スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(JL-10)が付いた投稿を表示しています

次世代ジェット練習機需要を狙うのはこの4機種。ただし、戦闘機の縮小と練習方式の変化で練習機需要も縮みそうだ。

    Credit: Clockwise, from top left: Boeing, AVIC, Italian Air Force, United Aircraft Corp.   世 界のジェット高等練習機でこれまで中心だった機種は次の三つだ。ノ ースロップ F-5/T-38、B AEシステムズ のホーク、 エアロヴォドホディ のL-39/59/159である。T-38は1960年代、ホークとL-39は1970年代に初登場した機体だが、この三機種で世界各地で稼働中の練習機3,165機の過半数を占める。   しかし、次世代練習機への交代が2020年代に加速化する。   このうちT-38の前途が危いのは明らかで、米空軍は ボーイング T-7への機種転換を進めている。L-39もロシア空軍で ヤコブレフ Yak-130の受領を進める中で主要ユーザーを失いつつあるとはいえ、L-39NGという最新型の生産は続いており、姿を消すことは当面はないようだ。   ホークでは納入も続いており、2020年代前半での用途廃止機体は少なく、ゆっくりと姿を消している。ただ米海軍が使用中の同型機で後継機種を検討中で、2030年に至る前に機数が急減しそうだ。   次世代機がこうした変化を好機ととらえ、T-7、 レオナード M-346、 ホンドゥ 洪都 JL-10、Yak-130が控える。現在の受注状況をながめると2030年にはこの四機種が2020年末から700機近く増える。   Aviation Week Networkでは今後10年でさらに298機の練習機需要があるとみており、どの機種が受注を伸ばすかが注目される。   とはいえ、戦闘機部隊が縮小する中で、無人機装備が従来の戦闘機任務に進出し、合成訓練方式(シミュレーション訓練)が現実のものになっており、練習機需要そのものも縮小していくとの予測がある。次世代練習機各型が更新需要を狙う中で、この分野での各社競争がし烈になりそうだ。■ この記事は以下を再構成し人力翻訳でお送りしています。市況価格より2-3割安い翻訳をご入用の方は aviationbusiness2021@gmail までご連絡ください。   Which Military Training Aircraft Will Dominate The Future? Craig Caff