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レッドフラッグ演習後の米空軍コメント

AW&ST電子版11月5日 Su-30MKI を操縦するインド空軍パイロットはプロだが、 まだ機体性能をフルに生かした空戦の勉強中と言うところだ。 というのが、名前を伏せたあるF -15 パイロットが直近のレッド フラッグ演習について空軍高官むけにおこなったブリーフィングで の発言内容だ。このビデオが YouTube.com で見ることが できる。 新鋭ダッソー・ ラファールを駆るフランスのパイロットがインド空軍機の電子声紋 を収集していいたようだと上の米空軍のパイロットは語っている。 このパイロットは空軍武器学校のパッチをつけている。 フランスは当初ミラージュ 2000-5 を参加させる予定であった が、インドが Su-30MKI を持ち込むと知り、 高性能の電子偵察装備を搭載したラファールに切り替えたと同パイ ロットが話している。、 レッドフラッグでは「 9 割の時間をインド機の追跡に割り当てて、 模擬空戦をしていた」という。また、 フランスのパイロットは砂漠の嵐作戦やその後の平和維持行動でも 同じ対応をしており、 米軍機の電子作戦能力の作動状態を知るため情報を収集していたと いう。 同パイロットはインド空軍パイロットを賞賛し訓練規則の違反はま ったくなかったと語る。しかし、「友軍を多く撃墜した」 のはロシア製のデータリンクを使ったため、 他の参加機に共通して利用可能な戦闘空域の全体図が見られなかっ たためだという。 他の型式の機体の戦闘識別ができなかったことも混乱の原因となっ た。 米国もSu -30 MKIのレーダー性能に関心を示した。 Su- 30 の電子スキャンレーダーは米国製のアクティブ電子スキャンレ ーダー(F -22 と一部のF -15 に搭載)の精度に劣る。また、 探査範囲、判別範囲が少なく、識別能力も劣る。 F -22 を次世代のドッグファイト戦闘機として評価するが、 同機が搭載するミサイルが少ないことと機内搭載の機関砲がインド 空軍が運用するMig -21 バイソンのような敵機には有効だと語 る。F -22 のレーダー断面積は小さく、空戦開始まで、 あるいはアーチャーミサイルを発射するまではF -15 CやF - 16 のレーダーではほとんど写らないほどだという。 Su-30MKI の