今年のファーンボロ航空ショーの目玉になりそうな機体です。ただし英国開発の機体には大成したものが少なく、早くも米国には同機を疑問視する声も出ていますが、次期戦闘機開発の方向性に悩む日本としても黙っていられないのではないでしょうか。本当に飛ぶ機体が作られるのかわかりませんが写真で見ると革新的なようですね。タイフーンの後なのでテンペストですか。かつてのRAFの栄光時代の機体名称復活ですね。ハリケーンはどこ?スピットファイヤは?
The UK just unveiled a next-generation fighter jet that could be unmanned and armed with lasers英国が次世代戦闘機を発表。無人運用可能でレーザーも装備。
- 英国が次世代ジェット戦闘機の実寸大モデルを月曜日にファーンボロ航空ショー会場で公表した。
- 「テンペスト」の愛称がついた同機はBAEシステムズ、ロールズロイス、レオナルド、MBDAの各社共同開発でサイバー攻撃に耐える強さがある。
- 製造と決まれば英国は26.5億ドルを2025年までに投じる。
英国が次世代ジェット戦闘機の実寸大モデルをイングランド・ファーンボロ航空ショーでお披露目した。
「今や危険な戦闘の時代に入りつつあり、将来に目を向けている」と英国防相ぎギャヴィン・ウィリアムソンが会場で述べた。
愛称「テンペスト」はBAEシステムズ、ロールスロイス、レオナルド、MBDAの共同事業で任意に無人運用できレーザー兵装を搭載し、多数のUAVを運用し、サイバー攻撃に耐えるとの報道が出ている。
「一部には今後実現の目を見なくなるものもあるだろうが単一プロジェクトで全部実現できれば成功効果は限りなく高い」とストラトフォーの戦力アナリスト、シム・タックがBusiness Insiderに語っている。「構想はきわめて有望に聞こえるが、狙いが狙いだけに開発、製造ともに問題にぶちあたるだろう」
タックからは「英国はダッソーが独仏戦闘機共同開発に向かうのを見てこれを出してきたのだろう」とのコメントも出ている。
フランスとドイツは昨年7月に「ヨーロッパ製」戦闘機を共同開発しダッソー・ラファールとユーロファイター・タイフーン後継機にしたいとの発表している。ダッソーは次世代戦闘機のイメージの映像を公開したばかりだ。
ウィリアムソンは開発が決まれば英国は同機に26.5億ドルを2025年までに投入すると述べている。また順調にいけば同機は2035年までに運用開始できるとも述べた。■
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