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リムパック2022開幕。26カ国が参加する大規模演習となった。パートナー国14の派遣艦艇リストを御覧ください。

  インドネシア海軍のフリゲート「KRI I Gusti Ngurah Rai(332)」が2022年6月26日、環太平洋地域(リムパック)2022に参加するため、ジョイントベース・パール・ハーバー・ヒッカムに到着した。 U.S. Navy Photo     6 月29日水曜日に開幕する環太平洋合同演習(リムパック2022)のため、14カ国から潜水艦1隻含む計21隻の米国パートナー各国の艦艇がハワイ州パールハーバー=ヒッカム共用基地に集合した。     8月4日までハワイ諸島と南カリフォーニア周辺で展開されるこの演習には、ホスト国である米国含む26カ国が参加する。   最も多いのは大韓民国の水上艦3隻と1隻の潜水艦で、オーストラリア海軍の3隻がそれに続く。カナダ、日本、メキシコは各2隻、チリ、フランス、インド、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、ペルー、フィリピン、シンガポールは各1隻を派遣した。   米海軍は、参加するパートナー各国の艦艇リストを公式発表していないが、参加国の海軍と国防省が過去 1 ヶ月に発表した公式ニュースから、USNI Newsは以下のリストを作成した。   オーストラリア 上陸用ヘリコプタドック HMAS Canberra (L02) フリゲート HMAS Warramunga (FFH152) 補給艦HMASサプライ(A195) カナダ フリゲート「HMCSバンクーバー」(FFH331)、「HMCSウィニペグ」(FFH338) チリ フリゲート「Almirante Lynch」(FF07) フランス フリゲート「FS Prairial」(F731) インド フリゲート「INS Satpura」(F48) インドネシア フリゲート「KRI I Gusti Ngurah Rai」(332) 日本 ヘリコプタ駆逐艦「いずも」(DDH-183) 駆逐艦「たかなみ」(DD-110 マレーシア コルベット KD レキール (FSG26) メキシコ フリゲート ARM Juárez (POLA-101) 揚陸艦戦車 ARM Usumacinta(A412) ニュージーランド 補給艦 HMNZS Aotearoa (A11) ペルー コルベット BAP Guise (CC-28) - コルベット フィリピン フリゲート「BRP Antonio L

RIMPAC 2020が開幕。COVID-19のため規模縮小し、海自から いせ、あしがら が参加。

RIMPAC2020に向けハワイ真珠湾を出港するUSSエセックス(LHD-2) Aug. 10, 2020. US Navy Photo     環 太平洋演習が規模を縮小しハワイ沖合で本日開幕した。COVID-19のため参加国は当初の三分の一、人員は五分の一となった。   だが演習司令の米第三艦隊司令官スコット・コン中将はRIMPAC 2020開始のメッセージで規模は縮小されたものの太平洋を取り囲む諸国の相互運用体制の実現という演習の目標は十分実現できると述べている。   「当初RIMPAC 2020は三十か国の水上艦潜水艦50隻航空機200機25千名の規模で企画し、さらに陸上で4千名を支援に充てる構想だった。その通りなら史上最大規模のRIMPACになっていただろう。だが10か国22隻、潜水艦1、海上人員5,300名に縮小した」(コン中将)   「参加10カ国はオーストラリア、ブルネイ、カナダ、フランス、日本、ニュージーランド、韓国、フィリピン、シンガポール、米国で、これから二週間の訓練で各種の想定で運用技術を磨く。今年は海洋戦に中心を置き、対水上艦戦、対潜戦、海上阻止行動、実弾発射を展開する」   前回2018年は25か国45隻、潜水艦5、25千名がハワイから南カリフォーニアに至る海域に6月末から8月にかけ展開し、ロサンジェルス級潜水艦一隻から20年ぶりとなるハープーンミサイルの発射、各国海軍がテスト中の新型装備品の展示、さらに退役米海軍艦艇を実際に沈める演習(SINKEXs)を二回実施し、ここではシンガポール海軍の実弾が命中し予想より早く完了した。   今年は1971年の開始以来通算27回目の実施となり、2週間で完了する。陸上イベントはなく、揚陸演習もない。乗組員は演習海域到着からずっと艦内に留まり、例年のような各国人員が一緒の夕食風景も見られない。   SINKEXは一回のみで旧USSダーハム(チャールストン級揚陸貨物輸送艦)を実弾射撃で処分する。「各国部隊には運用技術を磨き、装備品への自信を強めるまたとない機会となる」とコン中将は記者団に文書で説明している。期間短縮で恒例の技術展示はなく、自由競技会も開催されない。後者は各国指揮官に多国籍部隊として課題を与えるものだ。   ただし、中国との領土問題に多数国が直面する中で最大限の参加国が集うことに意義があると

今回もリムパック演習にスパイ艦を派遣した中国

中国の身勝手な主張が次第に追い詰められていく展開になりそうです。既存秩序を乱そうとする新興勢力がどこまでなら許されるのか、どの段階で既存勢力の枠内に組み込まれるのでしょうか。習近平の中国は秩序破壊を公然と発言していますのでこのままでは米主導の体制との衝突は必至です。先ごろ台湾海峡を久しぶりに米駆逐艦が通行しましたが、中国は今のところ冷静なようです。今後、お互いに探り合いのような状況になるのでしょうか。広大な太平洋をめぐりパワーゲームが続きそうですね。では日本はどうするべきでしょうか。 Navy: Chinese Spy Ship Monitoring RIMPAC Exercise, Again 中国スパイ艦がリムパック演習を今回も監視中 By: Sam LaGrone July 13, 2018 2:52 PM • Updated: July 14, 2018 6:00 PM https://news.usni.org/2018/07/13/navy-chinese-spy-ship-monitoring-rimpac-exercise 中国AGI所属の東調級情報収集艦天王星Tianwangxing (853). 撮影時期不詳 中 国の情報収集艦一隻がハワイ沖合で米国主導のリムパック演習を監視中と米海軍関係者が13日金曜日にUSNI Newsに確認してくれた。 人民解放軍海軍(PLAN)の補助情報総局(AGI)所属の同艦はハワイ沖合の排他的経済水域(EEZ)で7月11日から活動中と米太平洋艦隊報道官チャーリー・ブラウン大佐がUSNI Newsに同日伝えている。 「同艦は米領海外に留まりリムパック演習の妨害はしないと予測している」「機密情報保護に考えられる対策すべてをとっている。同艦による演習への影響は出ていない」(ブラウン大佐) 同艦の存在を真っ先に伝えたのは木曜日のホノルル・スター-アドヴァタイザー紙だった。 「演習不参加国の艦船がいて演習が妨害されたらとても残念だ」とチリ海軍パブロ・ニーマン准将が同紙に語っていた。「船乗りたるものすべてプロとして行動してもらいたいものであり、こちらは今取り掛かっている仕事に専念し協調精神を育み演習の目的を達成したい」 オーストラリア報道ではオーストラリア海軍艦船

米海軍:中国は次回リムパックも招へい対象

中国が来年どうなっているかもわかりませんが、招へいには素直に応じるでしょう。ただし、その際は前回、海上自衛隊にあからさまな無礼を働いたことを再発させないようシーマンシップを発揮してもらいたいものです。それができなければやはり中国は異質な存在のままになるでしょう。 China among invitees to major US exercise  米大規模海軍演習に中国も招へい対象   By: Christopher P. Cavas, May 29, 2017 (Photo Credit: MC3 David Cox/U.S. Navy) http://www.defensenews.com/articles/chinese-among-invitees-to-major-us-exercise WASHINGTON — 米国が来年主催する環太平洋合同演習(リムパック)に中国が再度招へいされると米海軍が5月29日認めた。 「リムパック2016の参加26カ国はすべてリムパック2018に招かれる」と米第三艦隊(サンディエゴ)の広報官ライアン・ぺリー中佐は述べている。 ペンタゴンは6月にサンディエゴで開かれる準備会合に中国も招くとライアン中佐は確認し、議会が定めた軍組織間、海軍間の中国との付き合い方のガイドラインを遵守していると述べている。準備会合はその後も二回予定され、中国招へいは都度承認が必要になるとライアン中佐は付け加えた。 リムパックは隔年開催の世界最大の海軍演習の触れ込みでハワイ真珠湾を中心に展開される。米太平洋艦隊が主催し第三艦隊がホストとなり会期は数週間にわたり、海上での各種シナリオ演習の前に社交、競技イベントもある。 2016年に参加したのはオーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、コロンビア、デンマーク、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェイ、中国、ペルー、韓国、フィリピン、シンガポール、タイ、トンガ、英国の各国が米国に加わっている。第三艦隊によれば水上艦45隻、潜水艦5隻、航空機200、25千名が参加した。 中国が招へいに応じれば2018年は中国人民解放軍海軍(PLAN)がリムパックに三回連続参加することにな

★★リムパックで中国が海上自衛隊を慣例に反し冷遇していた

人民解放軍は党の軍であり国軍ではありません。政治的に思考行動する組織だとまた証明されましたね。 うーん、この報道も国内には見当たりませんね。シーマンシップという常識は中国にはないのか、解放軍自体に問題があるのか、中国人の思考自体に問題がありそうですね。にしても日本が叩きやすい相手と見られているのは心外ですね。大中国に小日本ですか。海のプロの世界では例外と思っていたのですが、建前でしか行動できないのが中国海軍だとするとこれからのつきあい方も考えたほうがいいと思いつつ、日本は国としての矜持、徳性を維持すべきでしょう。皆さんはどうお思いですか。 Chinese RIMPAC Delegation Snubs Japanese Sailors By: Sam LaGrone July 25, 2016 6:28 PM https://news.usni.org/2016/07/25/rimpac_china_japan_snub#more-20851 日付変更線通過を祝う逐艦 西安 艦上の中国海軍隊員。同艦はリムパック2016に 参加 。 Xinhua Photo リムオブザ・パシフィック演習に参加中の中国海軍が艦内視察を海上自衛隊に拒否したうえ、艦上レセプションには嫌々ながら海自関係者を招待したことをUSNI Newsが把握した。 複数筋によると参加各国が停泊中にレセプションが催す中、7月2日の日本主催レセプションを中国が欠席した。さらにPLANは当初は海自代表を自国レセプションに招待せず、米側から公表され慌てて招待した。 米太平洋艦隊司令官スコット・スイフト大将と第三艦隊司令官ノラ・タイソン中将は各国が共同作業に加わることがリムパック成功の鍵と強調しており、両提督は7月5日の演習初日の訓示でもこの点に触れている。 スコット・スイフト太平洋艦隊司令官が報道陣にパールハーバー共用基地で答えている。2016年7月5日。 US Navy Photo 海上自衛隊の隊員が中国艦の公開日に視察しようとしたがPLANに拒否されたとUSNI Newsは複数筋から把握した。 中国は初めて招聘されたリムパック2014を知る関係者は前回はレセプションや公開日で立ち入り制限は一切なかったとUSNI New

リムパックにロシアスパイ艦がまとわりつく。中国は今のところ動きなし。

 Russian Spy Ship Now Off Hawaii, U.S. Navy Protecting ‘Critical Information’ By: Sam LaGrone July 6, 2016 2:42 PM • Updated: July 6, 2016 6:16 PM https://news.usni.org/2016/07/06/russian-spy-ship-now-off-hawaii-u-s-navy-protecting-critical-information ロシアスパイ艦プリバルティカ(SSV-80) 撮影日時不詳。複数筋から同艦がハワイ沖に展開中であると判明した。 ハワイ沖合にロシアのスパイ艦一隻が到着しており 、 Rim of the Pacific 2016演習を監視する動きを示している 。 ロシア海軍バルザム級「汎用情報収集艦がハワイ沖公海に最近到着し、リムパック演習の開始を待っている」と太平洋艦隊広報官クリント・ラムズデン大尉がUSNI Newsに今週述べた。「同艦がいても演習実施には影響なく、当方はすべての対策で機微情報を守っている」 冷戦時にロシアスパイ艦が米沿岸沖合で演習の通信傍受をすることはよくあったが、最近までロシアは監視活動が低迷していた。 「以前はスパイ艦が定期的に出動しこちらも洋上で遭遇することがありましたが、きわめて安全かつプロ意識豊富に動いているのがわかりましたよ。通信傍受が主な任務だったようです」とブライアン・クラーク(戦略予算評価センターで海軍関係研究員)は海軍作戦部長付補佐官当時を回顧している。 2014年にロシアがクリミア地方をウクライナから奪ったことを受けロシア海軍の活動が冷戦終結後では見られなかった活発さを取り戻した。 リムパックには25カ国50隻、航空機200機、人員25千名が参加することからロシアが傍受にいそしむのは理解できるとクラークは述べた。「異様な感じがするのはしばらくあちらが活動していなかったからです」 米海軍は同艦の詳細情報を明らかにしなかったが、USNI Newsの求めに応じた専門家は同艦はプロジェクト1826バルザム級のプリバルティカ(SSV-80)でロシア太平洋艦隊所属で母港はウラジオストックと推察