米海兵隊のF-35C
提供:米海兵隊
米海軍が新型長距離空対空ミサイルを試験中
U.S. Navy Testing New Long-Range Air-to-Air Missile
Aviation Week
2026年8月22日
ネバダ州リノ発――米海軍は、現行のAIM-120の性能をはるかに上回り、最近公開されたAIM-174Bの性能をも凌駕する新型長距離空対空ミサイルを開発中で、飛行試験を行っている。
新型のAIM-424「マリス」Malice 空対空ミサイルは、F/A-18、F-35、およびF/A-XX向けに開発されている。このミサイルは、8月22日に当地で開催されたテールフック・シンポジウムで発表された。
この2段式ミサイルの詳細は機密扱いで、海軍は製造企業についても明らかにしなかった。画像を見る限り、サイズはAIM-174Bに似ており、AIM-120よりはるかに大きい。
AIM-424 Long Range Air-to-Air Missile (LRAAM)が AIM-120 Advanced Medium Range Air-to-Air Missile (AMRAAM) とあわせてF-35Cのウェポンベイに搭載されている
Credit: U.S. Navy
AIM-424のコンセプトは、10年以上にわたって開発が進められてきた可能性がある。2017年、ある国防高官が防衛産業会議の席上で、「長距離交戦兵器(LREW)」のコンセプトを明らかにした。プレゼンテーションのスライドには、ステルス機の内部兵器倉から発射される2段式空対空ミサイルが示されていた。
「2017会計年度の予算要求書によると、LREW構想は2年間におよぶ実証実験を成功裏に完了しており、技術は各軍種へ移行中である」。
海軍は、空母からの攻撃力の射程を拡大するよう圧力を受けている。中国は射程1,000海里を超える空対艦弾道ミサイルおよび巡航ミサイルを実戦配備しており、これに対し海軍は中国機を狙う新型ミサイル開発による対応が求められている。
この開発は、海軍と空軍がロッキード・マーティンが開発した新型のAIM-260共同戦術ミサイルの実戦配備を準備している最中に行われている。■
ブライアン・エバースタインは、ワシントンD.C.を拠点とする『エイビエーション・ウィーク』誌のペンタゴン担当編集者である。
スティーブは、ワシントンD.C.を拠点とする『エイビエーション・ウィーク・ネットワーク』で、軍用航空機、ミサイル、宇宙関連の取材を担当している。
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