写真はかなり解像度が低いのですがあきらかにX-47Bですね。熱のゆがみではなくデジタルズームのためでしょう。かなり遠距離で視認していますね。
Modified X-47B Breaks Cover As Testbed For MQ-25 Bid
X-47BがMQ-25開発用のテスト機に使われ久しぶりに姿を現す
Anonymous
LOS ANGELES—ノースロップ・グラマンが米海軍が求めるMQ-25Aスティングレイ無人給油機にむけた空中給油システムのテストでX-47B無人機(UAV)をテスト機につかっている。
- ノースロップ・グラマンのMQ-25Aにむけた準備の様子がこのたびAviation Weekが入手した写真で判明した。改修ずみX-47Bが米空軍の第42工場(カリフォーニア州パームデール)で撮影され主翼装備空中給油ポッド(WARP)を左主翼下に、落下式燃料タンクを右主翼下につけている。
- また写真では給油用プローブが右主翼についており、機体はAV-2/502、つまりX-47B二号機のようだ。X-47Bは海軍の求める空母運用無人機実証事業(UCAS-D) で製作され、同事業は2015年に終了している。
- 写真では高温のゆらぎのため詳細が見にくいが、WARPはCobham34に酷似しており200から325ノット速度域での使用する。同システムは毎分400米ガロンを移送する動力にラムエアタービンを使うが写真上でWARPの先端にこれがはっきり見える。
- 右主翼下のポッドはF/A-18ホーネット、F/A-18E/Fスーパーホーネットの標準補助燃料タンクに似ており、FPU-8(330ガロン)またはFPU-11(480ガロン)落下タンクのようだ。
- 米海軍が「ソルティドッグ」と呼称したX-47Bが海軍航空システムズ本部のパタクセントリヴァー基地(メリーランド)から今年1月パームデールに移動したがその後同機の動静は聞かれなかった。
- 改修したX-47Bの登場は海軍から正式なMQ-25A提案要求(RFP)が今年後半に予想される中でのことで、MQ-25Aは海軍初の空母搭載無人実用機となり早ければ2019年から2020年に登場する。RFP初版は6月に出ており、技術製造開発(EMD)契約を2018年に交付するとしている。要求内容はボーイング、ジェネラルアトミックス、ロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマンの各社に送付されている。
- ノースロップ・グラマンに照会したが回答を差し控えるとのことだった。■
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