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★デンマークがF-35A導入決定>心配なカナダの動向

読者の皆様はすでにお気づきと思いますが、米空軍海軍ともに次世代の戦闘機構想作りを始めており、(空軍はF-22再生産という足かせが発生しない限り) 各軍とも新型機材導入の予算確保のためF-35の大量導入は見直しになる可能性があります。購入機数が削減されればメーカー側はさらに機体単価を引き上げ、量産効果があるとはいっても今後の上昇は避けられないと見ます。そのしわよせが海外各国に向かいますが、各国とも調達規模を縮小することで対応するでしょう。そうなると近未来の西側各国の空軍兵力は縮小に向かうのではないでしょうか。ロシア、中国が旧式を大半としつつ大量の機材を運用する中で西側各国は今後数十年不自由な運用を迫られてしまいます。これがF-35がもたらすネガティブな影響と見ますがいかがでしょうか。 Denmark F-35 Buy Goes Official Aaron Mehta , Defense News 11:51 a.m. EDT June 9, 2016 http://www.defensenews.com/story/defense/air-space/strike/2016/06/09/denmark-f35-buy-official-lockheed-terma-joint-strike-fighter/85640718/ (Photo: Lockheed Martin) WASHINGTON — デンマークはF-16後継機にF-35A共用打撃戦闘機の導入を正式に決定した。27機を調達する。 これで遅れていた同国の戦闘機更新が前に進む。経済不況でデンマークは決定を先送りしていた。ただし当初の48機から調達規模は縮小している。 決定は予測通りとなった。5月にF-35Aの27機調達を総額200億デンマーク・クローネ(30億ドル)で進める提言が出ていた。だが競合他社は価格問題でF-35導入がとん挫すると期待していた。 DEFENSE NEWS Danish Government Recommends Buying 27 F-35s この結果、ロッキード・マーティンはユーロファイター・タイフーンおよびボーイングF/A-18スーパーホーネットに競り勝ったことになる。なお、デンマークはF-35事業の産業基盤