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PAK-FAの運用は2015年開始か

T-50(左)とF-22 PAK-FA Will Be Operational In 2015: Executive aviationweek.com Jul 21, 2010            スホーイT-50PAK-FA戦闘機の実戦部隊配備は2015年から開始となると同社はファーンボロ航空ショーで明らかにした。西側ではこれまでの例と比較して同機開発のテンポを懐疑的に見る向きもある。 「これまでの知見の蓄積があるし、準備状況の進捗と解決方法の選択があってこそ可能です。新型エンジンを待たずに、既存エンジンを改良しますし、総合すれば達成は可能です」(同社幹部ミハイル・ポゴシヤン) 「過去10年間に当社は合計4機種の機体を開発しました。Su-30MKI、Su-34,Su-35およびT-50ですが、海外メーカーでこれだけの実績がある会社はないでしょう」 また、T-50の本格生産が始まってもSu-35の生産も2020年までは平行して維持されるという。レーダー探知距離が400Kmと長い同機の有用性がその理由だ。 ポ ゴシヤンは同時に西側報道で中国・パキスタン共同開発のFC-1/F-17戦闘機用のRD-93エンジンの輸出をロシアが禁止したことにもコメントしてい る。この禁輸は中国がSu-27を不正コピーしたJ-11を生産していることへの対応策とされる。「エンジンの引渡しには反対というわけではないが、本件 は二国間合意により決めるべき問題だ。軍事技術協力は長期間の戦略的なプロセスであり、両者が合意内容を遵守する必要があるし、一方がそれを守らないと秩 序が失われます。」■

スホーイT-50飛行テスト状況をプーチン首相が視察

Sukhoi T-50 Prototype Demonstrated For Putin                     aviationweek.com Jun 29, 2010 ロシア初の「低視認性」航空機をウラジミール・ プーチン首相が視察した。モスクワ郊外のジューコフスキー飛行テストセンターでスホーイの試作機T-50のコックピットまで同首相は乗り込んだ。 T-50はロシア空軍のPAK FA開発計画に より開発中の多用途戦闘機でSu-27フランカーの後継機種となる。1月29日初飛行以来、米側関係者によると同機のこれまでの飛行回数は16回。初期段 階の開発は2012年に完了の予定。 スホーイの予測では全世界で今後40年の市場規 模は1,000機程度。プーチン首相によると同機の価格はF-22の三分の一。また、米議会により海外販売が禁止されたF-22と違ってスホーイは最初か ら輸出を念頭に設計されている。 インドは同機開発にすでに「参加」しており、複 座型に関心を示している。 T-50試作一号機はレーダーを搭載していないと推測されるが、機種と後尾に合計2基の固定アク ティブ電子スキャンアレイレーダーを搭載し、前後各120度の探査範囲を確保する設計だ。 搭載エンジンはNPOサターン117S二基で、 これはフランカー各型で採用されたAL-31Fエンジンを改良したものだ。■ ● 同機の行方には注視が必要です。いわばチープな ステルス機として今後多くの新興国が採用すれば、西側にとって厄介な存在になりかねませんし、F-22/F-35 の配備数は少数にとどまり、数では優位性が確保できる可能性が少ないためです。

ロシア第五世代戦闘機が初飛行に成功

Sukhoi's PAK FA fighter completes first flight  29/01/10,Flightglobal.com スホーイの第五世代戦闘機プロトタイプPAK FAが本日午前47分間の初飛行に成功した。 テスト飛行はコムソモリスクで行われ、テストパイロットはセルゲイ・ボグダンで、スホーイによると「大変良い結果」だったという。 「飛行中に同機の操作性、エンジン性能、主要システムの作動状況の初期評価を行いました。」(ボグダン) 飛行中に同機の降着装置の格納、引き下げが実施された。 PAK FAのエンジンはNPOサターン「117型」が二基でスホーイSu-35とSu-27Mに搭載の117Sエンジンの改良型だ。機内の統合飛行制御システムでエンジン他機内の主要システムを制御する。  スホーイによると同機には複合材料が使われている他、より進んだ空力学技術によりエンジンの排気特徴を減らしておリ、「前例のない小さな レーダー断面積を実現し」ているという。その他、より進んだフェイズドアレイレーダーを搭載している。昨年のモスクワMAKSエアショーにおいてティコミ ロフNIIPが同機用に開発したアクティブ電子スキャンアレイレーダーを展示していた。 PAK FAに第四世代戦闘機部隊を加え、ロシア空軍は次の10年間の対応力を備えることになる。 PAK FAの飛行試験は2012年まで続き、その後ロシア空軍は同プロジェクトの成否を決定する。同機の量産型はT-50と呼称される見込み。 あるいは同機の設計を元にロシア・インド共同開発の第五世代戦闘機に発展する可能性がある。