インド国内紙報道ですがお伝えしておきます。インド、オーストラリアを巻き込んで日米同盟はこれまで以上に中国を意識した作戦運用に進みます。これに対し中国がどんな反応を示すか、さらに同調する国内勢力がどんなピンぼけな主張を展開するか、いまからたのしみです。 Malabar exercise may take place in Japan next year 来年のマラバール演習は日本近海で実施か By: Huma Siddiqui | New Delhi | Updated: July 17, 2018 12:48 AM https://www.financialexpress.com/defence/malabar-exercise-may-take-place-in-japan-next-yea r/1247164/ 次 回マラバール三カ国間海軍演習は日本近海での開催になりそうで、中国の東シナ海でのプレゼンスを抑止しつつ航行の自由を推進する狙いがあるのは明らかだ。 2016年にインドと米国は日本を同演習の通常参加国に認めたばかりだが、演習自体は1990年以来実施されてきた インド政府消息筋によれば「来年の演習を日本近海で行う協議が三か国で続いている。日本代表団がインド入りし詳細を詰めることになっており9月の印日サミットで正式承認の運びだ」という。 マラバール演習に日本が加わったのは米国が目指す有志国連合をインド太平洋に形成し中国の軍事的台頭を抑え込む戦略上で望ましいことだ。 第二十二回マラバール三か国演習はグアム沖合フィリピン海で先月始まっており、空母作戦運用、防空作戦、対潜戦、水上戦、臨検・捜索・拿捕(VBSS)、共同戦術運用手順等が内容だ。 2017年のインド日本サミットの共同声明では両国が「防衛安全保障上の協力と対話を今後も進め、マラバール等共同演習の他、防衛装備技術面で協力を進め、監視偵察や無人機技術含む防衛産業も対象とする」とあった。 米インド太平洋軍司令部ホームページには「本演習により各国人員の理解度と相互運用体制が上がる」との記述がある。■
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