次世代SSBNコロンビア級の建造中の姿が公表された
New Look at America’s Next Ballistic Missile Submarine
Naval News
2026年10月6日公開
イーサン・ゴスロー

将来の「USS ディストリクト・オブ・コロンビア」の完成した艦首部。屋内で撮影されたのはこれが初めて。写真はアシュリー・コーウェンのLinkedInより。
将来の弾道ミサイル潜水艦「USSディストリクト・オブ・コロンビア」(SSBN-826)の新たな写真が、アシュリー・コーウェン(ニューポート・ニューズ造船所の主任写真家)のLinkedInページを通じ公開された。
写真は、建造中の艦首部と艦尾部の新たな姿を捉えており、艦尾部には推進システムとX字型の尾部制御翼が搭載される。両セクションは、コネチカット州グロトンにあるジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートの潜水艦造船所内にある「サウス・ヤード組立棟」か、あるいは別の大型建造ホール内に設置されているように見える。
Naval Newsは、2026年1月にコロンビア級SSBNの整備を目的とした「アトラス」乾ドックの到着について以前報じた。部品や潜水艦のセクション全体、そして支援インフラの継続的な搬入は、2029年初頭頃のSSBN-826の引き渡しに先立ち、建造プロセスが急速に進展し続けていることを示唆している。
コロンビア級SSBNは、引き続き海軍の最優先事項の一つで、同級への投資も継続している。今後5会計年にわたり、同級の次の5隻(4~8番艦)が年1隻のペースで調達され、ミサイル潜水艦に総額620億ドルが投じられる。
コロンビア級とは

2026年4月10日、コネチカット州グロトンにあるジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートを海軍作戦部長ダリル・コードル提督が視察した。背景にはSSBN-826の艦尾が見える。(米海軍写真)
コロンビア級弾道ミサイル潜水艦は、老朽化したオハイオ級弾道ミサイル潜水艦に代わる米海軍の新型潜水艦で、2040年代初頭までに全艦が退役するまで段階的に運用から外されていくオハイオ級に代わり、米国の核三本柱で海洋戦力部分の継続性を担う。
コロンビア級は、オハイオ級の就役から50年間に培われた質的向上を特徴としており、静粛性と推進技術の飛躍的進歩(制御面への電子制御を含む)、新しいソナーアレイやその他センサーのアップグレード、そしてコロンビア級の大型化で確保された追加スペースなどが挙げられる。コロンビア級はサイズが大きくなったにもかかわらず、搭載するトライデントミサイルの数はオハイオ級の24発から16発に減少し、増えたトン数の活用法については結論が出ていない。
コロンビア級建造にはモジュール式工法が採用され、コネチカット州グロトンにあるジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートでの最終組立に先立ち、別々の企業が潜水艦のモジュールを個別製造することが可能となっている。各区画を合計すると、4基のUGM-133 トライデントII D5LE(寿命延長型)潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載する4つのミサイル区画を含め、コロンビア級の総排水量は2万トンをわずかに超えることになる。
現在の計画では、海軍は計12隻のコロンビア級弾道ミサイル潜水艦の資金調達と建造を行う予定であり、コロンビアが2029年に就役し、同級最後の1隻は2041年から2042年にかけて就役する見込みだ。コロンビア級は少なくとも2080年代まで就役し、前世代の潜水艦の総就役期間に匹敵するか、それを上回る可能性が高い。■
イーサン・ゴスロー
イーサン・ゴスローは、アメリカン大学で国際関係を専攻する学部生である。現在はワシントンD.C.を拠点とするフリーランスのライターでもあり、米国の海軍開発に関心を持っている。
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