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★英海軍、揚陸艦全部処分で海兵隊縮小に向かうのか

英国の防衛体制で予算不足があちこちに影響を与えおり、ついに海兵隊の規模縮小に向かう動きがでてきました。具体的には揚陸艦の処分を考えているようです。

Report: Royal Navy Could Lose its Amphibs英海軍が揚陸艦全廃との報告書





       HMS Bulwark (file)


BY MAREX 2018-02-05 14:00:00

議会国防特別委員会は英政府が海軍揚陸艦二隻を処分して予算と人員を確保するのではと警戒している。HMSアルビオンとHMSブルワークを処分すれば「軍事的文盲」「戦略的事実を完全無視」「取り返しの利かない愚行」だと委員会は報告書で警句を並べている。揚陸艦がなければ英軍は「意味のある揚陸作戦の実施」は不可能になるというのである。
 テリーザ・メイ首相率いる政府は国家安全保障能力検討(NSCR)で英国防支出を検討中だ。昨年から国防筋のリークが続いており、検討委員会が英海兵隊の規模を3割削減したうえ揚陸艦二隻の処分で予算削減効果を狙っているという。そのシナリオではHMSクイーン・エリザベスとHMSプリンスオブウェイルズの空母二隻が揚陸作戦に投入されることになる。ただし両艦に上陸用舟艇の運用能力はない。
 政府は委員会報告書の内容を「観測にすぎない」としながら、議論のための材料は提供していない。委員会は国防力検討が密室で行われていると非難。「肝心の関係者が検討過程に呼ばれないままで、多くの疑問の回答に苦労している。特に議会が全く組していないことは深刻な事態」としている。「国防省は『観測』と報告書を一蹴したが、正しい外部関与がないままで秘密裏に閉まった扉の中で作業を進めれば報告書の内容になるのは避けられない」
 アルビオン、ブルワークはともに2030年代初頭に耐用年数を終える。英海軍で最後に残った揚陸艦である。かつての旗艦HMSオーシャンは退役済みでブラジル海軍へ売却されている。■


やはり国防の原点は強い経済力ですね。しかしクイーンエリザベスを揚陸艦に転用するなど全く机上の空論に聞こえるのですが。英海軍はこのままでは域内で限定力しか発揮できない小規模部隊になりそうですね。トライデントミサイル原潜と大型空母(整備したばかりですが)を処分してバランスの取れた艦艇整備に進んだ方がいいのではないでしょうか。

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