This Is Our Best View Yet Of China's Ship-Mounted Railgun Prototype中国の艦載レイルガン試作品の詳細写真を入手The experimental gun system is impressive looking to say the least. 試験砲は少なくとも外観は立派だ
BY TYLER ROGOWAY FEBRUARY 1, 2018
中国の072III型揚陸艦海南山に電磁レイルガン試作品らしきものが搭載されているとのニュースはいち早くお知らせしたが、新たに入手した写真で砲の詳細がわかるので再びお伝えする。
最初に写真が出て一日たち、対象はレイルガンまたは何らかのハイブリッド試作砲であると意見がほぼ一致している。写真での砲体の大きさが既存兵装と一致せず、特に砲身が異常に太い。一番近いのが055型駆逐艦のH/PJ38 130mm主砲またはPLZ05 155mm 自走砲だがともに海南山艦上の装備とは相当異なる。
他の可能性として大口径艦上臼砲があるが、砲塔の大きさ、砲身やその他付随装備の様子からあり得ない。とはいえ結論として自信をもってまだお伝え出来ない。
このレールガンに対する元PLA海軍装備開発関係者の見解
1.レールガン(中国語では電磁砲、レールガンとコイルガン両方含む)は海軍主導に開発されている、5,6年前に本格開発を開始
2.909型試験艦を使ってない理由は恐らく電力供給の問題、909型の発電量が不足で、試験の為に改修する工事量が多い pic.twitter.com/9DACPAux7q
3.072型揚陸艦を使う理由は、上記の2と同じ。072型の甲板は大きいで、幾つの発電設備を設置することも余裕、加之内部も大きいな格納庫を持っているからもっと多種の設備も設置可能。
写真に映る部品:甲板の左から制御装置、発電装置。艦橋の上に試験を観測するため新な観測室と設備を設置した。 pic.twitter.com/ysGYBzYnYT
(ツイッター翻訳。072型揚陸艦を利用する理由として上記2.の同艦の甲板が大きいことがあり、発電関連装備も配置できることがあげられる。また艦内に大きな格納庫があることも理由。写真でマークをつけているのは左から発電機、新設監視室及びブリッジの監視所)
本当にレイルガンだったr中国がこの技術を海上運用できるまでになったのは実験としてもペンタゴンには警鐘だろう。ペンタゴンはかねてから中国の兵器開発や導入能力を過小評価してきたからだ。
実験だとしても重要だ。米海軍はEMレイルガン開発に十年かけても実用化は今でものるかそるかの状態で、実用運用への成熟化の道は険しい。一回だけ海上試験を行っただけだ。
2014年にレイルガンをスピアヘッド級高速補給艦で試験を2017年に行う決定が下されたが当時の海軍上層部は海上試験段階を省略したがっていた。当時水上戦総監だったピート・ファンタ大将はDefense Newsに2016年こう語っていた。
「実証のための実証は省略して早く実用装備を手に入れたい」
最先端技術でありこの趣旨に疑問がつく。ペンタゴンは「並列」式の開発、テスト、生産に最近はまりこんでおり、レイルガンも同様の方法で実用化できると考えているとしたら笑止千万だ。
上層部の期待と未成熟技術の現実を海軍は昨年体験したようだ。海軍レイルガン事業については2017年3月に本誌は以下伝えた。
進展がこれだけしかないのに海軍は電磁推進主砲が実用化日程を2015年から変更していないと議会調査部は指摘している。海軍は2025年までに実用化できると期待している。さらに困難な要素が増える傾向があるが国会議員は成果を生まない事業には関心を示さないだろう。
海軍は一定の進展を示したが、開発課題はまだ残ったまま、と言うのが議会調査局の所見だ。「課題克服には数年間かかり追加開発作業が必要で最終的に成功の保証はない」とある。
技術課題の克服でめどがたたないため米海軍がレイルガンの夢から距離を置きはじめているとの報道がある。当方も海軍研究本部に真偽を確かめようと問い合わせたが返答がない。もし海軍がレイルガン開発を断念すれば海外での研究の進捗に大きく遅れを取りかねない。また別の疑問が生まれる。米情報機関は中国がレイルガン技術で突破口を開きそうと把握しているのだろうか。
本件はペンタゴンに照会しているので返答あればお伝えする。■
だんだん風向きが厳しくなってきたレイルガンですがどうしても技術上の課題を突破できないのでしょうか。文字通り絵に描いた餅になるのか。では中国は何をしているのでしょうか。また米国以外の国が実用化し低島ったら大変なことになるのですが....
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