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2026年4月6日月曜日

米陸軍参謀総長ジョージ大将の更迭 ― ヘグセス国防長官との対立が原因か。ジョージ大将は任期残し退役か。後任人事は不明。

 

ヘグセス国防長官が陸軍参謀総長ランディ・ジョージ大将を更迭

国防総省当局者は、ヘグセス長官がジョージ大将に辞任を求めたとの報道内容を認めた

Breaking Defense 

アシュリー・ロークカーリー・ウェルチ 

2026年4月2日 午後4時37分

第41代陸軍参謀総長ランディ・ジョージ陸軍大将が、2024年8月24日、ミシガン州デトロイトで開催された第146回全米州兵協会総会にて出席者に演説している。(米陸軍州兵、ザック・シーリー一等軍曹撮影)

ワシントン発 — ピート・ヘグセス国防長官は、米陸軍第41代参謀総長ランディ・ジョージ大将Army Gen. Randy Georgeを更迭した。

CBSニュースがこのニュースを最初に報じた。国防総省当局者は本誌に対し報道を認めたが、それ以上の情報は提供しなかった。

記事掲載後、国防総省のショーン・パーネル報道官はX(旧Twitter)で、「ランディ・A・ジョージ大将は、即刻効力をもって第41代陸軍参謀総長の職を退任する。国防総省は、ジョージ大将が数十年にわたり我が国に尽くしてくれたことに感謝している。彼の引退後の健やかな生活を祈っている」と述べた。

後任は現時点では明らかではないが、最近陸軍副参謀総長に就任したクリストファー・ラネーブ中将 Lt. Gen. Christopher LaNeveが有望とみられている。第82空挺師団の元司令官であるラネーブ中将は、予定より2年も早く退役したジェームズ・ミンガス大将の後任として就任した。(ジョージ大将の退任が「即時発効」となるため、正式な承認手続きが完了するまでの間、ラネーブ中将が陸軍参謀長代行を務めることになるだろう。)

特筆すべきは、ラネーブ中将がヘグセス長官の軍事補佐官を務めていたことだ。ラネーブ中将の承認後、国防長官は祝賀メッセージを投稿し、彼を「世代を代表する指導者」と呼び、「陸軍が戦士としての精神を甦らせ、現代の戦場に向けて再建し、世界中の敵を牽制することを確実にする一助となるだろう」と述べた。

ジョージ大将は、伝統的に4年の任期とされるこの役職を、予定より1年半近く早く退任することになる。彼は2023年秋に就任していた。

在任期間は短かったものの、ジョージ大将の抱える課題は山積みだった。彼は、陸軍が直面する兵員募集の危機を乗り切る手助けをし、「Transformation in Contact」イニシアチブで新技術をより迅速に部隊に導入しようと試み、数多くの兵器開発プログラムを打ち切り、陸軍の調達担当要員に対する大規模な刷新を監督した。

そして過去1年間、ジョージは、ヘグセスと対立していると報じられている陸軍第26代文民長官ダニエル・ドリスコルと緊密に連携し、これら多岐にわたる変革に取り組んできた。ドリスコルとヘグセスの間の内部の力学の結果として、数ヶ月にわたり、ジョージが解任されるとの噂が流れていた。

ウェストポイント卒業後、ジョージは1988年に歩兵将校として任官し、第101空挺師団の一員として「デザート・シールド/デザート・ストーム」作戦に派遣された。その後35年以上にわたり、彼は「イラクの自由作戦」にも従軍し、「不朽の自由作戦」の一環としてアフガニスタンに派遣された。彼の解任は、米国が再び中東での紛争、今回はイランとの対立に巻き込まれている最中に起きた。

陸軍参謀総長という軍最高位のポストに就く前、彼は当時のロイド・オースティン国防長官の上級軍事補佐官を務め、その後陸軍副参謀総長となった。

相次ぐ解任の最新事例

ヘグセスはジョージ大将を更迭する理由を詳述しなかったものの、多様性を支持する「 woke(社会正義に熱心な)」将軍や、アフガニスタンからの米軍撤退に関連する命令を実行した者たちを国防総省から一掃すると公約している。情報筋によると、オースティンや元統合参謀本部議長マーク・ミリー将軍と関係ある将官たちも、解任の標的となりやすいと見なされている。

今年に入り、最初に更迭されたのは沿岸警備隊司令官のリンダ・フェイガン提督、統合参謀本部議長のCQ・ブラウン大将、海軍作戦部長のリサ・フランチェッティ提督、空軍副参謀総長のジェームズ・スライフ大将、国防情報局(DIA)局長のジェフリー・クルース中将、国家安全保障局(NSA)兼サイバーコマンド司令官のティモシー・ハウ大将らであった。

昨年、軍高官の解任はワシントンで大きな政治的話題となり、ロイド・オースティン、ウィリアム・ペリー、チャック・ヘーゲル、レオン・パネッタ、そしてトランプ政権初代国防長官のジム・マティスという5人の元国防長官が議員側に公開書簡を送り、解任に「強い懸念」を表明した。

「我々は、トランプ氏がこれらの無謀な行動について責任を問われ、米国議会が憲法上の監督責任を十分に行使するよう強く求めるために筆を執った」と彼らは記し、大統領が解任の正当な理由を示していないことを指摘した。

「トランプ氏による解任は、政権が軍を政治化しようとしていること、および大統領の権力に対する法的制約を取り除こうとしていることについて、懸念すべき疑問を投げかけている」と、元国防長官らは後に付け加えた。「したがって、私たちも、多くの米国民――多くの軍人を含む――と同様に、これらの指導者たちが純粋に党派的な理由で解任されていると結論づけざるを得ない」

このまま放置すれば、入隊希望者が軍務を敬遠するようになり、すでに軍服に身を包んでいる者たちも、報復を恐れて「権力に真実を語る」ことを躊躇するようになるだろうと彼らは警告した。■


Hegseth fires Army’s top officer, Gen. Randy George

A Defense Department official confirmed a report that George has been asked to step down by Hegseth.

By Ashley Roque and Carley Welch on April 02, 2026 4:37 pm

https://breakingdefense.com/2026/04/hegseth-fires-armys-top-officer-gen-randy-george/


2026年3月30日月曜日

ブラッドレー歩兵戦闘車両の後継車種開発は順調と米陸軍は豪語している ― 陸軍変革イニシアチブとはなにか

 An M2A3 Bradley Infantry Fighting Vehicle uses a twin-tube, turret-mounted launcher to fire an anti-tank missile, Feb. 25, 2026, on Novo Selo Training Area, Bulgaria.

2026年2月25日、ブルガリアのノヴォ・セロ演習場にて、M2A3ブラッドレー歩兵戦闘車が、砲塔に搭載された2連装発射装置を用いて対戦車ミサイルを発射している。米陸軍/SPC. ブランディ・フリッツェル

ブラッドレー後継車の計画は順調(米陸軍調達部門)

陸軍変革イニシアチブ開始から1年、次世代歩兵戦闘車、ドローン市場などの現況を語った

Defemse One

メガン・マイヤーズ

2026年3月24日

アラバマ州ハンツビル発—ブラッドレー戦闘車両の後継選定で変更の動きがるとの噂があるが、米陸軍はXM-30の選定結果を来年初頭に発表する予定だ。

陸軍調達・兵站・技術担当次官補ブレット・イングラハムBrett Ingrahamは火曜日、AUSAグローバル・フォース・シンポジウムで記者団に対し、7月に2社の競合企業がトランスフォーメーション・イン・コンタクト旅団Transformation-in-Contact brigadesに試作車を納入し、兵士が車両の走行性能や、戦闘で最大の効果を発揮させるシステムについてフィードバックを行う予定だと語った。

「夏には試作車がどのように展開され、どれほど機能するかを見るのが楽しみだ」と、イングラハムは語った。同次官補は、2027年のデトロイト・オートショーでのデビューにおいて、1社が選ばれるのか、それともラインメタルジェネラル・ダイナミクスの両方のバージョンが並んで披露されるのかという質問に対し、このように答えた。

新型機械化歩兵戦闘車は、陸軍が1980年代から取り組んできた「ブラッドレー」の代替に向けた6度目の試みとなる。イングラハムは、今夏の試験を経て生産開始までには約1年かかる可能性があると付け加えた。

「ですから、間違いなく来年1月には展示会場に並ぶでしょう」と彼は述べた。「間違いなく、というのも、6月には展示会場に並んでいる可能性があるからです」

これはまた、ピート・ヘグセス国防長官が約1年前に陸軍に提示した、新技術の導入、旧式装備の廃棄、組織改革などを網羅した「陸軍変革イニシアチブ」で大きな成果となるだろう。

「旧式システムの廃止によって得られた成果、そしてそれらを『即応態勢』と『近代化』という2つの分野に再投資できたことについて、我々は非常に楽観視している。つまり、すべての資金が再投資された」と、陸軍次官のマイク・オバダルArmy Undersecretary Mike Obadalは述べた。

これには、M-10ブッカー軽戦車の計画中止、AH-64Dアパッチヘリコプターの段階的廃止に向けた戦闘航空旅団再編、そして各師団およびそれ以上の部隊へのドローン配備を加速させる小型無人航空システム向けオンラインマーケットプレイスの設立などが含まれている。

「新しいデジタルストアフロントにより、信頼性高い最先端技術を兵士や同盟国により迅速に提供できるようになります」とイングラハムは述べた。「 「ここにはおよそ30のシステムが掲載され、日々増加しています。掲載企業とは基本的な発注契約を締結済みです。」

このイニシアチブの大部分は順調に進んでいるが、つまずきもあった。例えば、陸軍が共同軽戦術車両(JLTV)プログラムを終了する提案に対し、議会から抵抗が示されている。

陸軍が変革イニシアチブに沿ってさらなる変更を図ろうとする中、議会とのこうした摩擦は今後も続く見込みだ。

「我々は継続的に予算全体を見直し、陳腐化したシステムや維持が経済的に不合理となったシステムについて、どこで効率化を図れるかを判断しています。そのためには、議会との継続的かつ一貫した対話が必要です」とオバダルは述べた。■

Bradley replacement is still on track, says Army acquisitions boss

A year into the Army Transformation Initiative, the next infantry combat vehicle, a drone marketplace, and more.

BY MEGHANN MYERS

STAFF REPORTER

MARCH 24, 2026

https://www.defenseone.com/defense-systems/2026/03/bradley-replacement-still-track-says-army-acquisitions-boss/412339/?oref=d1-homepage-river


エイブラムズ戦車の最新型M1E3の生産開始が来年になりそうだ

 

次世代エイブラムズ戦車「M1E3」の本生産が来年開始か

試験部隊はM1E3プロトタイプを用いた試験をまもなく開始する予定で、米陸軍は2027年の生産開始へ期待を高めている 

TWZ

ジョセフ・トレヴィシック

2026年3月25日 午後12時55分(EDT)公開

The U.S. Army says it hopes to see production of a finalized version of the next-generation M1E3 Abrams tank begin next year.米陸軍

陸軍は、次世代M1E3エイブラムス戦車の生産を来年開始したいとしている。スケジュールは、今年後半に開始する作戦部隊による初期プロトタイプ戦車の試験における結果次第となる。

陸軍調達・兵站・技術担当次官補ブレント・イングラハムBrent Ingraham, Assistant Secretary of the Army for Acquisition, Logistics, and Technologyは、昨日開催された米国陸軍協会(AUSA)の年次「グローバル・フォース・シンポジウム」の場外で行われたメディア円卓会議で本誌含む報道機関に対し、M1E3プログラムの現状について語った。陸軍は1月のデトロイト・オートショーで最初の初期試作型M1E3を公開しており、プログラムの当初のスケジュールより数年も前倒しでの納入となった。

「それは今年の夏から初秋にかけてになるでしょう」と、イングラハムは、いわゆる「トランスフォーメーション・イン・コンタクト(TIC)」部隊へのM1E3初期プロトタイプの配備スケジュールについて問われ述べた。同部隊は、陸軍のより広範なTIC取り組みの一環として試験的役割を付与された実戦部隊であり、新機能や改良された能力、およびそれらに伴う戦術・技術・手順の配備を加速させることを目的としている。

2026年デトロイト・オートショーに展示されたM1E3初期試作車。米陸軍

さらに、M1E3プログラムの中心的な目標は「可能な限り迅速に量産に移行すること」(イングラハム)。

陸軍の最高調達責任者は、「(初期試作車の)性能次第だが」、「うまくいけば」新型戦車の生産は「今後12ヶ月程度」で開始されると付け加えた。

また、現在から量産開始までの間にM1E3の仕様がどう進化していくかも注目される。次世代戦車が完全に新規の量産車両となるかどうかも、現時点では明らかではない。デトロイト・オートショーで公開された初期プロトタイプは、大幅に改良された車体と無人化された砲塔を特徴としていたが、その構成は明らかに最新のM1A2システム強化パッケージ・バージョン3(SEPv3)エイブラムス変種に由来するものであった。主契約業者のジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズは以前、はるかに大幅に進化した設計を持つエイブラムズX次世代実証機を公開していた。

米陸軍M1A2 SEPv3エイブラムス戦車のストック写真。米陸軍

とはいえ、M1E3の初期プロトタイプは、M1A2 SEPv3と他にも多くの点で異なっている。その筆頭に挙げられるのが、従来のエイブラムスに搭載されていた燃料消費量の多いガスタービンに代わる、新型ハイブリッド推進システムである。この新しい推進システム構成には、改良型キャタピラーC13D 6気筒ディーゼルエンジンと、SAPA製のACT1075LPトランスミッションが含まれる。陸軍当局者は以前、M1E3が従来型と比較して4050パーセントの燃費向上を実現すると述べていた。

また、M1E3にはアメリカン・ラインメタル製の新型軽量履帯と、ホルストマン・グループ製とされる油圧空気式サスペンションシステムが採用されている。1月にX(旧Twitter)に投稿された同社の記事では、「外部式油圧空気式サスペンション」への切り替えにより「トーションバーを排除し乗員スペースを確保できる」と指摘していたが、同プログラムへの関与については明示的に確認していない。過去にエイブラムスで試験されたこの種のサスペンションシステムは、車体を昇降させることも可能であり、生存性の向上やその他の運用上の利点をもたらす。

M1E3の乗員構成も、既存型と大きく異なる。次世代戦車の砲塔は完全な遠隔操作を想定しており、従来の4名から3名に削減された乗員は車体前部に配置される。装填手は廃止され、代わりに自動装填装置が採用される。歴史的に、米軍をはじめとする多くの西側諸国は、戦車への自動装填装置の採用を避けてきた。一方、ソ連(現在はロシア)や中国の戦車設計では、同機能が一般的に採用されてきた。M1E3の主砲に関しては、陸軍は現行のエイブラムス派生型で採用されているのと同じ120mm滑腔砲採用する方針のようだ。

興味深いことに、M1E3の乗員室として予想される構造の現時点での情報は、ロシアのT-14アルマタの設計と多くの点で類似している。2015年に初公開されたものの、T-14はごく限られた実戦配備にとどまっている。さらに、M1E3の運転手は、まるでビデオゲーム機のようなコントローラーで戦車を操作することになるが、陸軍はこれが意図的な選択であると述べている。

「若い兵士にその戦車の運転を教えるのに、今ではわずか30秒しかかからない。以前は数日、あるいは数週間もかかっていた」と、M1E3のプログラムマネージャーであるライアン・ハウエル大佐は、1月にデトロイトでFox Newsに語った。「開発初期段階から協力してくれた兵士の一人の言葉を紹介します。彼を初めて乗員席に座らせた時、彼はすでに陸軍を退役する手続きを進めていましたが、重要な設計決定に助言することで私たちを支援してくれていました。彼はこう言いました。『こんなプラットフォームに携われると知っていたら、陸軍に残っていたのに』と」

こうした様々な設計要素は、陸軍がM1E3の総重量に関する目標を達成する上で鍵となる。陸軍は以前、次世代戦車の重量を約60トンに抑えたいとの意向を示していた。重量の増加は、1980年代に初配備されて以来、エイブラムス戦車にとって大きな課題となっており、最新のM1A2 SEPv3型は78トンに達している。

「この次世代エイブラムスは、世界各地の装甲部隊の運用方法を変革する設計だ」と、陸軍地上戦闘プラットフォーム担当能力プログラム副執行官のミシェル・リンクは1月のプレスリリースで述べていた。「維持管理を合理化し、展開速度を高めることで、M1E3エイブラムスは港から前線への移動を迅速化し、あらゆる環境下でより機動力が高く、活用しやすい戦車となる。」

その他の能力に関しては、デトロイトで公開されたM1E3の初期プロトタイプには、レオナルドDRS社製スタビライズド・サイト・システム(S3)(電気光学式および赤外線カメラを組み合わせたシステム)が搭載されており、砲塔上部にはEOS社製のリモート・ウェポン・ステーション(RWS)が装備されていた。このRWSには、40mm自動グレネードランチャー、7.62x51mm機関銃、およびジャベリン対戦車誘導ミサイルが装備されていた。M1E3の完全な武装構成は、ロータリング弾薬用発射装置の追加を含め、今後さらに拡張される可能性がある。

1月にデトロイトで公開されたM1E3初期試作車の上部に搭載されたEOS製遠隔武器ステーションのクローズアップ。右側にはレオナルドDRS S3が見える。米陸軍

陸軍は現在、M1E3にイスラエル設計の「アイアン・フィスト」アクティブ・プロテクション・システム(APS)の派生型が搭載されると述べている。

同軍はすでに、現在XM251と指定されているこのAPSを、ブラッドレー歩兵戦闘車のM2A4E1型に配備している。また、8×8ストライカー軽装甲車や、ブラッドレー・ファミリーの後継となる暫定名称XM30にも統合される見込みだ。「アイアン・フィスト」の主要請負業者エルビット・システムズは、つい最近、同システムが対戦車誘導ミサイルやその他の歩兵用対装甲兵器に加え、自爆型ドローンを撃破する能力をある程度有していることを明らかにした。また、陸軍は現在、既存のエイブラムス戦車やその他の装甲車両向けに後付け可能な受動型対ドローン装甲の導入を進めており、これがM1E3にも搭載される可能性がある。

イスラエル設計の「アイアン・フィスト」の派生型である、現在XM251アクティブ・プロテクション・システム(APS)と指定されたシステムに関する、米陸軍の公式概要。米陸軍

アイアン・フィストAPS | 装甲車両用アクティブ・プロテクション・システム

デトロイトでは、M1E3の車体や砲塔の周囲の様々な位置にカメラが設置されているのが確認され、乗員に分散型ビジョンシステムと思われる情報を提供している。これにより、乗員はすべてのハッチを密閉したままでも、戦車の車体を通して「視認」することが可能になる。カメラの映像はヘルメット装着型システムに統合され、拡張現実(AR)と組み合わせれば、様々な重要データを重ね合わせた表示を作成できる。

この次世代戦車には、新しい照準能力やその他の搭載センサー、ネットワーク化された通信システムなど、他にも様々な先進システムが搭載される見込みだ。

陸軍は、今年後半に開始される試験で収集される兵士のフィードバックやその他のデータに基づき、M1E3の設計がある程度進化することを明確に期待している。最終構成が、1月に陸軍が公開した初期のプロトタイプからどれほど異なるものになるかは、今後の展開次第である。

基本設計が良好な性能を示し、プログラムがそれ以外の点でもその野心的なスケジュールを順守できれば、陸軍の次期主力戦車の生産は来年にも開始される可能性が高い。■

ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフは2017年初頭からThe War Zoneのチームの一員である。それ以前はWar Is Boringの副編集長を務め、Small Arms ReviewSmall Arms Defense JournalReutersWe Are the MightyTask & Purposeなど、他の出版物にも記事を寄稿している。


M1E3 Next-Gen Abrams Tank Production Could Begin Next Year

Test units will soon start experimenting with early M1E3 prototypes, with the Army now hoping production could kick off in 2027.

Joseph Trevithick

https://www.twz.com/land/m1e3-next-gen-abrams-tank-production-could-begin-next-year