百里基地を離陸するアグレッサー部隊所属のF-15DJ。July 2019. (Photo by Mike Yeo/staff) (メディア関係者の皆様へ。F15ではなくF-15と正確に情報を伝えていただくようお願いします) 日 本が運用中のライセンス製造 三菱 F-15Jイーグル迎撃機のうち合計68機が性能改修作業の対象と日本が確認した。改修内容はレーダー、電子戦、兵装搭載機能、スタンドオフ兵装運用が中心。 防衛装備庁ALTAが2月公表した資料ではF-15を2045年まで供用可能とする改修作業の経費見積は6,465億円(56.2億ドル)とある。防衛省は改修対象68機は単座型で数次に渡る改修MSIPを受けてきた機体だとDefense Newsに確認した。 ただし、同じMSIPを受けた残りの34機のF-15Jと-DJ型機の取扱いは未定で、防衛省は「内部検討中」とDefense Newsに述べた。また、改修後に ロッキード・マーティン AGM-158共用空対地スタンドオフミサイルJASSMが運用可能となるとも防衛省は認めた。日本国内報道では長距離対艦ミサイルLRASMは経費増のため非対象になったとある。 MSIP改修を受けなかった99機のF-15は対象とならず、順次ロッキード・マーティンF-35共用打撃戦闘機に交代する。 防衛装備庁資料では作業は国内で行うと強調するが、装備品の一部は海外軍事販売制度FMSで調達する。 2019年10月に国務省が承認したF-15改修リストがこのFMS調達分に相当し、その時点では「最大98機」を改修対象とあった。 リストには レイセオン AN/APG-82(V)1アクティブ電子スキャンアレイレーダー、 BAEシステムズ ALQ-239デジタル電子戦装備(DEWS)、新型ミッションコンピュータ、通信装備が列挙されていた。 ボーイング には2021年12月に471百万ドル契約が交付されており、各種システム統合で設計開発、試験、訓練用装備4基含むF-15性能改修をFMSで行う。■ Japan confirms details of F-15J upgrade program worth $5.6 billion By Mike Yeo Feb 18, 04:00 AM https://www.def
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