スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(ツボレフTu-95)が付いた投稿を表示しています

Tu-95発射の新型巡航ミサイルでシリア国内ISIS拠点を攻撃したロシア

弔い合戦のつもりなのでしょうか、その中でも米国へ責を求めるところに外国人嫌いのロシア人気質がうかがえますね。10メートル以内の精度というのはGPSを使っている証拠でしょう。かつてのスペイン内戦と同様にロシアは各種兵器を投入して実用的な用兵案を蓄積しようとしているようですね。 Russian Tu-95 “Bear” Bombers Hit Daesh Terrorist Camps With KH-101 Cruise Missiles In Long Range Strike ロシアのTu-95ベア爆撃機がISIS拠点をKH-101巡航ミサイルで長距離攻撃 Cruise Missile Attack from Russia Avenges Lieutenant General Valery Asapov Death. 巡航ミサイル攻撃はロシアのバレリ・アサポフ中将 Lieutenant General Valery Asapov の死亡への報復だ。   By Tom DemerlySep 27 2017 - https://theaviationist.com/2017/09/27/russian-tu-95-bear-bombers-hit-daesh-terrorist-camps-with-kh-101-cruise-missile-in-long-range-strike/ ロシアのツボレフTu-95ベア爆撃機編隊が巡航ミサイルでISISタクフィリ戦闘員が支配する拠点をシリアのデルアルズールDeir al-ZourおよびイドリブIdlib の二地点を対象に2017年9月26日に攻撃した。 今回の攻撃はロシア軍司令官ヴァレリー・アサポフ中将の死亡に対する報復攻撃の性格が強い。同中将は第五赤旗陸軍の指揮官だったといわれる。シリアへ展開し上級軍事顧問として活躍していたが、ISISの迫撃砲攻撃で先週末にダイルアルザワルDayr al-Zawrで戦死している。死亡地点はダマスカスより450キロ北東の地点で、ロシアのブログでは米国の介入に責任の一部を求めており、情報が漏えいしたことが中将の死につながったと非難している。 長距離巡航ミサイル攻撃を実施したのはロシア空軍のTu-95MS「ベアH」または「MSM」型で第184

歴史残る機体12 ツボレフTu-95ベア

The Tu-95 Bear: The 60-Year-Old Russian Bomber America Still Chases All Over the World Tu-95ベアは60年にわたりロシアが世界各地で運用する爆撃機   Sebastien Roblin June 11, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/the-tu-95-bear-the-60-year-old-russian-bomber-america-still-21109?page=show 巨大なツボレフTu-95「ベア」ほど特徴のある機体は少ない。四発の同機はロシアが戦略爆撃機や海上哨戒機として供用中で、一角獣のような長い燃料補給管が特徴的でまるで太古の怪物のように見えるが事実第二次大戦直後に現れた機体なのだ。 だが外観に惑わされてはいけない。登場以後60年ほどが経つTu-95は今でも供用中でこれだけのペイロードを有する機体がこれだけ長く長距離を飛行している例は少ない。Tu-95はロシアのB-52と言ってもよいが、ヨーロッパ、アジア、北米の各地で防空体制を試すことが多く、海洋上空の飛行も多い。 冷戦時の核爆撃機 ベアが生まれた背景には第二次大戦後にソ連が米国に対抗して自前の戦略爆撃機部隊の整備を急いだことがある。ソ連は1950年に四発爆撃機で5千マイル飛行させ米国内の目標地点を爆弾12トンで攻撃する構想をまとめた。 当時のジェットエンジンは大量の燃料を短時間で燃やしていた。そこでアンドレイ・ツポレフ設計局はNK-12ターボプロップエンジン四発に二重反転プロペラの搭載を想定した。 NK-12エンジンにプロペラ二つが取り付けれれ、それぞれ逆回転させてトルクを打ち消しながら高速力を引き出す。二重反転プロペラは効率こそ高いが製造整備は大変で、信じられないほどの騒音を出し、広く普及していない。Tu-95のエンジン音は潜水艦やジェット機から探知されたという。 ただしTu-95のエンジンは効果を発揮している。時速500マイルと世界最速のプロペラ機だ。プロペラは直径18フィートで先端部は音速をわずかに上回る速度で回転する。またベアはプロペラ機ながら