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USSジョン・マケイン衝突の第一報



UPDATED: USS John McCain Collides with Chemical Tanker in the South China Sea; 10 Sailors Missing, 4 Evacuated

USSジョン・マケインが化学タンカーと南シナ海で衝突、乗組員10名行方不明、4名搬送ずみ

August 20, 2017 8:17 PM • Updated: August 21, 2017 12:02 AM
写真 USSジョン・S・マケインが航行中。 June 17, 2017. US Navy Photo



  1. USSジョン・マケイン(DDG-56)がリベリア船籍の化学タンカーアルニックMC(3万トン)と現地時間月曜日5:24 a.m(日本時間6:24a.m.)、シンガポールに近い南シナ海で衝突した。同艦は現在自力でシンガポールのチャンギ海軍基地に向かっている。乗組員5名が負傷し、10名が行方不明だ。
  2. 第七艦隊が以下発表している。
  3. 「負傷した乗員のうち4名はシンガポール共和国海軍のピューマヘリコプターでシンガポール病院へ搬送され深刻な状況ではない。「五名目の乗員は医療手当はこれ以上不要な状態だ」
  4. 残る乗員が浸水箇所数点に奮闘中だと海軍関係者がUSNI Newsに日曜日夜に伝えている。推進力、電力は限定的だが移動途中の同艦の通信状態は良好だ。強襲揚陸艦USSアメリカ(LHA-6)が接近し支援を行っている。
  5. 「第一報ではジョン・S・マケインは左舷後方を損傷したとある」と第七艦隊は声明文を発表。「艦の損傷度と乗員安否を確認中で事故調査は今後実施する」
  6. 第七艦隊によればシンガポール海軍からSSギャラント(97)、ヘリコプター数機と沿岸警備隊バスキング・シャーク(55)が救援中。USSアメリカのMV-22、MH-60も事故対応にあたっている。
  7. 今年6月17日にはUSSフィッツジェラルド(DDG-62)が商船ACXクリスタルと衝突し、第七艦隊は当時当直中の乗員数名をけん責処分にしたばかりだった。
  8. マケインは前方配備部隊の一員として日本から運用中。艦名は米太平洋軍司令官を務めたジョン・S・マケインJr大将に由来する。■

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