日本国内に落下物がないから安心のようですが、本質を見失っていませんかね。そういえばミサイル防衛で落下物が発生するから危険、と主張する議員もいましたね。またミサイル防衛をすれば挑発行為で攻撃を受けるから反対との別の議員もいましたね。条件反射的な報道もすぐ鎮静すると思いますが早く本質の議論に向かわないといけません。
North Korea fires missile over Japan in aggressive test
北朝鮮が日本上空を飛ぶミサイル発射に踏み切る
SEOUL, South Korea — 北朝鮮が弾道ミサイル一発を平壌から発射し日本上空を通過し太平洋に着水した。米国に近い同盟国の領土上空を飛翔させたのは米韓合同軍事演習への反撥と見られる。
韓国統合参謀本部によれば飛翔距離は2,700キロで最大高度550キロで北海道上空を通過した。日本上空通過は2009年以来のことで米本土を狙う核ミサイル開発で北朝鮮がまた一歩実現に近づいたといえる。
今年に入って北朝鮮のミサイル発射が今までより早いペースで実施されており、トランプ大統領の第一期が終わる2021年早々には北朝鮮が長距離ICBMの実戦化を達成すると見る専門家もいる。
韓国軍によれば発射地点は平壌国際空港のある順安(スナン)で、空港滑走路を使い道路移動式ミサイルを発射する可能性が現実のものとなった。
今回の発射の前に短距離弾道ミサイル三発を日本海に打ち込んでおり、一か月前にICBMの二回目の発射をしたばかりだ。
極東研究所(ソウル)の研究員Kim Dong-yubによれば今回発射されたのは火星-12中距離ミサイルの可能性が高く、ムスダンの可能性もあるという。または固形燃料式の北極星-2も考えられるとする。
日本上空を初めてとんだ北朝鮮ロケットは1998年の多段式「テポドン-1」で1,500キロ飛翔し太平洋に着水した。2009年に再び日本を飛び越えたロケットは衛星を搭載し、北朝鮮は成功したと主張するが、米北米防空司令部は軌道飛行を確認していない。国連も衛星発射は長距離ミサイル技術の開発を禁じる措置を逃れる隠れ蓑に過ぎないと非難している。
平壌はこれまでも米韓軍事演習を北朝鮮侵攻作戦の予行演習だと非難しており、経済的にひっ迫する中で対抗せざるを得ない不満を感じていると見る専門家もいる。■
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。