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2週連続で英国の米軍施設上空に正体不明のドローン多数が来襲、米本土でも同様の事態が発生しているが直接の脅威でないため手出しができない(The Hill)

 

2023年7月6日木曜日、ワシントンの国防総省でのメディアブリーフィングで、発言中に一時停止する国防総省報道官のパトリック・ライダー米空軍准将。 (AP Photo/Alex Brandon)


防総省は、過去2週間にわたる一連の原因不明の目撃情報を受け、英国内の米空軍基地上空に出現したドローンを「積極的に」監視している。

 スカイ・ニュースによれば、11月20日から22日にかけて米空軍基地3箇所の上空で目撃され、月曜日夜にも目撃されたため、ドローン対策の専門家を含む約60人のイギリス軍要員が防衛のため派遣されたという。

 米国防総省のパット・ライダー報道官は火曜日、記者団に対し、ドローンが基地や人員、軍事資産に影響を及ぼしていないことを明らかにした。

 「彼らは積極的に監視されている」と彼は無人航空機(UAV)について語った。 「我々は真剣に取り組んでいる。調べ続けているが、今のところ、(それが)任務に影響を与えることはない」。

 さらに、米軍は人員、施設、装備の安全を確保するため、英国当局やミッション・パートナーと協力し続けていると付け加えたが、支援のために派遣された英国軍の規模については具体的に言及しなかった。

 在欧米軍は先週、ノーフォークのフェルトウェル空軍基地、サフォークのミルデンホール空軍基地とレーケンヒース空軍基地の上空を飛行する正体不明のドローンの群れを報告した。 月曜の声明で米軍は、ドローンの数は変動し、サイズや構成も様々だったと述べた。

 今回の事件は、2023年12月にヴァージニア州ラングレー空軍基地付近を飛行したドローンを含め、軍事施設付近でのUAP目撃や未確認のドローンの群れに対する疑問が高まる中で起こった。

 先月まで公にされなかったその一連の出来事では、正体不明の航空機の一団が、ラングレー空軍基地の上空だけでなく、海軍のSEALチーム6の本拠地と世界最大の軍港であるノーフォーク海軍基地を含む地域の上空を17日間にわたり飛行した。

 連邦法では、差し迫った脅威がない限り、米軍が国内の軍事基地付近でそのような航空機を撃墜することを禁じているため、制限空域を飛行していたにもかかわらず、無人機は撃墜されていない。

 2023年10月の別の目撃例では、5機のドローンがラスベガス郊外の核兵器実験に使われた政府施設上空を3日間飛行した。 誰が操作したのかは公表されていない。

 また、ロサンゼルスの北にあるカリフォルニア州エドワーズ空軍基地付近で、ここ数カ月に正体不明の無人機の群れが目撃されたことを、アメリカ政府当局が10月に確認している。

 英国の米軍飛行場上空で目撃された無人偵察機が、昨年の無人偵察機目撃事件と関連しているかどうか尋ねられたライダー准将は「憶測で不必要な関連性を引き出したくない」と答えた。

 ドローンが撃墜されなかった理由を問われたライダーは、米軍は人員と施設を守るために「自由に使える各種手段」を持っており、「脅威とみなされれば、常に自衛する権利を保持している」と述べた。

 しかし彼は、「不注意に2次、3次的な影響、言い換えれば、私たちが活動する地域やその周辺の民間コミュニティに危害を加える」危険は冒したくないと付け加えた。■


Unidentified drones spotted over US military sites in UK for second week

by Ellen Mitchell - 11/26/24 4:26 PM ET


https://thehill.com/policy/defense/5010963-drones-over-us-air-force-locations-uk/


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