スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(#NATO)が付いた投稿を表示しています

Su-57にNATOが与えたコードネーム「フェロン」の意味は?

NATO Code Name “FELON”: Russian Su-57 Gets Its Reporting Name, And It Couldn’t Be Better.NATOコードネーム「フェロン」となったロシアのSu-57にぴったりだ November 1, 2019 Tom Demerly Military Aviation , Russia , Troubled Areas 59 Comments https://theaviationist.com/2019/11/01/nato-code-name-felon-su-57-gets-its-reporting-name-and-it-couldnt-be-better/ MAKS 2019の最終日にはボグダンの操縦するSu-57がアフターバーナー全開で離陸を大観衆の前で見せた。 (All photos: Tom Demerly/TheAviationist)   まるでトム・クランシーの小説から借用したようなやばい名称がロシアのステルス戦闘機についた。 故トム・クランシーの筋書きみたいな展開で故人もあの世で微笑んでいるかもしれない。最新のロシア第5世代「ステルス」戦闘機スホイSu-57にNATOが呼称を制定した。「フェロン」という。(フェロンとは重罪犯人の意味) NATOでは英単語を使ってロシア軍用機を特定する名称を使っている。兵装システム、艦船、地上車両にも名称をつけている。コードネームともばれ通信のほか航空ファン含む一般でも使われているのが現状だ。 MAKS 2019ではSu-57「フェロン」が珍しい編隊飛行を披露した。 NATOは一定のルールを使っている。まず、「F」つまり軍用通話用アルファベット「フォックストロット」ではじまるのは戦闘機だ。MiG-25じゃ「フォックスバット」、Su-27は「フランカー」という具合だ。また派生型に枝番のアルファベットがつく。 Su-35の新型は原型Su-27を抜本的に改良しており、「フランカー-E」と呼ぶ。トム・クランシーの「レッド・オクトーバーを追え」ではロシアの長距離哨戒機を「ベア・フォックストロット」と記していたのを覚えているだろう。これはツポレフTu-95の「ベア-F」という機体だ

今の米国で中国、ロシアと同時に戦えるのか、日本はどう対処すべきか

ファーレイ教授は意外に日本が米国政策を支援しない可能性を想定していますね。ま、たしかに国際政治では大国の政策に盲従することは考えにくいので極めて現実的な認識でしょう。要は国益をどこまで認識しているかと言う問題ですが、日本が黙っていられない状況に国際貿易の自由が脅かされることがあり、この国の去就を握るのは海上交通路であることはどこまで理解されているのでしょうね。米国主導の国際秩序の維持には有志連合であり、共通の価値観を認識できる国家群が集結するしかありません。NATOに比べ、こっち側の状況は相当遅れているようです。 War Nightmare: Could America Fight Russia and China Simultaneously?  ロシア、中国を相手の同時開戦はアメリカの悪夢か。 Let's find out. by Robert Farley Follow drfarls on TwitterL March 20, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: Russia China Military Technology War U.S. Military Russian Military https://nationalinterest.org/blog/buzz/war-nightmare-could-america-fight-russia-and-china-simultaneously-48277 米 国は誤解されがちだった「二方面戦」方針を2000年代末に放棄した。これは2つの戦域での継戦戦力の実現が狙いだった。北朝鮮へ抑止力をきかせながらイランやイラクのどちらかと戦う構想をもとに国防総省は調達、補給、基地配備の戦略を冷戦後に模索してきた。前提としてソ連の脅威が消えたことがあった。米国がこの考え方を放棄した理由に国際環境の変化があり、中国軍事力の台頭、テロリスト勢力のネットワーク拡大があった。 だがこの瞬間に二方面作戦を米国が強いられたら、しかも北朝鮮やイラン以外の相手の場合どうなるか。中国やロシアが協調し太平洋と欧州で同時開戦したらどうなるか。 政治協調 そもそも北京とモスクワが調整のうえ危機的状

☆2019年ドイツの課題 NATOでの役割拡大と安保理での責任---装備品不足の背景に何があるのか

Germany picks up two thorny defense and diplomacy assignments in 2019 ドイツの2019年の課題は国防と外交の難題だ By: Sebastian Sprenger    1 day ago https://www.defensenews.com/global/europe/2019/01/02/germany-picks-up-two-thorny-defense-and-diplomacy-assignments-in-2019/ ドイツ国内ムンスターの演習地で夜間暗視装置を外すドイツ連邦軍兵士。 Dec. 6, 2018, in Munster, Germany. (David Hecker/Getty Images) 新 年を迎えたドイツに国防、外交で課題がふたつ立ちはだかる。NATO高度警戒戦闘態勢の確立と国連安全保障理事会での任期二年間の非常任理事国としての責任だ。 このふたつでベルリンはグローバル問題に積極的な役割を果たすと約束しており、真意を試される機会がアンゲラ・メルケル首相の任期最終段階で訪れる。 1月1日時点でのドイツはNATOが新設した高度即応統合任務部隊 Very High Readiness Joint Task Force (VJTF)に5先名派遣することになっており、戦闘事態が発生すれば48時間から72時間で戦闘投入するのが目標だ。提携国は順繰りで変え、オランダ、ノルウェー、フランス、ベルギー、チェコ、ラトヴィア、リトアニアも参加し最終的に8千名規模の部隊となる。 即応部隊はロシアを意識し戦闘部隊をヨーロッパ内に迅速移動しロシアに有利な状況を産まれさせないことにある。各国政府は2014年のウクライナ内クリミア半島のロシア併合を苦々しく思っており、最近でもロシア、ウクライナがアゾフ海でにらみ合いをしている。両案件ともロシアに都合の良い秩序を国境付近に築こうとするロシアの動きだと事情に詳しい筋が解説する。 ドイツ国防省はVJTFで戦闘装備を迅速に移動させることを目指す。昨年に110百万ドルの支援契約が成立し、民間業者が軍事鉄道輸送に協力する内容になっている。有効期限は一年間だ。 連邦軍は装備不足、管理問題の双方に苦しめられており、任務部隊の

米空軍F-15がウクライナに初の展開:変わる欧州の安全保障地図

ロシアにとって神経を逆なでされる展開ですね。しかしもともとこうした冷戦後最大規模の軍事プレゼンス強化さらに旧東欧諸国まで敵に回してしまったのはもともとロシア自身の失敗です。今後こうした展開がどこまでの事態に発展するのか注目ですし、NATOがどこまで拡大するのか、(かつて日本もNATO加盟を提案されていませんでしたっけ)目が話せません。ロシア、中国、北朝鮮、イランといよいよ悪役の国の位置づけになってきましたね。   U.S. Air Force F-15C Jets Have Just Started Historic First Deployment To Ukraine 米空軍F-15C部隊がウクライナへ歴史初の展開を開始 By David Cenciotti Oct 06 2018 - https://theaviationist.com/2018/10/06/u-s-air-force-f-15c-jets-have-just-started-historic-first-deployment-to-ukraine/ カリフォーニア州軍のF-15Cが「クリア・スカイ2018」に参加する 2 018年10月6日、米空軍のF-15Cイーグル部隊が歴史上初めてウクライナの地に着陸した。機体はカリフォーニア州フレズノに駐留するカリフォーニア州軍航空隊(ANG)の第144戦闘航空団隷下の第194戦闘飛行中隊のもの。 展開したのは首都キエフ西のストロコスティアンティニフで第7戦術航空旅団のSu-24Mフェンサー部隊が配備されている基地だ。 F-15各機はウクライナ、ポーランドにまたがり9カ国による多国間演習クリア・スカイ2018に加わる。 ウクライナでタキシー中のF-15C 演習は空対地攻撃シナリオでAI(航空阻止)及びCAS(近接航空支援)任務のほか、航空機動運用、医療搬送空輸、サイバー防衛、人員回収を中心とする。 Air Force Times によればカリフォーニアANG所属のF-15部隊はウクライナ戦闘機とストロコスティアンティニフ基地から展開し、カリフォーニアANGのC-130部隊とウクライナ輸送機部隊がヴィニツィア基地から、さらに別途ウクライナ戦闘機部隊がイヴァノ-フランキフスク基地から