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Assange Should Get What He Deserves
アサンジには実刑がふさわしい
April 12, 2019 Topic: Security Region: Americas Tags: Julian AssangeCrimesConstitutionPressRussia
The First Amendment to the Constitution does not protect someone from shouting “fire” in a crowded theater. Similarly, it does not protect a so-called journalist who maliciously harms the nation’s security, as Assange did.
米国憲法修正第一条は満員の劇場で「火事だ」と叫ぶものを保護してくれない。同様に国家安全保障に害を与える自称ジャーナリストも保護の対象ではない。アサンジはまさしくこの事例だ。
ジュリアン・アサンジはジャーナリストと自称している。ロシアから金銭を受け取る工作員なのかもしれない。あるいそうではないかも。だが本人の行ってきたことはまさしくこれと同じだ。ねらいは米国に最大限の損害を与えることだった。チェルシー・マニングという裏切り者の助けを得たアサンジは米外交に損害を与え、米国人の生命も危険にさせた。2016年大統領選挙の結果に影響を与え、クレムリンと結託してのは間違いない。選挙結果を決定づけたわけではないがその流れを助けたのは確実でロシア側の期待を裏切らなかったはずだ。
真のジャーナリストには曲がった信念はない。ペンタゴン文書をリークしたのは米政府が国民に嘘をつき数万名もの米国青年がヴィエトナムの水田で命を落とすのは耐えられないと考えた者の行為だった。ウッドワード、バーンステイン両記者は「大統領の陰謀」を追求したのはホワイトハウスが正義を阻害している事実を発見したためだった。これに対してアサンジの狙いは戦争の継続で人命が失われる背景の真実を追求することでもなく権力の点検と抑制という米国制度を妨害する動きを食い止めることでもなかった。
アサンジは米国への身柄移送に必死に抵抗するはずだ。なぜならアルカイダと何ら変わる存在ではないと本人が一番よくわかっているからだ。ともに目標が同じで米国とその民主制度を破壊できなくても弱体化させようとしている。
アサンジの弁護側がすでに米国への身柄移送と米国裁判制度での実刑判決が避けられないと金切り声を上げており、調査報道が米国初め各国で終焉すると主張している。これはジャーナリストというアサンジ本人と同じくばかげた主張だ。ともに軽蔑に値する主張だ。
ジャーナリストにも一般市民同様に言論の自由に限界がある。米憲法修正第一条は満員の劇場で「火事だ」と叫ぶようなものの保護は意図していない。同様に国家安全保障に損害を与えんとするジャーナリストにも保護は与えない。アサンジが行ったのはまさしくこれだ。これと反対のことを考えるものは米国の敵と言ってよいし、裁判所で刑罰を受けて当然だ。防諜法は成立後95年が経過しているが意味を失ったわけではない。米国の安全保障を意図的に貶めようとするものの訴追根拠となる法律であることに変わりはない。
アサンジの米国への身柄移送は多くが望んでおり、防諜法により裁きを受ければ米国を危機に落とそうと考える他のものにも警鐘となるはずだ。一方で正しい行動をとる調査報道記者には政府の過ちを暴くことに何ら影響は出ない。アサンジについて言えば、残りの人生を刑期として過ごすことになろう。米国納税者の好意により本人が連日三食を楽しみ、スポーツ他活動にいそしみ学位さえ取得すれば心苦しくなる。これが他の国ならたとえばルビヤンカ刑務所ならウィキリークスによる獄中生活はここまで快適ではないはずだ。■
Dov S. Zakheim was an under secretary of defense (2001–2004) and a deputy under secretary of defense (1985–87). He is vice chairman of the Center for the National Interest.
権利を振りかざし自らが正義と錯覚しているジャーナリスト、あるいは取材もしないくせにジャーナリストを自称する向きを見ているとなにかおかしいといわざるをえません。報道機関には責任もあります。今回の逮捕でもさっそくアサンジを英雄扱いし時代の逆行、反動政治、言論圧迫と限りなく飛躍した主張を平気でする向きがありますが、よく考えてもらいたいですね。これは「アベ政治」を倒せば良いとの主張で野党と共闘する偏向したジャーナリストにもあてはまるかもしれません。今まで手を付けられなかったことのほうが異常ですが、アサンジ本人は隠遁生活で老化してしまったようですね。歪んだ精神はそのままでしたが。今後訴追され刑罰を受けることになれば大多数の国民は溜飲が下がる思いになるのではないでしょうか。自由の旗をふりかざしつつ悪辣な意図を有していればこうなるという極めてわかりやすい事例のようですね。ではスノーデンはどうなるのでしょう。
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