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テンペストをきっかけに動き始めた次世代戦闘機の国際開発


テンペストをめぐり動きが出てきました。やはり次世代機開発は国際共同事業の形になるのでしょうか。では、日本はどういう形で関与できるのでしょうか。あるいは蚊帳の外扱いになるのでしょうか。(これは困りますが)その意味ではF-3開発の基調が国際開発にかじを切っていますので今後は動きやすくなるのでは。


ShowNews

U.S Air Force Reps Meet to Discuss Britain’s Future Fighter With UK 米空軍代表が英国と次世代戦闘機で協議に動く

Jul 18, 2018Lee Hudson | ShowNews

Tempest, Britain’s proposal for the FCAS, the future combat air system.

ンペストと呼ばれる英国の将来型航空戦闘システム(FCAS)の発表を受け米空軍関係者が今週にも英国側と同事業を協議する。
テンペストはフォーンボロ航空ショー初日に発表され、双発の低視認性戦闘機とされる。
空軍次官マシュー・ドノヴァンが報道陣に同盟関係の中で整備する装備では相互運用性が最重要要素だと語っている。
「新技術開発に向かう国の努力を激励したい。だがあくまでも共同作戦対応の装備である必要があると強調したい。その前提で了承すべきだ
ウィル・ローパー空軍次官補(調達、技術、兵站)は報道陣に米国は英国はじめ同盟国と次世代の航空優勢実現に努力すべきと語った。
「どの分野で脅威が顕著になるかで将来は変わってくる。軍事脅威にとどまらず民生技術にも注目している」「今我々が暮らす世界でセンサー技術が普及しているのは民間投資が原動力になっているからであり、その是非を見極める必要がある」
ローパーは英国の迅速戦力整備室を訪問するが同室はペンタゴンにある同名組織の英国版だ。協議では両国でどんな共同作業が可能か検討するという。
「国家防衛戦略の実現は自国単独では不可能だ。同盟国と共同で戦うだけでは不十分であり、同盟国と共同で装備を実現する能力が必要だ」(ローパー)■

コメント

  1. 調達においては購入費用がやり玉にあげられることが多いですが、lifetimecostに占める購入費用の割合はどのくらいになるんでしょうか。
    例えば米軍におけるf-15c、想定されるf-35a、自衛隊のf-15jで比較を行えば、独自開発、欧州主導の国際開発、f-35追加導入についてある程度結論が出るように思えます、

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