilities:BAE Systems

2017年12月19日火曜日

★これが第六世代戦闘機の想定内容だ

 毎度、出し惜しみのような内容ですが、それだけ方向性がはっきりしていないのでしょう。そのため何回も同じような内容ですみません。
 もともと第五世代戦闘機とはロッキードが宣伝用に普及させたの表現ですが、F-22やF-35を超えた戦闘機という意味で第六世代なのですね。
 ステルスや兵装等を考えると将来の(有人)戦闘機は現在のコンセプトと変わるはずですが、米海軍は(空母運用もあり)現行サイズの機体を想定のようです。空軍も追随すれば結局同じサイズになりそうですが、まだわかりません。



Air Force Starts Experiments for 6th Gen Fighter

第六世代戦闘機実験を開始した米空軍

The Air Force has begun experimenting and conceptual planning for a 6th

generation fighter aircraft to emerge in coming years as a technological step

beyond the F-35,

空軍が第六世代戦闘機の概念作りを開始した。F-35を超えた技術進展の機体になりそうだ



Kris Osborn - Dec 16, 9:59 AM


  • 米空軍は第六世代戦闘機関連実験を開始しており、F-35を超えた技術進展が今後数年間で登場すると空軍関係者は述べている。
  • 「実験、開発企画、技術投資を開始した」とアーノルド・バンチ中将(空軍副長官(調達)付け軍代表)Gen. Arnold Bunch, Military Deputy, Office of the Assistant Secretary of the Air Force, AcquisitionがScout Warriorに今年はじめに話していた。
  • 第五世代F-35共用打撃戦闘機を超える性能が新型機の狙いで2030年代登場と見られるが、現在は概念構築の初期段階で、空軍は米海軍と共同作業し、必要な性能や技術内容を検討中だ。
  • バンチ中将は検討内容を詳しく述べないが航空優勢2030構想に言及しており、空軍が目指す将来機材に望まれる戦略要素が念頭にあるようだ。
  • 20年後の戦闘機に採用されそうな技術として、新世代ステルス技術、電子戦、高性能コンピュータ処理、自律運行性能、極超音速兵器、いわゆる「スマートスキン」(機体側部にセンサーを埋め込む)があると指摘するのがTeal グループの航空アナリスト、リチャード・アボウラフィア Richard Aboulafiaだ。新技術の一部は昨年のノースロップ・グラマンのスーパーボウルCMに登場している。
  • ノースロップ以外にも新型戦闘機事業競合の参加企業があるはずだが、現段階ではノースロップがコンセプト、技術、初期設計で先行しているといってよい。ボーイングも開発の初期段階にあるとDefense Newsは解説している。
  • 海軍の新型機は2035年までに退役するF/A-18スーパーホーネットの後継機と海軍関係者は2040年における空母航空戦力像を検討しており、現行のF-35CやEA-18Gグラウラーの次の機体を検討中と述べた。表面塗布やステルス、人工知能、機体操縦、センサー性能、通信データリンク等の技術は急速に進歩していると同関係者は指摘している。
  • 海軍は同時に空母運用型の無人機も開発する。ノースロップが歴史を作ったX-47B実証機は空母発着艦に成功した初の無人機だ。
  • アナリストの中には第六世代戦闘機開発ではセンサーデータの最大限共用、超音速巡航や機体そのものを電子センサーにする「スマートスキン」も模索すると見る向きがある。
  • アフターバーナーなしで超音速移動できれば、戦術上も有利になり、対象地点で滞空時間を増やせる。F-22ですでに実用化されている。
  • 最大限の接続性能とは衛星通信中継でのリアルタイム接続を意味する。極超音速兵器の開発ではスクラムジェット方式の効果実証が必要だが、初期試験では成功失敗が入り混じっている。
  • 空軍科学主任ジェフリー・ザカリアス博士Dr. Geoffrey ZachariasはScout Warriorに対し極超音速兵器の実用化は2020年代中に実現し、極超音速無人機は2030年代、再利用可能極超音速無人機の登場は2040年代と見ている。極超音速技術が将来の航空機設計で大きな意味を有しているのは確かなようだ。
  • スマートスキンでは機体にセンサーを埋め込み、機体をセンサーにし、パイロットに各種情報を表示する。一部はF-35でセンサー融合機能として実現しており、各種センサーの戦闘関連情報を収集、統合し、ディスプレイに表示している。さらにF-35ではノースロップの分散開口システムDistributed Aperture Systemで360度の戦闘空間が見られる。同システムのカメラは機体各所につけられ、抗力低減・レーダー探知性の低下で工夫されている
Northrop Grumman

  • スマートスキンに電子装置を分散配置すれば外部に装備搭載が不要となり,機体そのものが統合レンズの役割となる。これも抗力低下に貢献し飛行速度、操縦性が向上しながらセンサー性能を引き上げられる。
  • 第六世代戦闘機のステルス技術は防空性能の向上に対応可能となる。敵側の防空体制ではデジタル処理コンピューターの連携機能で広範な周波数対応が可能となり、ステルス機も遠距離から探知可能になりつつある。
  • 新型第六世代戦闘機にはレーザーや電子攻撃能力も備わるだろう。■



2017年5月1日月曜日

★★米海軍、空軍の次期主力戦闘機(「第六世代」機)はどこまで準備が進んでいるのか



目新しい内容はないのですが、それだけ要素技術の開発が着実に進んでいることを伺わせます。ご承知と思いますが、空軍、海軍は機体の統一化を断念しており、別の機体になりそうです。無人機に積極的な海軍と消極的な空軍の違いが目立ってきそうです。第六世代機の名称は使わない問の動きもあるのですが、わかりやすいのも確かですね。

Visit WarriorNavy, Air Force Are Exploring Concepts for a Next-Generation 6th Generation Fighter to Come After the F-35 F-35後継機の第六世代戦闘機で米海軍、空軍が概念づくりを進めている

KRIS OSBORN
Yesterday at 12:27 PM

ペンタゴンが目指す第六世代戦闘機はステルス性を重視しつつコンピュータ、電子戦技術、速度、兵装、センサーを一新する。
  1. 20年後に登場するはずの戦闘機は次世代のステルス技術、電子戦、コンピュータ処理アルゴリズム、自律運用の拡張、極超音速兵装、またいわゆる「スマートスキン」と呼ぶ機体側面へのセンサー埋め込みを実用化するはずだ。
  2. ノースロップ・グラマンはすでに一年以上前のスーパーボウル生中継中CMでその輪郭を示していた。
  3. ノースロップ以外にも新型戦闘機競作に加わる国防企業があるはずずだが、まだ要求内容が明確でない中で、ノースロップが構想づくり、技術初期設計作業を以上の方向で進めていると言っても誤りではない。ボーイングも開発初期段階の作業に取り組んでいるとDefense Newsが伝えている。
  4. 新型機は第五世代機F-35共用打撃戦闘機の後継機として2030年代中頃に投入されるはずで、空軍と海軍がそれぞれ概念をまとめている。空軍・海軍は共同で概念の初期取りまとめ協議をしており、搭載技術や性能の定義付を急いでいる。うち、空軍では次世代航空優勢戦闘機Next-Gen Air Dominanceの名称を与えている。
  5. 海軍用機材は2035年までに退役するF/A-18スーパーホーネットとの交替をめざすと海軍は説明している。
  6. 海軍は2040年時点の空母航空隊の姿としてJSFの海軍仕様F-35CとEA-18グラウラー電子戦機をまず想定する。そこに海軍仕様の第六世代機を加える構想で、有人無人運用がそれぞれ可能とする。
  7. 機体塗布、電磁スペクトラム、人工知能、機体制御、戦闘状況認識、通信、データリンクそれぞれの個別技術が急速に進歩していると海軍は認識。
  8. 海軍関係者は同時に新型空母運用無人機を並行開発すると述べた。これもノースロップ製のX-47B実証機は空母発着艦に成功した初の機体となっている。
  9. アナリスト陣は第六世代機開発メーカー各社は次世代技術としてセンサー接続性の極大化、スーパークルーズ性能や機体そのものを電子的に設定する「スマートスキン」も導入すると見ている。
  10. スーパークルーズで新型機はアフターバーナーなしで超音速巡航が可能となる。これにより、現場上空での滞空時間が長く確保でき、F-22はこのスーパークルーズ性能を実現している。
  11. 最大限の接続性とは通信機能とセンサー機能を大きく伸ばし、衛星や他機等とリアルタイム接続を実現し戦場情報を利用することだ。極超音速兵器の搭載も想定するが、スクラムジェット極超音速飛翔など開発中技術の進捗度に依存する。
  12. 空軍主任科学者ジェフリー・ザカリアス博士はScout Warriorに極超音速兵器の実用化予定を2020年代、極超音速無人機の実現を2030年代、再利用可能極超音速無人機を2040年までに実用化すると語った。将来の戦闘機材には極超音速技術が兵器、あるいは推進手段としてまたは双方が必要要素になるのは疑いがない。
  13. 機体のスマート表皮は機体にセンサー技術を分散装着し機体と一体化させることを意味する。ここに次世代コンピュータのアルゴリズムを使いパイロットに情報を整理統合して提示する。この一部はF-35でデータ融合として実現しており高度コンピュータ技術が投入され各種センサーから戦闘関連情報を収集、整理統合してパイロットの前に一つの画面上に表示する。さらにノースロップの分散開口装置Distributed Aperture SystemでF-35パイロットは戦場の360度画像を見られる。カメラは機体に組み込み式で、抗力を増やさず、かつステルス性を損ねない。
  14. スマートスキンに分散型電子装置を組み込めば機体に装備をぶら下げる必要がなくなり、機体表面そのものがセンサーの開口部となるとアナリストは説明する。これで抗力を減らしながら速度、操縦性を向上させるが、センサー性能も改善される。
  15. 第六世代戦闘機は高性能ステルス技術を搭載し防御性能の向上が実現しそうだ。敵側の防空体制が装備更新で高速処理とネットワーク機能を組み合わせ従来より広範な周波数帯での探知を可能になっておりステルス機の早期探知も不可能ではなくなっている。
  16. また第六世代戦闘機はレーザー兵器や電子攻撃能力も搭載することになりそうだ。■