2024年の海兵隊戦闘攻撃飛行隊(VMFA)542。空軍は、同飛行隊が2025年に空軍遠征航空団に配属されていた際、「ラフ・ライダー」作戦、「ミッドナイト・ハンマー」作戦、およびその他の戦闘における活躍に対し、「勇猛部隊感状」を授与した。海兵隊写真:ランス・コーポラル・マディソン・ブラックストック。
海兵隊F-35飛行隊が戦闘功労賞を空軍から受賞した理由とは
Marine F-35 squadron awarded rare Air Force combat award
VMFA-542に所属する海兵隊員たちは、昨年中東での航空作戦への参加に対し、「勇猛部隊感状(Gallant Unit Citation)」を受賞した
Task & Purpose
2026年8月23日 午後4時50分(EDT)公開
https://taskandpurpose.com/news/marine-fighter-squadron-air-force-gallant-unit-citation/
昨夏、わずか6ヶ月余りに1,000回以上の戦闘出撃した海兵隊の戦闘機飛行隊が、空軍から稀に見る感状を受けた。
8月19日付の海兵隊行政通知MARADMINによると、「タイガース」の愛称で知られる海兵隊第542戦闘攻撃飛行隊は、2025年3月15日から10月7日にかけて実施した戦闘任務に対し、空軍の「勇猛部隊感状(Gallant Unit Citation)」を授与された。これは部隊単位の感状で、当該作戦で展開していた部隊の全隊員がこの感状章を着用することが認められる。
2025年10月の第2海兵航空団のプレスリリースによると、「タイガース」は同年の米国中央軍への展開中に、1,099回の戦闘出撃を行った。第2海兵航空団の広報担当は、同飛行隊が空軍の感状を受けたことを認ねたが、航空団側も、この感状を発表した海兵隊行政通知(MARADMIN)のいずれにおいても、「勇猛部隊感状」の授与理由となった具体的な行動について言及していない。MARADMINでは、同中隊が空軍の「第378遠征航空団」の「追加参加部隊」としてこの感状を受けていることが指摘された。第378遠征航空団は、空軍の展開中の戦闘機の多くを統括する、広範囲に展開する部隊である。第378遠征航空団は、2025年10月に同航空団の指揮官引継ぎ式典において、「勇猛部隊感状」を授与された。
「タイガース」の展開期間中に実施された米軍の主要作戦には、「ミッドナイト・ハンマー」作戦や「ラフ・ライダー」作戦に加え、イスラエルを標的としたイランのドローンやミサイルに対する継続的な空中交戦が含まれていた。
ほぼ1年後の今月発行されたMARADMINは、同海兵隊飛行隊が部隊感状を受章したことを初めて公表した。
空軍部隊感状で2番目に高い栄誉
「勇猛部隊感状」は2004年に創設され、空軍人事センターの説明によると、「武装敵対勢力に対する戦闘において並外れた英雄的行為を示した、空軍の現役、予備役、および空軍州兵の部隊」を称えるものである。この感状は「大統領部隊感状」に次ぐ位階にあり、部隊版「銀星勲章」に相当する。
この感状自体の授与は、これまでごくわずかしかない。過去の受賞部隊には、第385空軍遠征群や第621緊急対応群などが挙げられ、いずれも2021年8月のカブールからの避難作戦における役割が評価されて感状を受けた。
「展開期間中、VMFA-542はCENTCOMの作戦責任区域AORにおいて、作戦上および戦略上の面で大きな影響を与えた」と、2025年10月の発表文は述べている。「同飛行隊は、海兵隊、海軍、陸軍、連合軍、パートナー諸国の部隊を支援するため、近接航空支援(CAS)、武装監視(AOW)、および防衛的対空作戦(DCA)を実施した。」
継続中のイランとの紛争において、米軍の航空要員が遂行した任務について、国防総省は口を固く閉ざしているが、公式の勲章授与やその他の公表を通じて漏れ伝わる詳細は、例外なく、激烈かつ長期にわたる戦闘作戦の様子を浮き彫りにしている。
感状の対象期間には、米軍による空中交戦事例が含まれている。2025年3月、米国はイエメンのフーシ派武装勢力に対し戦闘作戦を再開した。2ヶ月間にわたる作戦で、戦闘機部隊がイエメン全土で空爆を実施した。その後、この作戦に参加したパイロットの一部は、殊勲飛行十字章や銀星章を受章した。また、イスラエルとイランの間で勃発した「12日戦争」でも、米軍戦闘機はイランのミサイルを撃墜する迎撃任務も遂行した。さらに6月下旬には、米軍は「オペレーション・ミッドナイト・ハンマー」を実施し、B-2スピリットステルス爆撃機によるイラン核施設への空爆を軸とした大規模な空軍作戦を展開した。この春から夏にかけて、これらの作戦に参加した一部の空軍兵士に対し、殊勲飛行十字章を含む勲章が授与された。■
ニコラス・スレイトン
寄稿編集者
ニコラス・スレイトンは、『Task & Purpose』の寄稿編集者である。速報ニュースの取材に加え、歴史、難破船、そして軍による未確認異常現象(旧称:UFO)の調査について執筆してい
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