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自衛隊F-35Aにノルウェー開発ミサイルを搭載し、中国への大きな抑止力が実現する。

  Naval Strike Missile, from website of Kongsberg   37.9K Alexei Navalny's Adviser Says 'I Narrowly Escaped Arrest' 日 本はF-35を急速に増備しているが、ノルウェー技術の革新性を使い攻撃効果を引き上げようとしている。 ノルウェーの防衛技術企業 コングスベルグ の報道資料によれば日本政府向け共用打撃ミサイル調達契約が成立した。▼総額93百万ドルの今回の契約は日本向け共用打撃ミサイル(JSM)の第二段階調達にあたる。▼コングスベルグと日本のJSM契約には見かけ以上の価値があり、最新の契約内容は日本が運用するF-35を想定している。▼米国防安全保障協力庁による発表では米国務省がF-35の追加調達を日本に認めた。▼自衛隊は米国除き世界最大のF-35運用国になる。▼その日本向けF-35で最重要の兵装が共用打撃ミサイルだ。   JSMとは JSMは高性能精密ミサイルで王立ノルウェー海軍、ポーランド海軍、米海軍、米海兵隊が供用中で陸上海上の移動目標を標的とする。▼ウィングレットを搭載し高度の制御性を発揮する。▼海上で発射した場合は敵探知を逃れる超低空飛翔パターンをとり、ミサイル本体のステルス性も効果を上げる。▼陸上運用でも低視認性を実現すべく、地形をはう飛翔パスをとる。公式発表としてコングスベルグはJSMの有効射程を100カイリと発表しているが、一部筋は500キロ程度とする。▼JSMのステルス低レーダー断面積と射程距離を生かせば、スタンドオフ運用が可能となり、F-35は遠距離からの発射で生存性を高める。   Naval Strike Missile コングベルグは海軍用打撃ミサイルも生産しており、艦上発射用の対艦ミサイルではじまったが、米海兵隊も採用を最近決めた。▼米海兵隊ではNSMを地上発射式装備として共用軽戦術車両(JLTV)で運用する構想だ。▼このため改装JLTVは無人車両となり、NSM二発を荷台に搭載し、太平洋の島しょ部から発射する想定で中国のPLAN艦艇を狙う。▼理屈上はこの装備で艦艇を近づけない効果が生まれる。   中国をにらみ、米国と日本両国はPLAN艦艇を接近させない戦略をめざしている中で、コングスベルグのJSM、NSMの各

2023年度予算で戦術機材構成を検討中の米空軍に、F-16調達再開の動き。F-35に不満がたまり、調達規模縮小案も。ステルス偏重の是正は健全な動き。

  ステルス機偏重、F-35命の米空軍の硬直していた姿勢がここに来て大幅に変化しています。現実の世界を眺めたというより、いつまでたっても完成しないF-35、ステルス対抗技術の出現で、ロッキードの宣伝文句が色あせてきたのが理由でしょう。一方、日本は一生懸命F-35を導入しているのですが....F-15につづいて F-16の新規調達が実現すれば、1970年代の投資が今でも有効だと証明されますね。   ステルスF-35の後方を飛ぶF-16が新しい「素晴らしい」性能を提供すると米空軍に新規製造機体の 調達を期待する声が出ている。 Credit: U.S. Air Force   米 空軍関係者に ロッキード・マーティン F-16の新規発注が話題に上がっている。空軍での同機の最終号機受領は20年も前のことだ。戦術機材構成の検討が進行中で、2023年度予算要求ではF-16、 ボーイング F-15EX、新型のいわゆる消耗品扱い機材、および次世代戦闘機がこれまでロッキードF-35Aが独占してきた予算を奪い合う構図となる。   検討作業は空軍が旧式化進む戦闘機や代替機材がないまま能力不足が埋まらない中で進んでいる。F-16生産はサウスカロライナ州グリーンビルで今も続いている。ロッキードは海外向け需要に答えるべく同機組立ラインを2019年に同地へ移転した。   「サウスカロライナのF-16新生産ラインを見ると、大幅に機能が改修されており、装備能力の向上にも参考となる」と空軍次官だったウィル・ローパーがAviation Weekに任期終了一日前に述べている。   ローパーは在任3年を通じ空軍の調達方法に一連の変革を導入した。また戦新型機を模擬敵機にする検討もしていると述べた。スカイボーグ事業をローパーは2018年に開始し、自律機体制御で新しい形の無人機システム(UAS)を確立し、各種ミッション実施を目指すもので、損耗が苦にならない安価な機体価格とする。こうした自律かつ損耗覚悟の性能により訓練で敵機役を演じさせたいとローパーは述べた。   敵機役のミッションはAI応用のUASに大きく進歩する機会となる。「敵機役をUASに任せられれば大幅に予算を節約できる」   新規生産F-16と消耗品扱いのUASを空軍に加える構想は2018年に生まれており、空軍戦闘統合能力開発部門が空軍戦闘機ロードマップ

F-15JSIの登場でF-35Aと性能の補完関係が生まれる・ステルス/非ステルスの混合運用が空軍機材構成の基本となる

日 本は保有するF-15J戦闘機のうち98機を大幅改修し、「日本向けスーパー迎撃機」(JSI)と呼ぶことになる。米国務省が2019年10月に日本政府要請を受け入れ総額45億ドル事業を認可した。 JSIはロッキード・マーティンF-35共用打撃戦闘機と補完し合う関係となる。米空軍もF-15、F-35の同時運用をめざしている。 両機種の機体単価はそれぞれ100百万ドルほどだが、性能はまったく異なる。 ステルス戦闘機の長所は敵の探知を逃れることのため兵装は機体内部に搭載する。だが機体内燃料搭載量が減る。このため航続距離やペイロードが非ステルス戦闘機より劣る。 非ステルス機はステルス機以上の兵装を搭載することが多い。ここに「極超音速」ミサイルも加わるだろう。 各国で両方の機体を備え均衡の取れた機材構成にするのが望ましいことに気づいている。日本がF-15近代化改修を目指すのもなんら不思議なことではない。 JSI改修は各種新装備として、 レイセオン のAN/APG-82(V)1アクティブ電子スキャンアレイレーダー、 BAEシステム のAN/ALQ-239デジタル電子戦装備つまり強力なレーダージャマーが中でも目立つ。JSIは新型ミサイルも装備する。 「日本には高性能AAM-4Bがあり、AESAシーカーを搭載しているが日本が米製AIM-120高性能中距離空対空ミサイルの入手も検討しているとの報道がある」とThe War Zoneのジョセフ・トレヴィシックが伝えている。 AIM-120はAAM-4Bより小型で有効射程も短いと言われるが、F-15JSIはミサイルを大量搭載し性能の不足分を補うだろう。 さらに日本はヨーロッパのミサイル事業コンソーシアム MBDA の英国事業部と共用新型空対空ミサイルを開発中だ。同ミサイルはAAM-4Bのシーカー等を流用しつつMBDA開発のラムジェット推進式メテオの性能も取り入れる。 日本はF-35AとF-35Bをそれぞれ105機、42機発注しており、米国、英国に次ぐ第三位のF-35運用国になる。2020年代中頃にはF-35とF-15JSIが日本の戦闘機の中心となる。 「F-15J・JSIは日本のF-35Aをうまく補完し、通常の防空任務をしっかりこなすだろう」「ステルスのJSFも改修型イーグルと同時運用で前

F-15EX、F-35のどちらが米空軍の今後に役立つ機材になるのか

Fighter Faceoff: Should The Air Force Buy More F-35s Or The F-15EX? 戦闘機真っ向勝負。空軍はF-35、F-15EXのどちらを導入すべきなのか。 Which is right for the Air Force of the future? どちらが空軍の将来に有益な機種なのか 。 Tags: F-15X F-35 Stealth Fighters Air War Air Defenses by Sebastien Roblin https://nationalinterest.org/blog/buzz/fighter-faceoff-should-air-force-buy-more-f-35s-or-f-15ex-91156 Key point: Both are capable jets, but are tailored to exceed at specific missions. 米 軍の予算7,380億ドルは前例のない規模だが、事業受注をめぐる争いは熾烈を極めている。 中でも注目を集めているのが空軍が旧式戦闘機F-15イーグルの新型機種の調達に向かい、最新式F-35ライトニングの予算を流用する動きの去就だ。 話をややこしくしているのは両機種の想定任務が異なることだ。 単発のF-35Aは強固な防御体制の敵領空にステルス性で侵入し攻撃を加え、強力なセンサーで敵軍の追撃を逃れる設計だ。 A これに対し退役が近づいてきたF-15Cは双発で空対空戦専用機材で米国周辺や海外基地付近の空域を哨戒し、敵の侵入を撃退するのが役目だ。F-15にはステルス性はないが、最高速度はマッハ2.5とF-35より33%高く、航続距離も長い。 ここ数年で海外からF-15の強化改修型への発注が続いており、ボーイングはF-15EXとして新技術を盛り込んだ機材を提供する。その中にはF-15Cでは不可能だった多任務能力もある。 F-15EX推進派からは調達はF-35予算を使うものではないとの主張があるが、ロッキード他空軍将官は別の見解で、激しく同機に反対意見を展開してる。国防総省はボーイングに有利な結論を出すことが続いており、実際に長官代行にはボーイング元役員が就任していた。

F-35Aで初のアグレッサー隊が誕生。

Air Force Will Use Old F-35s To Train for Battle Against Russian and Chinese Stealth Jets 米空軍は初期型F-35でロシア、中国のステルス機対応訓練をめざす A smart ideas considering what the USAF will face in the future. USAFが将来直面する想定を考えるとなかなか賢い選択ではないか 。 by David Axe Follow @daxe on Twitter L May 10, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: Russia China Military Technology World F-35 J-20 Su-57 https://nationalinterest.org/blog/buzz/air-force-will-use-old-f-35s-train-battle-against-russian-and-chinese-stealth-jets-57122 米 空軍は休止状態の飛行隊の再活性化を検討中だ。この飛行隊は2014年までF-15で敵国空軍役を演じ演習を現実味あるものにしていた。 第65アグレッサー飛行隊は初期生産型のF-35Aでロシアや中国のステルス戦闘機Su-57やJ-20の戦術を真似ることになりそうだ。 同隊はネリス空軍基地(ネヴァダ)を拠点にし、毎年恒例の空軍のレッドフラッグ演習に参加するはずだが運用開始時期は未定だ。65アグレッサー飛行隊は5年前に経費節約策で活動を停止していた。 War Zone記者 Tyler Rogowayが2019年5月9日に同隊復活を最初に報じた。『ネリス空軍基地は65アグレッサー隊をF-35Aで再編成することに期待している』との同基地報道官の発言を引用した。『現在以上に敵機役機能が充実すれば米軍ならびに提携国空軍部隊に有益な訓練演習のシナリオが実現する』 ロゴウェイは「F-35は今までの敵機役機材をいずれもうわまわる」と報じた。 F-35Aは各種脅威対象を今までにないほど現実的に再現できる。筆者はこの件を以前も関係筋と話し

F-35Aの機内ミサイル搭載数を増やすサイドキック装備とは....詳細は不明のロッキード発表

Lockheed ‘Sidekick’ Will Raise F-35 Missile Capacity May 1, 2019 Steve Trimble | Aerospace Daily & Defense Report https://aviationweek.com/defense/lockheed-sidekick-will-raise-f-35-missile-capacity 米 空軍や海軍のF-35でAIM-120ミサイルを通常の4本でなく6本機内搭載可能とするのがサイドキックと呼ばれる装置だと ロッキード・マーティン が説明している。 10年かけて実施するブロック4改修の一貫としてF-35テストパイロットのトニー・ウィルソンが5月1日に解説した。改修でF-35は改良型センサーや新型兵装の搭載が可能となる。 同時に機内兵装庫にミサイルをより多く搭載可能となる。機内搭載により同機はステルス性を犠牲にすることがなくなる。 ロッキードはサイドキックの仕組みの詳細を発表していない。F-35AとF-35Cに兵装庫がふたつあり、それぞれAIM-120を2本あるいは一本と大型爆弾のGBU-32共用直接打撃弾(JDAM)(2,000ポンド)一発を搭載できる。F-35BではリフトファンがつくためAIM-120は2本まであるいはミサイル一本と1,000ポンドJDAM一発しか搭載できない。 サイドキックで機内兵装庫上部のAIM-120用アダプターが不要になるのだろう。サイドキックはAIM-120ミサイル一本分のスペースに2本を搭載する。 F-35A、F-35Cにミサイル6本を機内搭載する構想は前からあった。今回ウィルソンがメディア向けに説明したが、ロッキードはこれまで公表してこなかった。 「ロッキード・マーティンが自社開発したもので、今後は共同開発室にもお伝えし実現の可否は他部門におまかせする。ロッキード・マーティンは実施をいつでもお助け出来る体制にある」(ウィルソン) これとは別にアラブ首長国連邦に派遣中の空軍F-35Aがイスラム国を相手にイラクで4月30日初の空爆を実施した。この際はJDAM一発を投下し、トンネル網と兵器貯蔵庫を標的にしたと空軍中央司令部が発表している。ただし、空爆の結果では発表がない。