★米空軍第六世代戦闘機の技術開発の現況




米空軍が目指す新型戦闘機構想はいろいろな推測があり今一つはっきりしませんが(第六世代の用語も使わないと言ったり今回のように便利なので使ったり一貫しませんね)技術要素ははっきりしているようです。当面は該当技術の進展を横目に大日程を作るのでしょうが、米空軍の次の大プロジェクトになるのは必至ですね。


Air Force Starts Experiments for 6th Gen Fighter 

米空軍が第六世代戦闘機の実験作業を開始した

The Pentagon's 6th Generation Fighter may be stealthy and will likely have next-generation computers, electronic warfare technology, speed, weapons and sensors

ペンタゴンが目指す第六世代戦闘機はステルス、次世代コンピュータ、電子戦技術、速力、兵装、センサーいずれも優れた水準を目指す
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  1. 米空軍が第六世代戦闘機の実験と構想固めを開始した。F-35を超える技術革新を空軍上層部は期待する。
  2. 「実験、開発計画策定、技術投資を開始した」とアーノルド・バンチ中将(国防長官付け軍副代表)が Scout Warriors取材で認めた。
  3. 新型機は第五世代F-35共用打撃戦闘機の後継機となり、2030年代中頃に登場するもので現在は空軍海軍が共同で構想設計の段階にあり、新型機が搭載する技術内容、性能水準の検討を進めている。空軍は新型機の機体構想を次世代航空優勢機 Next-Gen Air Dominanceと呼んでいる。
  4. バンチ中将は現在進行中作業の詳細を述べていないが、空軍が考える将来機材の中核性能を論じる航空優勢2030フライトプランに触れている。
  5. 20年後の戦闘機は次世代のステルス技術、電子戦能力、飛躍的なコンピュータ処理能力、自律飛行能力、極超音速兵器さらに各種センサーを埋め込んだいわゆる「スマートスキン」を機体両側面につけるはずだ。
  6. その姿の一片をノースロップ・グラマンが昨年のスーパーボウル中継CMで想像図(上)の形で示している。
  7. ノースロップ以外のメーカーも採用を狙い競合するはずだが、現時点ではノースロップが構想、技術開発、初期設計で一歩先にあるようだ。ボーイングも開発初期段階とDefesen Newsはまとめている。
  8. 海軍はF/A-18スーパーホーネットの退役が2035年の予定で後継機をめざす。
  9. 機体表面塗料、ステルス、人工知能、機体制御、戦闘空間感知の優位性、通信、データリンクがそれぞれ急速に進展中と海軍上層部は認識している。
  10. 専門家は第六世代機では各種の次世代技術がカギとみており、センサーの接続性の極大化、スーパークルーズ性能、「スマートスキン」による電子能力に注目する。
  11. スーパークルーズで新型機はアフターバーナーなしで超音速巡航でき戦術上で有利になる。現場での任務時間が長く確保できるからだ。敵機は先に燃料切れとなり新型機に有利になるシナリオだ。空軍ではF-22がスーパークルーズ技術を採用している。
  12. 接続性を極大化すると通信量とセンサー性能を最大活用できリアルタイムで衛星やその他装備とつながり戦闘状況の情報を共有できる。極超音速兵器の運用も想定するが、スクラムジェットの実用化など乗り越えるべき課題が残っており、初期テストは成功したがその後は失敗も続いている。
  13. 空軍主任科学者ジェフリー・ザカリアス博士がScout  Warriorに語っているが、米国は極超音速兵器の実用化を2020年代、極超音速無人機は2030年代、再利用可能極超音速無人機を2040年代と想定する。極超音速技術は将来の機材、兵器双方で有望だ。
  14. スマートスキンは機体を各種センサーと一体化させ次世代コンピュータで情報を整理統合しパイロットに表示する。一部がF-35で実用化されている。センサーデータの融合に高性能コンピュータを使い関連情報を各種センサーから集め、整理してパイロットに表示する。ノースロップが開発中の分散開口システムDistributed Aperture System(DAS)はF-35パイロットに戦闘空間の360度画像を提供する。これはF-35機体数か所にカメラを取り付けても抗力を増やさずレーダー探知性も下げる。
  15. スマートスキンに分散型電子装置を組み合わせれば各種システムの機外装着が不要となり利点が生まれると専門家はみる。抗力削減、速力増、操縦性改善が実現しながらセンサー性能が向上するからだ。
  16. 第六世代戦闘機の高性能ステルス性能で敵防空網への対処がさらに向上する。敵側も高性能デジタルコンピュータ処理をで広範囲の周波数を探知し、遠距離からステルス機探知が可能になる予測がある。
  17. 第六世代新型戦闘機はレーザーや電子攻撃も運用可能となるはずだ。■


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