Former Aerospace CEO Tapped as Next Air Force Secretary
MAY 21, 2019
空軍長官の指名を受けたバーバラ・バレットBarbara Barrettは事業家、パイロット、元外交官、宇宙飛行士にあと一歩のところまで行った人物だ。F/A-18ホーネットを空母に着艦させたこともある。
ホワイトハウスは5月20日にトランプ大統領によるバレットの人事案を発表した。バレットはAerospace Corporationの会長職を2017年に退いている。同社は連邦予算で宇宙分野専門に研究を行う唯一の組織だ。
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バレットは1980年代末にFAA副長官、国連総会の上級顧問を2006年に、在フィンランド米国大使を2008年から2009年にかけ務めた。弁護士資格ももち Valley Bank of Arizonaを共同設立し、サンダーバードグローバル・マネジメントスクールの暫定理事長、全米経営協会のCEOも経験している。現在はRANDコーポレーションの役員で夫のクレイグ・バレットはインテル会長兼CEOだ。
2009年にバレットはロシアで交替用宇宙飛行士訓練を受けた。
ソユーズロケットにより国際宇宙ステーションへのミッションの準備をしていた。「予期できない事態が発生した場合は私が代わりを務めることになっていた」と本人は当時語っていた。
国防長官及び統合参謀本部議長の顧問として民間人資格でF/A-18ホーネットでUSSニミッツに着艦したこともある。
任命人事が承認されれば現空軍長官ヘザー・ウィルソンの後任となる。ウィルソンは5月末日辞任し、エルパソでテキサス大総長に就任する。バレットで女性長官が三代連続する。ウィルソンの前任はデボラ・リー・ジェイムズだった。空軍次官マット・ドノヴァンがバレット就任まで長官代行を務める。ドノヴァンは退役空軍大佐でF-15イーグルのパイロットだった。■
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