2026年7月7日火曜日

GCAP開発は前進。合弁事業体エッジウィングが60億ドル契約の交付を受けた

 

Edgewing rendering of GCAP

Credit:エッジウィング 


エッジウィングはGCAP開発で60億ドル契約を確保した

Edgewing Secures $6B Contract To Advance GCAP Development

 

  • Aviation Week

  • トニー・オズボーン 

  • 2026年7月3日


https://aviationweek.com/defense/aircraft-propulsion/edgewing-secures-6b-contract-advance-gcap-development



ロンドン—3カ国による「グローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)」の中核をなす戦闘機の開発が、主契約業者エッジウィングが46億ポンド(61億ドル)の契約を獲得したことを受け、加速することになった。


7月3日に授与されたこの待望の18ヶ月間の契約により、先進コンセプトおよび評価段階が完了し、BAEシステムズ、レオナルド、日本航空機産業振興株式会社で構成されるエッジウィング・ジョイントベンチャーは、詳細設計および開発段階へと移行することになる。▼これは、英国政府が数日前に、防衛投資計画の一環として今後4年間でGCAPに86億ポンドを拠出すると発表したことに続くものである。▼この契約は、イタリア、日本、英国の各政府に代わってプログラムを管理するGCAPエージェンシー(旧GCAP国際政府機関)から交付された。▼資金は3カ国政府が均等に拠出しており、各国が約15億3000万ポンド相当を負担している。

今回の契約は、4月に締結され6月末までの作業資金を賄った当初の6億8600万ポンドの契約に続くものである。▼新たな契約により、プログラムは2027年12月まで支援されることになる。▼今月下旬に開催されるファーンボロー航空ショーで、エッジウィングとGCAPエージェンシーが本プログラムの進捗状況を披露する準備を進める中、今回の契約は重要な節目となる。▼GCAPは、イタリアと英国が運用するユーロファイター「タイフーン」および日本が運用する三菱F-2に代わる次世代戦闘機の開発を目指しており、2030年代後半の就役を予定している。▼GCAPエージェンシーの岡雅美最高経営責任者(CEO)は、同組織とエッジウィングが「納入のあらゆる分野で大きな進展を遂げている」と述べた。▼「この長期的な資金提供により、GCAPの将来はかつてないほど確固たるものとなった」と岡氏は語った。▼エッジウィングのマルコ・ゾフCEOは、同プログラムが当初の国際契約の下ですでに急速な進展を遂げており、新たな合意により開発がさらに加速すると述べた。▼新たな資金は、戦闘機の先進的なセンシング・通信システムを開発している「GCAPエレクトロニクス・エボリューション・コンソーシアム」や、同機の野心的なエンジンおよび発電システムを担当する「推進システム・コンソーシアム」の支援にも充てられる。■


トニー・オズボーンは、欧州の防衛プログラムを担当している。2012年11月に『Aviation Week』に入社する前は、シェパード・メディア・グループに在籍し、『Rotorhub』誌および『Defence Helicopter』誌の副編集長を務めていた。

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