A Boeing KC-46A Pegasus takes off at Yokota Air Base, Japan, Oct. 25, 2018, during a system evaluation. (U.S. Air Force photo by Yasuo Osakabe)
国防総省はボーイングに対し、KC-46Aペガサス・タンカー15機とP-8Aポセイドン海上偵察機7機という、総額40億ドル以上の契約を発注した
両契約とも予想されていたことではあるが、防衛部門が前会計四半期で20億ドルの損失を計上し、全社的なレイオフに直面しているボーイングにとって朗報である。
P-8Aの契約額は16億7000万ドルで、カナダとドイツへの対外軍事販売のための非経常的なエンジニアリング業務も含まれる。これにより、契約中のP-8Aは207機となり、うち135機が米海軍向けとなる。オーストラリア、インド、イギリス、ノルウェー、ニュージーランド、韓国、ドイツ、カナダはいずれも同機を使用しており、AUKUS三国安全保障条約の要請で行われた実験で重要な役割を果たしている。
ボーイングの副社長兼P-8プログラム・マネージャーであるトリー・ピーターソンは、「P-8Aポセイドンを7機追加する16億7000万ドルの未確定契約は、強固な海上プレゼンスを維持するという米海軍のコミットメントを強化するだけでなく、海軍の作戦能力、即応性、有効性を高める安全で信頼性の高いプラットフォームを提供するというボーイングの献身を浮き彫りにするものです。当社は、我が国と同盟国の継続的な安全と安全を確保するため、追加のP-8A海上哨戒機を納入することを楽しみにしています」と述べた。
KC-46Aの契約額は23億8000万ドルで、米空軍向けに15機が追加される。 ボーイングの声明によると、この新規契約で契約機数は168機となる。現在まで同社はKC-46Aをアメリカ空軍に89機、また4機を日本に納入している。
国務省は以前、日本に最大9機のKC-46タンカーを購入することを承認した。日本がこの契約を続行すれば、現在の保有機の2倍以上となる。イスラエルも同タンカーを契約しているが、この10年間は遅延とコスト超過に悩まされている。■
Boeing inks contracts worth more than $4B for KC-46s, P-8s
The deals include seven new P-8s and 15 KC-46s.
By Justin Katz
on November 22, 2024 at 12:09 PM
https://breakingdefense.com/2024/11/boeing-inks-contracts-worth-more-than-4b-for-kc-46s-p-8s/
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。