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中国のH-6爆撃機の下に吊るされた黒い謎の機体の正体を推理する

  Chinese Internet. 中国のH-6爆撃機が大きな謎のペイロードを積んでいる写真が出てきた H-6にぶら下がるのはWZ-8ロケット・ドローンと別の可能性がある 中 国のH-6爆撃機の胴体の下に、暗色の大型飛翔体のようなものが搭載されている画像が出てきた。この物体はH-6から空中発射されるようだ。その大まかな形と大きさは、他の既知の運用中またはテスト中の中国の空中発射システムで一致するものがなく、正体は謎のままである。 問題のH-6の写真は、中国のソーシャル・ネットワーク「微博(ウェイボー)」に掲載され、先週金曜日にネット上で広く出回り始めた。画像には、操作されたり捏造されたりした明白な兆候は見られず、非常に現実的な可能性であることを念頭に置く必要がある。 画像はすぐに、WZ-8を搭載したH-6が初めて目撃された可能性があるとして注目を集めた。しかし、これは明らかに事実ではない。 WZ-8が初めて公に姿を現したのは2019年で、中華人民共和国建国70周年を記念する北京市内でのパレードだった。同年の後半に同無人機が限定されているとはいえ実際に運用されていた証拠が出てきた。 WZ-8s on parade in Beijing in 2019. Chinese Internet 2019年以降、米軍はH-6M巡航ミサイル空母機の亜種(H-6MWと呼ばれることもある)がWZ-8の発射プラットフォーム1つだと評価している。 また、H-6KをベースにしたH-6Nの空中発射型「マザーシップ」型もあり、各種の空中発射弾道ミサイルや新型極超音速ミサイルを搭載していることが確認されている。H-6NとH-6MWの主な違いは、前者が大型ペイロードを搭載するために主胴体の下に半凹型のエリアを持つのに対し、後者は胴体の下に直接を搭載する点である。H-6Nはまた、H-6Kに見られるような機内給油プローブを持ち、それ以外はH-6Kと同じフロント・エンドを共有している。H-6Mは、H-6の初期バージョンと、その派生型であるソ連のTu-16バジャーに見られるガラス張り機首を持っている。H-6MWとH-6Nが搭載できる機体には重複する可能性がある。 すでに指摘したように、H-6の新しい写真に写っているのは、大型のペイロードWZ-8ではない。中国の航空宇宙専門家であり、The Wa...

PLAAF基地に現れた大型格納庫含む施設はH-20の運用施設で先行建設したもの?核兵器運用用?それとも?衛星画像の威力で中国の軍事不透明性に光をあてよう。

  PHOTO © 2021 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION   衛 星画像から中国東部にある人民解放軍空軍(PLAAF)の爆撃機基地で大規模格納庫及び支援施設が建設されたことがわかった。設置場所は基地のほかの部分から離れた場所にあり、高度保安体制が敷かれている。同基地には第30航空連隊が駐留しており、WZ-8大型高速高高度無人機を運用する。同無人機はH-6Nミサイル母機から空中発射するスパイ機だ。施設はH-20ステルス爆撃機の登場が近づくとの噂が流れる中で建設された。   The War Zone は Planet Labs より画像を入手した。Google Earth も活用した。場所は江蘇省南京から北方30マイルの六合Luhe-Ma'an航空基地で、建設は2017年ごろに始まった。格納庫は縦横265フィートx245フィートの大きさで全高が極めて大きく、側面に窓が三段にわたり配置されている。   PHOTO © 2021 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION 衛星画像で大型格納庫と合わせ付属施設、周囲の警備状況がPLAAF六合基地に追加建設されているのがわかる。2020年5月24日撮影。   GOOGLE EARTH 六合基地で建設が始まった。2017年撮影。   GOOGLE EARTH 2018年の同じ地点で施設が追加されているのがわかる。   エプロンは315千平方フィートの広さがあり、上左部分にはエンジン試運転場と思われる部分もあり、これ自体が172フィートの奥行きがある。エプロンに接しさらに格納庫を増設する場所が確保されている。 GOOGLE EARTH 六合基地の追加施設の衛星画像ではエンジン試運転場らしきものがエプロン上左に追加されており、その周辺も格納庫追加用の敷地になっているようだ。   他の建屋は管理棟あるいは生活寮あるいはその双方かもしれない。すべて隔離区域にある。周囲は防備を強固にしており、フェンスを全周においき、監視塔や照明が北側に配置されている。誘導路や基地の主滑走路に通じる部分にも...

中国の新型無人ISR機材 WZ-8 は台湾、日本をカバー

Images suggest WZ-8 UAV in service with China’s Eastern Theatre Command Andreas Rupprecht, Mainz - Jane's Defence Weekly 04 October 2019 https://www.janes.com/article/91701/images-suggest-wz-8-uav-in-service-with-china-s-eastern-theatre-command 10月1日北京の軍事パレードでWZ-8UAV2機の機体番号は抹消あるいは隠されていた。Source: Greg Baker/AFP/Getty Images 1 0月1日の軍事パレードに登場したWZ-8高高度高速偵察無人機(UAV)が人民解放軍空軍(PLAAF)の第30航空連隊に編入され、江蘇省首都の南京近郊の 六合航空基地に配備されていると示す写真がある。 画像は中国国営メディアが10月1日の北京パレードの予行演習で公開したもので三角形主翼のUAVに21311、21312の番号がついている。 番号が5桁で21x1xの配列はH-6M戦略爆撃機とともに東方戦域司令部の隷下にあることを示す。同司令部は台湾、日本を担当する。 ただし、10月1日のパレードでは機体番号は消去あるいは覆いをつけ判読できないようになっていた。 WZ-8はエンジン双発構造だが空気取り入れ口が見当たらず空気吸い込み式ではないようだ。機体上部の構造からは母機が運び、その場合はH-6の可能性が高く、通常型の降着装置がついている。 H-6Nの機体下部は改修されており空中発射式弾道ミサイルの運搬用との観測があった。ただし、そうではなくWZ-8搭載用途見るべきだろう。ただし、確認のための情報はまだない。■