
クレジット:エッジウィング
カナダのGCAP参加がいよいよ現実となる
Canada Poised For GCAP Link
https://aviationweek.com/defense/aircraft-propulsion/canada-poised-gcap-link
ロンドン発—英国・イタリア・日本による「グローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)」へのカナダの参加が目前に迫ってきた。
詳しい複数関係者によると、この提携は来週開催されるファーンボロー国際航空ショーで締結される見通しだ。署名式は、政治スケジュールなどの理由により、延期される可能性がある。
オタワは当初は完全なパートナーシップではなくオブザーバーとしての地位となる見込みだ。サウジアラビアも、「フューチャー・コンバット・エア・パートナーシップ(FCAP)」と呼ばれていたイニシアチブを通じて同プラットフォームへの関心を示しているが、GCAPの中核参加国以外で、この次世代戦闘機の取得に正式に関心を示したのはカナダが初となる。
GCAPへの参加は、現在米国の戦闘機を運用しているカナダにとって、従来路線からの転換を意味する。オタワ政府は、米国政府との地政学的な問題を背景に、ロッキード・マーティンF-35を補完するため、短期的な戦闘機需要に対応する手段としてサーブグリペンの購入を検討してきた。
GCAPは、イタリアと英国が運用するユーロファイター「タイフーン」、および日本が運用する三菱F-2に代わるものとして構想されているが、大型で航続距離が長く、低可視性を備えた多用途プラットフォームとなる見込みだ。3カ国は、2030年代後半に同機を就役させることを目指している。■
ロンドンを拠点とするトニーは、欧州の防衛プログラムを担当している。2012年11月に『エイビエーション・ウィーク』に入社する前は、シェパード・メディア・グループに所属し、『Rotorhub』誌および『Defence Helicopter』誌の副編集長を務めていた。
ロバート・ウォールは、防衛・宇宙部門の編集長である。ロンドンを拠点とし、米国、欧州、アジア太平洋地域に広がる軍事・宇宙ジャーナリストのチームを統括している。