出る出る詐欺のようなPAK FAですがさらに実戦配備が遅れそうです。ロシア航空産業の実力が低下しているのかもしれません。インドとの共同開発もこれで遅れることになるのでしょうか。
Oof — Russia’s Stealth Fighter Delayed Again
The problem is with the engines
by DAVE MAJUMDAR
スホイT-50 PAK-FAステルス戦闘機開発が再び遅延している。エンジンテストが2018年に先送りされたためだ。
- 「現時点での作業はロシア国防省との契約の枠内で実施中」と合同航空機製造会社のセルゲイ・コロトコフがTASS通信に語っている。「フライトテストは実施中だ。来年第二段階に入る」
- もともと新エンジンは2017年第四四半期にPAK-FAでフライトテストを始める予定だだった。
- 次世代エンジンのサトゥルン・イズデリエ izdeliye 30 (別名イズデリエ129)をT-50用に開発した。推力はドライで24,054ポンド、アフターバーナー付きで39,566ポンドといわれる。
- 新エンジン搭載でPAK-FAはロッキード・マーティンF-22ラプターに匹敵する運動性能を発揮すると期待されている。アフターバーナー無しで巡航速度がマッハ1.5で高度60千フィートで最高速度はマッハ2.0を超える。
- ロシアはステルスより操縦性や運動性能を重視し、エイビオニクスも充実しているようだ。
- 「目にした分析内容ではきわめて洗練された設計で米第五世代戦闘機と同等から一部では優れているとあった」と米空軍で情報部門に籍をおいていたデイヴ・デプチュラ中将は述べていた。「推力ベクター、尾翼が全面的に可動式で空力学上も優れた設計でF-35を上回る」が、アクテイブ電子スキャンアレイレーダー、赤外線センサー、電子戦装備をどこまで統合したエイビオニクスになっているか疑問だ。
- 米国の場合は数十億ドルを投じ複雑な統合エイビオニクス装備やパイロット機体間インターフェイスを作り上げ、ラプターは相当の威力のある機体に仕上がった。
- 最終的にロシアはPAK-FAでも不具合点を潰して高性能機として配備するはずだが、これから何が起こるのか、クレムリン予算で何機調達できるかも不明だ。■
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