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アパッチの進化型ブロック2はAH-56シャイアンのようだ



Boeing’s new Apache looks a lot like a 1960’s helicopter

ボーイング発表の新型アパッチは1960年代のヘリコプターを思わせる
Defense Blog



ーイングから高速飛行性能を強化したアパッチ攻撃ヘリコプターのコンセプト画像が発表された。
コンセプトは高性能版AH-64ブロック2複合ヘリとし米陸軍の次世代垂直飛行機(FVL)で採用を目指すがどこかで見た姿だ。
同社はハイテク性能と呼ぶが、ロッキードAH-56シャイアンが1967年に実用化していた内容だ。当時、陸軍が進めていた高性能航空火力支援装備構想でわずか10機が製造され終わった機体だ。シャイアンは当時としては先を狙いすぎた機体で当時の技術制約を受けていた。
AH-64アパッチにもシャイアン技術が一部採用されているが、結局一周りしてもとに戻った観がある。エンジンと制御系が変更されているが、兵装搭載用の「主翼」と30mmチェーンガンはそのままだ。
後部に推進用のプロペラ、大型垂直フィン、新設計エンジン排気口を導入したブロック2複合ヘリには未来のヘリコプターをうかがわせるものがある。
Defence Blogはアパッチを「未来のマルチドメイン戦場で2060年まで」供用可能にするとのボーイングの姿勢を伝えている。

ブロックII複合ヘリは速力が185ノット、ペイロードは5,900ポンド、航続距離が460カイリに増える。■

コメント

  1. これ、ロータ三つもつむのか・・・整備大変そうだなあ
    二重反転+プッシャープロペラとどっちがいいんだろうね。

    国をあげて色んな可能性をトライアンドエラー出来るのが米国の強いところだよなー

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    1. ローター3つでスピード出さないと…ベルの偵察ヘリみたいに「ちょっと遅いけど主翼である程度スピード出てるし、安くて信頼性あるからまけてぇや、スピード」って言うてきそう。

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  2. ぼたんのちから2019年5月24日 11:28

    攻撃ヘリコプターは、携帯型対空ミサイルと対空機関砲に対する脆弱性から、今後の採用は難しいと考えておりましたが、何らかの対策や改善が施されているのでしょうか。
    情報をお持ちならお教え下さい。

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    返信
    1. ぼたんのちからさん

      対空火器への対処、というよりも運用思想の変更と理解しています。オスプレイやV-280のようなティルトローター機の登場で兵員を高速に且つ長距離に展開できるようになりました。しかし、実際には兵員の降下ポイントを制圧するための航空支援機がありません。既存の戦闘ヘリではティルトローターの速度・巡航距離に追随できませんし、空軍の固定翼機では速度が速すぎて継続的な支援ができません。

      そのために陸軍や海兵隊がオスプレイやV-280に追随できて対地制圧が可能な期待の要求をしているようです。ティルトローター機は航続性や高速性は優れていますが正面の被弾面積が大きいこととホバリング性能面で難があるようで、戦闘ヘリとしては不利な面もあるようです。

      しいて対処や改善というのであれば、高速航行とか匍匐飛行から地形に隠れての接近、離脱といったところでしょうか。

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    2. ぼたんのちから2019年5月25日 0:24

      小林さん、返信ありがとう。
      攻撃ヘリコプターの脆弱性が大きく改善し、1980年代頃の勢いを取り戻すかと思いましたが、それは無いようです。
      高速性能、航続距離、それに攻撃力と防御力を向上させて、すべて満たしても、強力な敵に遭遇すると劣勢になり易いのであれば、攻撃ヘリコプターの将来は決して明るくないと考えます。

      削除
    3. 1980年代は攻撃ヘリにはロマンがあった時代でしょうね。

      波のように押し寄せる共産圏の戦車たちとそれを薙ぎ払うA-10や戦闘ヘリたち、というようなシーンが想定されてた訳ですからね。

      時代による栄枯盛衰は兵器の世界では日常ですから、まあ仕方がないのでしょう。

      私としてはむしろ新たな活躍の場を見つけたな、という思いですね。

      歩兵と連携することで滞空火器の驚異を減らしながら戦闘ヘリも火力支援意外にも観測・索敵などでも活躍出来る訳ですからね。

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