中国の英字紙ですので、中身についてとやかく言うつもりはありませんがFC-31は国内採用せず、輸出する一方でJ-20は中国専用とするのはF-22とF-35の関係と同じですね。こうした情報は内容はともかく貴重で無視できません。
J-20 stealth fighter's capabilities to be enhanced J-20ステルス戦闘機の性能はさらに伸びる
A J-20 stealth fighter is seen at a 2016 air show in Zhuhai, Guangdong province.[Photo/Provided to China Daily]
中国は最新鋭J-20ステルス戦闘機の改良改修を続け性能を向上し敵防空網突破だけではない能力も実現すると同機主任設計者が語っている。
中国航空工業(AVIC)の科学技術副部長Yang Weiは中国科学院会員でもあり、China Daily単独取材で設計陣はJ-20派生型を開発中であり、さらに後継機となる第六世代機の研究も始めると述べている。
「実現内容に自己満足するつもりはない。J-20はファミリー展開しながら情報処理や情報収集能力を強化していく。同時に次世代戦闘航空機構想を将来の要求内容を検討する」
Yangは北京で開催中の第十三回全国人民代表会議の併設行事で所見を述べている。本人も代表の一人だ。「これまでは他国の軌跡を追って軍用機を設計してきた。わが国の研究開発能力が初歩的だったためだが、いまや自力で何でも開発できる」
同設計主任はJ-20は中国最強の戦闘機で有事には一番肝心な場面に投入されると語った。
「敵防空網突破はもちろんだがその他機能もあり、今後の生産と配備で用途もかわるだろう」(Yang)
J-20は中国初の第五世代戦闘機で2011年1月に初飛行し2016年11月に機密解除された。配備機体としては世界三番目で米国のF-22ラプター、F-35ライトニングIIに次ぐ。
空軍は同機を各種演習に参加させており、視界外航空戦も想定の一つだという。
同機の重要な任務は空戦で主導権を握り僚機に道を開くことと空軍フライトテストセンター長Zhang Haoが述べる。AVICはJ-20以外にFC-31のテストも行っており、これも第五世代機として海外での採用を狙う。空軍はJ-20の輸出を認めないと明言している。■
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。