USAF グリペンの「運用評価」を希望したウクライナは同機取得に関心ありとスウェーデンが見ている ス ウェーデン政府はこのたび、ウクライナのパイロットと地上職員にJAS-39グリペン戦闘機の運用・保守の訓練を提供すると正式発表した。ウクライナが同型機の「運用評価」を希望していることに対応するもので、ウクライナが同型機の取得に関心があることを示唆している。 スウェーデンの最高行政機関であるRegeringskanslietは、本日未明、ウクライナへの新たな軍事援助に関するプレスリリースで、グリペン訓練計画について詳述した。ウクライナ当局は、近代的な西側戦闘機の保有を強く望んでいる。これまでは、主に米国製F-16バイパー戦闘機の調達に集中していたが、他機種も積極的に検討中だ。 イギリスで開催されたRIAT 2016の航空ショーに登場したスウェーデンのグリペンC戦闘機2機ペア。Airwolfhound via Wikimedia(エアウルフハウンド・ヴィア・ウィキメディア) 「JAS-39グリペンに関するウクライナのパイロットと関連要員向けのオリエンテーション訓練を任務としています」。リリースの機械翻訳でこのように書かれている。「ウクライナ軍からは、近代的な戦闘機システムによるウクライナ防空の強化が最も緊急な対策であるため、JAS-39を運用評価したいという要望が表明されている」。 また、スウェーデン政府は今回、追加の武器システムやその他の資材を購入する資金として、イギリスの基金であるInternational Fund for UkraineとNATO Ukraine Comprehensive Assistance Package Trust Fundに数百万ドルを拠出すると約束した。 さらに、スウェーデン軍は、ポーランド、ルーマニア、スロバキアを拠点に、すでにウクライナに送っているシステムを支援するロジスティクス・ネットワークの構築を支援する。このネットワークは、ウクライナ軍がRBS 70人乗り防空システム(MANPADS)、CV90歩兵戦闘車(スウェーデンではStridsfordon 90)、Leopard 2戦車(スウェーデンではStridsvagn 122)、Archer自走155mm榴弾砲を維持するため使われる。ウクライナに送られたスウェー...
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。