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ノースロップの大型USVは海底に待機し、敵潜水艦を狩る画期的な装備品になる可能性を秘める。その機能と役割を大胆に予想。

  このマンタレイは先に意外に大きい、との実写映像でご紹介していますが、今回はその性能と役割についてSandboxx Newsで記事が出ましたのでご紹介します。なかでもエナジー補給方法についての件が面白かったです。     ノースロップ・グラマンのマンタレイUSVは、対潜戦に大変革をもたらす可能性がある ロ シア軍がウクライナに侵攻しわずか2年足らずの2024年2月3日、ロシア海軍はロシア北部のセベロドヴィンスクにあるセヴマシュ造船所から5隻目の近代化型ボレイA級原子力弾道ミサイル潜水艦をロールアウトした。この新型潜水艦は、ロシア初のポンプジェット推進を採用し、従来のロシアの潜水艦よりかなりステルス性が高いとされる。ロシアのメディアは、この新型潜水艦はロシアの最新の原子力潜水艦アクラ級よりも5倍静かで、アメリカのヴァージニア級攻撃型潜水艦より2倍静かだと主張している。 ウクライナにおけるロシアの軍事的苦境にもかかわらず、ロシアが強力な核攻撃能力の維持と拡張に多大な投資を行っていることは明らかだ。 しかし、ロシアの海底艦隊は間もなく新たな脅威に直面するかもしれない...潜水艦よりも深い場所に潜み、検出可能な電磁放射をほとんど出さずに冬眠し、急速に息を吹き返し、エキゾチックな捕食者のように海中を急上昇することができる。 ノースロップ・グラマン は4月8日、新型深海無人偵察機「マンタ・レイ」試作機を正式に発表した。同社によると、この新型海中ドローンは、人間のサポートを最小限に抑えつつ、長距離長時間の自律運用を行う設計で、各種の戦闘作戦に適しているという。 ノースロップ・グラマンは、新型無人機マンタ・レイを次のように説明している:「新型UUVであり、長時間、長距離、ペイロード可能な海中任務を、人間の後方支援を必要とせずに遂行する超大型水中グライダーである」。 マンタ・レイの詳細と、その意図する能力の全容はまだ少ないが、国防高等研究計画局(DARPA)がこれまでに発表した契約文書や発表から、その目標についていくつかの情報を得ることができる。 マンタへの海底の道 Northrop Grumman’s Manta Ray submersible. 2020年3月、DARPAは ロッキード・マーティン 、ノースロップ・グラマン、 ナヴァテック の各社と開発契約を結び、DARPAマン

水中無人機マンタレイの開発が第二段階へ。UUVが海軍の主要装備になる日がやってくる。

  米軍研究開発部門が開発を進める水中機装備のひとつがマンタレイだ。 無人水中機マンタレイの想像図 (Photo courtesy of DARPA) 国 防高等研究プロジェクト庁DARPAが ノースロップ・グラマンシステムズ Northrop Grumman Systems Corp .および マーティンディフェンスグループ Martin Defense Group を選定し、無人水中機マンタレイ Manta Ray の開発は第二段階へ進むことになった。 両社で実寸大実証モデル機を製造し、「長期間長距離ミッションを海中環境で実施する」と12月20日付のDARPA発表にある。 「DARPAのマンタレイ事業は大きな突破口を開き、ペイロード搭載可能な自律運用水中機が有人艦艇の支援なしで行動可能となった」とマンタレイ事業主管カイル・ウーマー中佐 Cmdr. Kyle Woerner が述べている。「マンタレイにより新型水中機が実現するだけでなく、今後の水中装備開発につながる主要部品も実現した」 マンタレイの第一段階は2020年に開始され、機内エナジー管理、信頼性、航法、障害物回避等の初期テストを行った。 DARPAが公開の video ではUUVの運用方法、海底すれすれを移動する姿、センサーなどペイロードをUUVから発進回収する様子がわかる。 「マンタレイ事業は第一段階を終え、重要設計審査で設計の完成度を示し、第二段階に進む準備が完了していると示した」とDARPA発表にある。「今回選定された機体ではサブシステムのテストを実機完成後に実施する」 マンタレイはDARPAなど国防総省の研究開発部門で進める無人水中装備のひとつで、ゆくゆく海軍に採用をめざすものだ。海軍からはカリフォーニアに同様の装備品を運用しテストする施設の建設を開始したとの発表が出ている。■ DARPA taps Northrop, Martin Defense Group for Manta Ray UUV Phase 2 -  The Manta Ray is one of several unmanned vehicles moving through the military's research and development enterprises. By   JUSTIN KATZ on