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航空母艦に未来はあるのか:空母は巨額投資に値するのか?ホームズ教授が見解を展開。

かつての戦艦と同じように今日の空母は時代遅れの装備となってしまうのか、ホームズ教授が歴史を振り返りながら、航空母艦の未来を展望しましたのでお読みください。The National Interestに掲載されたエッセイです。     空母の役割は、敵戦艦の偵察から、打撃力と地政学的手段へ進化した。しかし、空母も戦艦と同じように時代遅れになるかもしれない。 -歴史的に海上での支配に不可欠だった空母は、今や対アクセス兵器の大きな脅威に直面しており、将来の戦闘での有効性に疑問が投げかけられている。 -フォード級に代表される原子力空母は、そのコストと脆弱性から戦力の実行可能性が低いと批評家は主張する。 -無人機、電子戦、長距離ミサイルなどの技術革新により空母の能力が向上する可能性があるが、それが証明されるまでは、海軍の最高主力艦としての空母の地位は不確かなままだ。 現代における空母:進化か陳腐化か?  空母はどこへ行くのか?第一次第二次大戦間期の初期、海軍司令官たちは、空母を戦艦部隊の補助的存在とみなしていた。「艦隊の目」としての空母は、偵察機を発進させ、敵艦隊を遠くから探ったり、司令官が戦術的優位を得るために艦隊を再配置するのを助けたり、敵に向けた砲撃の精度を高めるために砲弾の落下を観測した。  海軍航空の成熟につれ、空母を戦闘艦として再利用することが可能になった。新しい航空技術と兵器技術によって、フラットトップの航空兵装は主戦力となり、空母はこれまで考えられなかった距離を、わずかな精度で強襲できるようになった。そのため、空母機動部隊は「騎兵隊」モードで行動し、敵海域に進出し敵の海軍基地や兵站を急襲した後、水平線の彼方に素早く退却できるようになった。1942年初頭、米太平洋艦隊の空母がマーシャル諸島に殴り込み、陸軍航空隊の爆撃機を東京爆撃に送り込んだヒット・アンド・ラン作戦は、空母が海の騎兵隊として行動した典型的な例だ。核の時代が来ると、フラットトップは、敵対者に対して一時的に襲撃艦としての役割を再び果たした。  あるいは、超強力な空母は、「海の支配」のための戦いで先頭に立てる。この場合の空母は主力艦であり、攻撃力と防御力を誇る艦船であり、他国の主力艦を凌駕する。海軍史家アルフレッド・セイヤー・マハンは、ライバル艦隊を打ち負かし海上支配を実現した海上部隊は...

★新型空母フォード級への期待 

  Do Russia and China Stand Any Chance Against the Navy's New Aircraft Carrier? ロシア、中国は米海軍新型空母を撃破できるのか   Nikolas K. Gvosdev January 21, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/do-russia-china-stand-any-chance-against-the-navys-new-24165?page=show 2009年、米海軍が35年ぶりに新型空母の建造を開始した。前大統領で海軍航空士官だったジェラルド・R・フォードの名前を冠したUSSフォードは21世紀の原子力空母だ。技術革新を盛り込んだ同艦は建造で遅延を余儀なくされたが、米海軍の超大型空母部隊を世界最大かつ最先端の存在として当面継続させる。 USSフォードは高度なまで成功したニミッツ級空母の後継艦となる。 ハンティントン・インガルス工業 のニューポートニューズ造船所で建造が2009年に始まり、フォード級はニミッツ級と多くの面で類似し、全長は1,106フィートでニミッツは1,092フィートだ。満排水量も約10万トンと同じだ。ブリッジの配置、カタパルト4本のレイアウトも共通する。 動力源は新設計AB1原子炉二基で ベクテル が製造し、従来の海軍用原子炉が ジェネラルエレクトリック と ウェスティングハウス が作ってきたのと異なる。二基の原子炉で600メガワットの発電容量があり、これだけの規模でカリフォーニア州パサデナの各家庭に供給できるほどだ。 これだけの電力が必要なのは30ノット余という最高速力を得るだけでなく電磁航空発艦システム(EMALS)があるためだ。新システムで機体への負担は減り供用期間が延びる以外に旧式より25パーセント増の出撃が可能となる。 着艦にも新方式を使う。高性能拘束装置(AAG)で水圧タービンと誘導電動機で着艦時の機体を静止させる。AAGは従来の拘束装置より信頼度が高く機体の負担も減る。 フォードは最先端のデュアルバンドレーダー(DBR)を搭載しXバンドのAN/SPY-3イージスレーダーとSバンドの大量監視レーダーを組み合わせる。DBR...

最新鋭空母フォード級の艦内はこうなっている

新型空母が今夏就役します。ただし戦力化はまだ先ですね。システムが巨大で実戦化に時間がかかるのは仕方ないのでしょうか。トランプ大統領が散々こき下ろした新装備が早く効果を実証できるといいですね。 The Navy Gave Me A Sneak Peek of Its Most Powerful Aircraft Carrier Ever 最強の新型空母を米海軍が一足早く拝見させてくれた Dave Majumdar July 11, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/the-navy-gave-me-sneak-peek-its-most-powerful-aircraft-21508?page=show 米海軍は7月22日に新世代空母一号艦を就役させる。 就役し正式にUSSジェラルド・R・フォード(CVN-78)となる同艦は海軍航空戦力の未来そのものであり、史上最強かつ最先端の空母となる。 就役式典に先立ち海軍は The National Interestを7月10日に招き同艦搭載の新技術を公開してくれた。 PCU(就役前艦)ジェラルド・R・フォードはノーフォーク海軍基地ふ頭に係留されている姿からして偉容があり、隣に並ぶニミッツ級空母USSドワイト・D・アイゼンハワー(CVN-69)、USSジョージ・ワシントン(CVN-73)、USSエイブラハム・リンカン(CVN-72)と違いは明瞭だ。 まず目に入るのはフォードの艦橋がニミッツ級より小さいだけでなく位置が他の艦より140フィート(約43メートル)後方にあることだ。さらにフォードは文字通り新造艦であり、鎖に金メッキがついている。 巨大な艦内に三つある航空機用昇降機の一つ(ニミッツ級は四つ)から入ると、洞窟状の航空機格納庫は他空母と大して変わらない。しかし、ニミッツ級は三区画に分けているがフォード級は二区画で保守管理が簡単になったことに気付く。 艦内を上層階へ移動し艦橋に向かうと空調効果の違いに気づく。フォードの空調能力は9,900トンで乗組員の快適さだけでなく湿度制御で艦の維持管理にも役立つ。CVN-78級の狙いの中心は保守管理、効率両面の向上だ。従来型空母との違いとしてフォードはドック入りは...

★★米海軍空母の将来像と最新フォード級空母の特徴

ちょっと長いですがご勘弁を。ここにきてスーパー空母というまで肥大化した空母に未来はあるのかという議論が米海軍では盛んなようで、一つの考えが小型空母(といっても6万トンクラスですが)CVLの復活となっているようです。あえて議論させて将来にも有効な戦力構造を確保したいという米海軍の考え方が見えてきますね。 Navy Contemplates Results of a Future Aircraft Carrier Study - Will New, Smaller Carriers Emerge in the Future? 米海軍が次世代空母のあるべき姿を検討中。新型艦は小型空母として登場するのか。 KRIS OSBORN 8:03 AM http://www.scout.com/military/warrior/story/1708337-will-the-navy-build-faster-smaller-carriers 米海軍は将来建造する空母の検討に入った。艦体、大きさ、設計がどう変わるか。最新兵器で空母は脆弱になるのか、陳腐な存在になるのか。海軍はどんな答えを出すだろうか 米海軍が将来の空母で規模、形状、技術仕様、任務内容を変更する可能性が出てきた。海軍は外部シンクタンクの力を借り今後登場する脅威内容を検討したと海軍上層部が述べている。 海軍に協力したのは戦略予算戦略センター(CSBA)で技術モデル、形状、規模、技術面で将来の脅威に対応できる代替策を検討した。 長距離精密誘導対艦ミサイルや次世代極超音速兵器の前に航空母艦が無用の長物になるとの議論はずっと続いている。 海軍は空母仕様の代替案を今後検討しそうで、今年後半に就役する最新鋭ハイテク次世代空母がきっかけとなる。 フォード級空母三隻、USSフォード、USSケネディ、USSエンタープライズの調達事業そのものには変更がないが、検討内容によってはそれ以降の米海軍空母の姿が変わる可能性がある。 現時点で具体案は明らかでないが、将来の空母では高性能のハイテクセンサーや防御兵装が導入され、高速かつ操艦性能を向上し敵攻撃を回避しつつ無人機の運用能力が付与されるはずだ。艦体は小さくなり、操艦性が上がり、無人機や長距離精密兵器を運用すると検討で...

★日本への追加空母配備案に重鎮マケイン議員も検討の価値ありと認める

CSBAが意外に大きな影響力を持っていることがわかります。追加配備するなら横須賀が最右翼というのが分析内容ですが、実現すれば大きく西太平洋の戦力配備の地図が変わりますね。当然、国内はもとより近隣国から相当の妨害が発生しそうですが。Hard Lookとは否定的ではなく綿密に調べる厳しい目を向けるという意味ですね。 McCain Taking ‘Hard Look’ at Forward Deploying Second U.S. Aircraft Carrier to Western Pacific By: Sam LaGrone December 7, 2015 12:12 PM http://news.usni.org/2015/12/07/mccain-taking-hard-look-at-forward-deploying-second-u-s-aircraft-carrier-to-western-pacific WASHINGTON, D.C. – 上院軍事委員会(SASC)は西太平洋に米空母二隻目を配備する案を「綿密に調べる」と同委員会委員長が述べた。 「海軍部隊が実効性を上げれる配置になっているか再検討すべきだ」とジョン・マケイン上院議員(共、アリゾナ)が米海軍協会主催の国防フォーラム・ワシントンで聴衆の前で発言した。 「最近になり前方配備空母や揚陸強襲部隊、または大型戦闘艦の追加を提案する研究内容が発表されたが、詳しく検討すべき内容だ。提案の背景には海外プレゼンスを引き上げて、抑止力、即応力を引き上げたいとの考えがある」 西太平洋に二隻目の空母を配備する案は以前から提唱されており、先月公表された報告書が海軍・海兵隊のグローバルな責任能力の実施を制約してきた近年の条件を分析して、提言の中心として再浮上している。 作戦テンポが高くなっており海軍は空母各艦の整備点検が追いつかず空母が不足する事態が発生している。 「空母戦力の不足は2015年末にペルシア湾で、USSセオドア・ローズベルトが現地を去った後、USSハリー・S・トルーマンが到着するまで『空母ギャップ』が発生している。太平洋で同じ事態が2016年に発生するし、2021年にかけて両方の地点で交互に発生する見込みだ。これは同年にUSSジェ...