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ノースロップ・グラマンが海軍のF/A-XX受注に成功したら、戦闘機の愛称は?(The War Zone) ― 米海軍の発表は今週には出てくるのでは。ボーイングの連勝は考えにくいのでこの記事が出たのですね

     Boeing/Composite F-14トムキャットを最後に、「グラマン・キャット」は途絶えたが、その状況はすぐ変わるかもしれない ノ ースロップ・グラマンは、40年前にさかのぼる新型戦闘機プロジェクトで苦境に立たされてきた。そして、その苦境が不当だと主張する人も多い。 YF-23ブラックウィドウ と F-20タイガーシャーク は、特に前者は「実現しなかった戦闘機」と考えられている。1994年にグラマ社と合併した後も、後者は F-14トムキャット の生産中止以来、新型戦闘機を製造していなかった。そして今、 F/A-XX次世代制空戦闘機 の契約企業が間もなく発表される予定で、ノースロップ・グラマンとボーイングが候補に残っている。現在では ステルス爆撃機 メーカーとして よりよく知られている この名高い航空機メーカーが、戦闘機ビジネスに再参入する可能性がある。その場合 新しい愛称 が新型機に必要になるだろう。 グラマンの戦闘機の愛称は第二次世界大戦時代にまで遡り、同社は海軍の戦闘機に 、威嚇的な猫の多くの種類 の名前を付けていた。その最後の一機がトムキャットだったが、それ以前にもワイルドキャット、ヘルキャット、ベアキャット、タイガーキャットなど、多くの愛称が付けられていた。 では、ノースロップ・グラマン社が大型戦闘機F/A-XXの契約を獲得した場合、海軍が購入する最後の有人戦闘機となる可能性が高い最新鋭の戦術ジェット機には、どのような猫の名前がふさわしいだろうか? この質問について、筆者はいくつかの投稿をXで行った。そして、最も好評だったコメント(シャドウキャット、サンダーキャット、ボブキャット(この航空機は尾翼がない可能性が高いので)、そしてサーベルキャット)をピックアップし、投票を行った。2,761件の回答を得た結果は以下の通りだ。 Alleycat、Blackcat、その他も有力な候補として挙がったが、Thundercatが圧倒的な人気を博し、それは意外な結果ではない。力強い名前ですが、1980年代に大人気となったアニメ『 ThunderCats 』のタイトルでもあります。宇宙を旅する人型猫の物語は1985年から1989年まで放送され、2010年代に2度復活した。この番組が間もなくハリウッドで大々的に映画化されるのではとの噂...

ファーンボロショーにて。国際情勢の悪化を受け、戦闘機需要の高まりにボーイングはF-15EXの国際売り込みに好感触を得ており、電子戦強化型の立ち上げも検討か。(Breaking Defense)

  Lt. Col. Richard “Tac” Turner, Commander, 40th Flight Test Squadron, and Lt. Col. Jacob “Duke” Lindaman, Commander, 85th Test & Evaluation Squadron, deliver the first F-15EX to its new home station, Eglin AFB, Florida, 11 March, 2021. (U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. John Raven) ボーイングが、F-15EXを電子攻撃機に改造することを検討中 「社内では、グラウラーrに変えることができないかという話題が多い」とボーイングF-15ビジネス開発リードのロブ・ノボトニーは語った 2021年3月11日、フロリダ州エグリン基地に最初のF-15EXを引き渡した第40飛行試験飛行隊司令官リチャード・"タック"・ターナー中佐と第85試験評価飛行隊司令官ジェイコブ・"デューク"・リンダマン中佐。(米空軍撮影:Tech. Sgt. John Raven)  FARNBOROUGH 2024 - ボーイングは、F-15EX Eagle IIを海軍の電子戦ジェット機であるEA-18Gグラウラーようなプラットフォームにできないか積極的に研究していると、同社幹部が本誌に語った。「Growlerラインは終了した」と、ボーイング社のF-15事業開発責任者であるRob Novotnyは、週末に本誌とのインタビューで語った。グラウラーはF/A-18の改良型で、2027年に生産が終了する。  「社内では、F-15EXをグラウラーにできないか、という話題で持ちきりです」とノボトニーは電子戦(EW)能力などの機能により可能になるステルスの異なる定義を主張した。ノボトニーは、競合するロッキード・マーチンが現在ステルス戦闘機の生産を独占している、低被視認性コーティングの観点でステルス性能を理解すべきではないと主張した。 「ステルスとは、敵が望まない場所に行き、敵の環境で活動し、目的を達成し、標的にされないことを意味するというのが私の定義です」。  F-15EXは、BAEが提供するイー...

米空軍が次期「終末の日」機の契約130億ドルをSNCに授与、現行E-4の製造元ボーイングが失注

  ボーイング一択だったこうした機種の調達が今や全く違う構図になったのがわかります。契約を獲得したシエラ・ネヴァダコーポレーションはISRなど専門技術のソリューションの機材への改装が得意な会社なので、ベース機を調達せねばならず、空軍の要求から747一択になりそうです。結局ボーイングが協力企業になるのではないでしょうか。予測がはずれたらごめんなさい。Breaking DefenseとThe War Zone記事から構成しました。 SNCホームページに掲載された契約受注を伝える記事 航空宇宙大手のボーイングが敗退を喫した一方、SNCにとって大きな勝利となった 米 空軍は シエラネバダ・コーポレーション (SNC)に対し、E-4B「ドゥームズデイ」の後継機を納入する130億ドルの契約を交付したと今夜発表した。  発表によると、新しいサバイバル・エアボーン・オペレーション・センター(SAOC)の契約は2036年7月まで続く。このプログラムは、ナイトウォッチやナショナル・エアボーン・オペレーション・センターとして知られる、空軍の老朽化した ボーイング E-4B機4機を置き換えるもので、通常、国防長官を輸送するが、移動式の核指揮統制前哨基地としても機能する。  国防総省発表によると、インセンティブ含むSNCの契約受注額は130億8,089万6,647ドル。空軍が合計何機のSAOCを購入する予定かは不明。空軍は現在4機のE-4Bを保有しているが、8機から10機のSAOCを購入する話もあった。SNCによる作業はコロラド州エングルウッド、ネバダ州スパークス、オハイオ州ビーバークリーク、オハイオ州バンダリアで行われ、2036年7月10日までに完了する予定である。  確定ではないが、SNCは中古の後期型747-8iを改造すると推測されている。昨年8月、オハイオ州デイトンで行われた、747-8を格納するための90,000平方フィートの整備・修理・オーバーホール格納庫のテープカットも、この考えを裏付けるものだ。  SNCにコメントを求めたが、返答はない。  今回の受注は、SNCの歴史上で最大規模の仕事となる。SNCによる作業では、空中給油や安全な通信といった軍事システムを組み込むだけでなく、電子攻撃や核攻撃に対する民間航空機の強化も期待されている。エイビエーション・ウィーク誌によると...

E-7ウエッジ・テールの需要増で、年間6機生産を目指し世界的な早期警戒の「ギャップ」を埋めると剃るボーイングだが....

  E-3はボーイング707からの派生型でしたが、E-7は737がベースとなり、搭載するエイビオニクスも様相を一変しています。現代のエレクトロニクスの進化を象徴しているようですね。E-3が退役を進めると、日本が運営するE767やE-2Dのような「お皿」が機体上部で回転する機材は希少価値を生みそうですね。今回のBreaking Defense記事はボーイングがE-7の高需要に答えようと増産を企画している話ですが、それでも年間6機ということで、しかもここに来てほぼすべてのプロジェクトで遅延やトラブルを見せているボーイングなので心配もありますね。 A Royal Australian Air Force E-7A Wedgetail airborne early warning and control aircraft lands at Nellis Air Force Base, Nevada, Jan. 30. 2020. (U.S. Air Force Photo William R. Lewis) ブレイキング・ディフェンスはE-7を生産するボーイングのシアトル地域施設を視察し、同社関係者に話を聞いた ボ ーイングは、急増する世界的需要に対応するため、早期警戒機E-7ウェッジテイルの生産を年間6機に引き上げる計画であると、同社幹部が語った。  以前の計画は年間4機生産で、最大6機に達する可能性もあると話していた。しかし12月、ボーイングのタクウィラ開発センターでのブレイキング・ディフェンスとのインタビューで、E-7プログラム・マネージャーのステュー・ヴォボリルは、レガシー機体が段階的に廃止されていく中で、同社がよりハイエンドを目指すことは明らかだと語った。  アメリカ空軍からの受注と、最近のNATOからの受注を指して、ボボリルは「我々はそれが必要と考える」と述べ、同社はこの2020年代後半頃にその目標に到達することを目指していると付け加えた。  E-3AWACSの退役が世界的に進んでいるため、ギャップがある。 現在26機のウェッジテイルを購入する予定のアメリカ空軍には、最初の2機のラピッド・プロトタイプが2027年までに到着し、残りの機体は2032年までに引き渡される見込みだ。この新型機は、急速に退役を進めている31機のE-3セントリーの後継機となる。  ...

バイデンも覆せなかったトランプの遺産F-15EX。イーグルIIは戦術機材の中でどう位置づけられるのか。最終生産規模が見えてこないが、ボーイングは今後も事業量を確保している。

  F-15EX rendering Boeing illustration   民 主党のジョー・バイデン大統領は就任にあたり、先任大統領の決定多数を覆すと誓っていたが、共和党のドナルド・トランプ大統領時代に始まったたF-15EX調達は全面的に進展している。   Tealグループ副社長のリチャード・アブラフィアは「トランプの置き土産がF-15調達の復活だ」と述べる。   イーグルIIの名称がついたEX型はC型の後継機種の位置づけだが最終調達規模はまだ見えてこない。   ボーイング は空軍から12億ドルでロット1契約の交付を昨年受けた。さらに期限機数を特定しない229億ドル契約もある。空軍はこの契約で最大200機調達に向かうとボーイングは解説している。   イーグルIIにはフライバイワイヤ機体制御、高性能コックピット装備、BAEシステムズ製AN/ALQ-250イーグルパッシブアクティブ警告生存装備を電子戦に備え搭載している。   特に兵装搭載量が大幅強化され、全長22フィート重量7千ポンドの極超音速ミサイルも運用可能となった。ボーイングは高度50千フィートでマッハ2飛行可能とする。   同機はペンタゴンがめざすDevSecOps構想の先駆けとなる。これはソフトウェアのアジャイル開発を目指し、オープンミッションシステム想定の機体構成とデジタルエンジニアリングがあいまって従来より迅速かつ平易に性能改修が実現できたとボーイングは説明している。   空軍は同機にスカイボーグ事業で開発する無人ウィングマンをつける予定だ。「スカイボーグ担当部門とは毎週ミーティングを行っており、こちらには短期での実証実現を求めてきた」「有人無人機のチームとしてF-15EXがまずこれを実現する」とボーイングは説明。     トランプ政権が同機の調達を求めたのは2020年度からである。空軍上層部には第五世代機調達に集中したいとの意向があったが、その後イーグルII調達を求める意見に変わった。   議会は2020年度8機、2021年度12機の調達予算を承認した。バイデン政権の2022年度予算では12機を上乗せするとある。   ボーイングは政権交代があったが同機調達の方向に変化が...