UFO landing in the forest meadow (Getty Images/gremlin) ウクライナ上空に現れているUAPについて物理学者アヴィ・ローブが、データで解明してくれた こ こ2週間の間に、ウクライナの未確認飛行現象(UAP)に関する天文学者の新しい報告書について問い合わせが何件も届いた。筆者の返事は、すべて同じだった。ウクライナは軍事紛争中であり、空には多くの人為的な活動がある。このため、人間が作ったものではない天体を探すには、多くのノイズが入るはずだ。科学では、S/N比を最大にすることが目的だから、ウクライナはUAP研究で最新の場所、ということになる。 しかし、昨日の夕方、アメリカ政府高官から、UAPの観測可能な兆候について考えをまとめてほしいという特別な依頼があった。そこで、今朝、ウクライナからのUAP報告を確認し、数時間で論文に目を通した。 ウクライナ論文では、発光体と暗黒体という2種類の物体を報告している。目に見える発光のない暗い天体は、「ファントム」と名付けられている。大きさは3〜12メートルで、最大10〜12キロメートルの距離で秒速15キロメートルの速度が出るのが特徴とある。実在するならば、人間が作った飛行機やロケットの能力を超えている。そうでなければ、地球の大気圏でバウ・ショックを起こし、光学的な輝度を持つ明るい火球が発生していたはずである。 UAPへの興味は、その起源が人間以外である可能性に起因している。地球外生命体の装置は、二種類として姿をあらわすはずだ。我々の恒星間探査機(ボイジャー1号・2号、パイオニア10号・11号、ニュー・ホライズンズ)のような宇宙ゴミか、人工知能(AI)を搭載した自律型装置のような機能的装置の2形態で登場する可能性がある。後者は、天の川銀河のスケールである数万光年を越えるのに理想的な選択であり、送り手が通信できなくても生き残ることができるだろう。 地球大気内で作動する機能的なデバイスは、生物体を搭載していない可能性が高い。なぜなら、生物体は星間空間の長旅と高エネルギー宇宙線、X線、ガンマ線の照射などの厳しい条件下では生き残れないからだ。星間ガスや塵の粒子は、単位質量あたりの運動エネルギーが、ロケットの秒速数十キロメートルの化学爆発物の出力を凌駕している。しかし、AI搭載のテクノロジーガ
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