スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(国家安全保障衛星)が付いた投稿を表示しています

スペースXの再利用可能打ち上げ機で軍用衛星運用はどう変わるか

なるほど民間の宇宙利用がいかに軍事利用に依存しているかを伺い知らされるお話ですね。スペースXはNASA技術陣が多数入社していますが、これだけの構想を現実に移したのはマスクの存在のおかげでしょう。マスクは本当に世界を変える存在になってきましたね。 SpaceX reuses Falcon 9 rocket, but long road ahead for military adoption スペースXの再利用可能ファルコン9ロケットの軍事転用はまだ先の話か By: Valerie Insinna, March 31, 2017 (Photo Credit: SpaceX) http://www.defensenews.com/articles/despite-historic-spacex-resuable-rocket-launch-long-road-ahead-for-military-adoptio n WASHINGTON — 民間企業 スペースX が3月30日に歴史を作った。ファルコン9ロケットの再利用に成功し、打ち上げ済みロケットを宇宙に再度送れると実証した。 スペースXの国家安全保障関連ペイロードは2018年のGPSIII衛星打ち上げまで予定がないが今回の打ち上げで国防総省にも従来より安価な宇宙ミッション実施の可能性が開けてきた。ただし専門家は軍事宇宙で普通に使うまで数年から十年程度かかると見ている。 ファルコン9はNASAケネディ宇宙センターから東部標準時間6:27 p.m.に打ち上げられ、第一段第二段切り離しに成功し、打ち上げ9分後にスペースXは同社所有の自律運用無人船「Of Course I Still Love You」上に着艦回収したとツイッターで発表した。 「Forecast International」の航空宇宙アナリスト、ビル・オストローヴだ。「国防総省は自分たちの打ち上げ業務には非常に慎重です」と3月31日に「Defense News」に語っている。「打ち上げは非常に高額なのでひとつの衛星に機能をたくさん詰め込み打ち上げ効果を最大にしてきました。それで打ち上げ信頼性をいかに高めるかに関心が集まり、自然に打ち上げ単価が高額になったのです」 スペースXは今後も再利用可能ロケットのテストを続ける