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制裁効果はここまで来ている。貴重な電力まで売却せざるを得ない北朝鮮の苦境、10月に外貨が底をつく

North Korea is so short on money it's selling its much-needed electricity to China 資金難の北朝鮮が電力まで中国に売却

North Korea portraits electricity building
平壌市内で金日成、金正日の物故指導者像に照明がされている。ED JONES/AFP/Getty Images

  • 中国は北朝鮮からの電力供給に毎月60千から100千ドルを支払っているとの報道がある
  • 北朝鮮は慢性的電力不足に苦しみ夜間は全国が暗闇に包まれる。
  • 本来必要な電力まで売却するのは制裁措置で北朝鮮の外貨準備が打撃をうけていることのあらわれだ



性的な電力不足にもかかわらず北朝鮮が中国に売電している。
2月9日始まった売買で中国は毎月60千ドルから100千ドルで中朝国境付近の水力発電所が生む電力を買うとDaily NKが伝えている。
「Sakju CountyにあるSupong水力発電所が中国の防火材料工場に電力を供給している。北は現金支払いを受けている」とDaily NKが伝えている。
輸出案件は「1月8日資金」と呼ばれ、金正恩の誕生日にちなんでいる。父の金星日も同様に外貨を稼いでいたとDaily NKが伝えている。
Daily NKによれば北朝鮮の通常の電力供給の優先順位は権力の「象徴施設」となる同国の以前の最高指導者二名の関連施設、政府将校、軍需工場で民生向けは後回しだという。
北朝鮮国民で電力供給を受けるのは三人に一人未満に過ぎないと世界銀行が推計している。衛星画像では同国ほぼ全土にわたり電灯の明かりが見当たらない。
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North Korea at night

Sakjuで発電された電力が軍需工場に優先配電されていても驚くべきことではない。つまり軍需生産も中国への売電で影響を免れないということだ。軍需工場向け電力まで融通しているのは制裁効果が深刻で外貨獲得に必死な北朝鮮の姿を見せる。制裁措置で北朝鮮は石炭、鉄鋼、食料、木材、繊維製品の輸出を禁じられ、労働力の海外提供もできず政権を支える外貨獲得が困難になっている。韓国政府は北朝鮮のハード通貨保有量は30億ドル程度で10月に底をつくと見ている。■



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