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速報 米軍がアフガニスタンのISIS-Kに報復攻撃を実施

USAF   ハミド・カルザイ国際空港アビーゲートの自爆攻撃で米軍隊員13名および多数の民間人が殺害されたのをうけ、米中央軍は無人機によりISIS-Kの「パートナー」一名を殺害したと発表した。無人機攻撃が行われたのはナンガハール地方でバイデン大統領が襲撃事件に関与した者への懲罰を公約した翌日のことになった。   米中央軍の発表内容を伝える。   「米軍部隊がISIS-Kの襲撃立案者を水平線越えで対テロ攻撃した。無人機による空爆がアフガニスタンのナンガハール地方でおこなわれ、初期評価では標的は死亡していることが判明した。民間人の死傷は発生していない」   今回殺害した立案者が空港襲撃事件等の立案にも携わっていたのかは不明だし、別の首謀者がいたのかもしれない。また襲撃事件に関与したのが何人だったのかも不明だ。とはいえ、今回の攻撃はバイデンが公約したISIS-K対応で具体的な行動につながったものだ。   声明文では「地平線越え」の作戦だったとあり、攻撃に投入した機体はアフガニスタン国外から運用されたことがわかる。この戦術はアフガニスタン撤退後にバイデン政権が活用する構想だが、米国のアフガニスタン完全撤収前に実行されたことに注目する。一部にはテロ活動を引き起こすのではと実施に慎重な動きもあった。   攻撃対象が空港襲撃事件の首謀者ではなかった可能性もあるが、今後もこうした攻撃が続きそうだ。   America Strikes Backs At ISIS-K In Afghanistan U.S. Executes Revenge Drone Strike On ISIS-K "Planner" In Afghanistan (Updated) The operation comes just a day after President Biden vowed to make the terror group pay for its heinous suicide bombing at Kabul's Airport. BY TYLER ROGOWAY AUGUST 27, 2021 THE WAR ZONE

055型大型駆逐艦の日本海入りは軍国主義日本への警告...特異な中国共産党の思考。各艦の動きを淡々と監視中の防衛省は頼もしい。

  ご注意 以下は中国共産党の見解を伝える環球時報英語版記事をもとにしています。記事をそのまま転載すると中国の情報戦に加担することになりますのでご注意ください。     2020年1月の南昌就役式典時の写真。055型誘導ミサイル駆逐艦の一号艦となり、山東省青島で行われた。(Photo by Li Tang/Xinhua)     人 民解放軍海軍(PLAN)が055型大型駆逐艦以下の強力な艦艇部隊を日本海に展開sている。今年二回目となり、 今回は日本の右翼勢力軍国主義者への警告メッセージ だと中国軍事専門家は解説している。直前に有力政治家が第二次大戦戦犯を祀る靖国神社を参拝しており、政府は防衛白書を公表し 台湾島 及び 釣魚諸島 に関する記述 で中国を挑発していた。   055型大型駆逐艦の就航が増えており、今回のような航海はこれから増えると軍事アナリスト筋は見ている。   海上自衛隊がPLA海軍部隊を発見し、055型誘導ミサイル駆逐艦南昌、052D型誘導ミサイル駆逐艦貴陽、903A型補給艦の三隻が対馬海峡から日本海に入ったのが8月22日だったと防衛省統合幕僚部が23日に発表している。中国からの情報発表はない。   055型大型駆逐艦が日本海に入るのは今回が二回目だ。初回は今年3月で南昌が同じような航路で052D誘導ミサイル駆逐艦成都と054A型誘導ミサイルフリゲート艦大慶を伴っていたと日本側防衛筋が明らかにした。日本海進入は3月18日で、日本海から退出したのは3月25日と、周航は8日間に及んだ。   日本海での演習で各艦は本国から離れた地点での共同戦闘力を高めることができる。   PLANは艦種を替え戦術を試しているようで、今回は903A型大型補給艦を加え遠隔地運用を想定し、前回より長期展開になると中国軍事筋は24日に解説している。   日本海入り二回目となった今回の航海は今後こうした訓練が恒常的に展開することを意味していると上記専門家は指摘し、PLANが055型の2番艦、3番艦のラサ、大連が今年就航済みでさらに建造が続いている。   ご注意 以下は中国共産党の見解を伝える環球時報英語版記事をもとにしています。記事をそのまま転載すると中国の情報戦に加担することになりますのでご注意ください。   PLAN部隊の日本海入り前の8月15日に菅義偉首相は靖国神社に玉串料を

速報 カブール空港襲撃事件はISIS-Kの仕業。カブール空港撤収作戦の最終段階で保安体制に懸念。自衛隊の邦人等脱出にどんな影響が出る?

  ハリド・カルザイ国際空港付近で発生した爆発の被害者が病院へ搬送された。August 26, 2021. ANADOLU AGENCY VIA GETTY IMAGES / SAYED KHODAIBERDI SADAT   8 月26日ハミド・カルザイ国際空港襲撃事件で米軍に12名死亡15名負傷の被害が発生した。   ペンタゴンは自爆攻撃とし、アビー検問所の外側とすぐそばのバロンホテルで爆発が二回あった。   中央軍司令官の海兵隊フランク・マッケンジー大将は米軍隊員に死傷者が発生したと認め、「人員面の被害規模は調査中で全体を把握できていない」と述べた。   死亡した12名のうち11名は海兵隊員、一名は海軍所属で空港へ入ろうとする避難民の選別を行っているところで爆発が発生したとマッケンジーがペンタゴン記者団に中東からリモートで述べた。   襲撃ではISIS戦闘員一名も銃撃を加えたと同大将は述べ、ゲートでの爆発で「空港内の駐屯地への被害はなかった」とした。   マッケンジー大将は今回の襲撃を多重攻撃と表現した。「ISIS-Kの脅威が今回現実になってしまった。こうした襲撃は今後も続くとみている。考えられる対策をすべて取っている。タリバンが空港の外縁部警備にあたっており、必要な防護措置を取ると当方に連絡してきた」   マッケンジーは現時点の推測として自爆テロ要員はタリバン検問所を通過し米軍が空港に入ろうとする避難民をチェックする中に紛れ込んだとする。   タリバンは空港へ向かう群衆のチェックを行っているが、「チェックがうまくいく場合といかない場合がある」とし、米軍もチェック機能を改善していることを強調した。   マッケンジー大将は米軍が「ひきょうな」攻撃の主犯を探し出し、反応の「準備ができている」と述べた。   カブールに展開する米軍部隊には自衛能力があるとし、AH-64攻撃ヘリコプター、MQ-9無人機が同空港を拠点に飛行し、F-15やAC-130ガンシップが周辺部の警戒にあたり、対ロケット弾・迫撃砲弾装備も配備済みと述べた。またトラックによる襲撃も入口で阻止する体制にあり、タリバンには保安体制の強化や近隣道路の閉鎖を要請しているとも述べた。   また、航空機への射撃が発生したと認めた。「わが方の航空機に時折射撃が加えられているが被害は皆無だ。軍用機には自衛用装備がある

バイデン政権への不信感から米国への情報提供量を減らしていたネタニヤフ前首相。背景にイラン核合意へのバイデンの姿勢がある模様。対等お対米関係とはこういうことだろう。

  当時副大統領のジョー・バイデンがベンジャミン・ネタニヤフ首相(当時)と2010年に会談していた 。 Baz Ratner/Getty Images ニューヨークタイムズはイスラエルから米国への情報提供が今春から削減されていると伝えた。 理由としてネタニヤフ前首相がバイデン政権に不信感をいだくためと記事にある。 オバマ時代からの確執と合わせ米国が本人を監視中と信じていたことも背景にある。 イスラエルが米国との情報共有を今春から減らしていたことが判明した。ベンジャミン・ネタニヤフ首相(当時)がジョー・バイデン大統領の政権を信頼していなかったためとニューヨークタイムズが報じている。 米イ両国関係者はネタニヤフがイランをにらんだ動きに関し情報共有量を減らす指示を出したと述べている。 またイスラエルは米側に対し4月にイラン原子力向上を攻撃した際に米国への事前通告は二時間前に出し、米国の影響力行使を封じたと関係者は解説している。 タイムズはネタニヤフの不信感の背景の理由を以下まとめている。 米側がイスラエル案をリークした。ただし、米側はこれを否定している バイデン政権がイラン核合意の復活を上位に捉え、イスラエルの安全保障面の懸念を軽視した 米側がネタニヤフ本人をスパイしていた 米政府関係者はタイムズに対しネタニヤフはオバマ政権の核合意への取り組みに不満を感じていたと解説している。バイデンはオバマ政権で副大統領だった。 ネタニヤフは6月選挙に敗北し12年ぶりに首相の座を降り、野党リーダーになった。 新首相ナフタリ・ベネットが8月26日にホワイトハウスでバイデン大統領に会見する。■ Israel Gave US Less Intel As Netanyahu Didn't Trust Biden Admin: NYT Sinéad Baker

極超音速兵器への防御能力が間もなく実現する。中国、ロシアへの新たな抑止力へ。ただし、飛翔軌道も自由に操作するマッハ5の敵装備に本当に対抗できるのか。

  いまいちわかりにくい概念的な説明に終始しているのは安全保障上仕方がないことなのでしょうか。ともあれ、ここまでの技術が実現すれば新しい抑止力になるのですが、ノースロップの言い分通りなら実現がそこまで来ていることになります。   極 超音速兵器の危険や脅威が話題になることが多いが、追尾破壊手段が現れつつある。だがマッハ5の速力かつ飛翔経路を制御可能な極超音速ミサイルを本当に破壊できるのだろうか。   ロシア、中国の極超音速ミサイルの現実の脅威を前に米ミサイル防衛庁(MDA)が産業界に多層防衛構想の技術課題への挑戦を求めている。   極超音速兵器防衛の課題 「中国は引き続き高性能兵器体系の実現を目指し、極超音速ミサイルや二重用途技術など、これまでの次元を超えた装備品が出現してくる」と米戦略軍司令官チャールズ・リチャード海軍大将が述べている。   HBTSSの構想図 (Photo: Northrop Grumman)   めざすのは向かってくる極超音速滑空兵器をで空中、地上、海上で「見る」「見つける」「追尾する」こと実とリチャード大将は表現。この脅威は深刻であり難易度が高い。極超音速兵器への対応の実現はまじかに迫っているが、現時点で有効策は存在しない。   「極超音速滑空体に代表される機動性の高い脅威対象が増えており、現行の地上配備レーダーネットワークの能力では対応しきれない。現状ではこうした脅威に対抗する手段がない」とマイク・シフォン(ノースロップ・グラマン、戦略、捕獲、作戦、OPIRおよび地理空間装備担当部長)も述べる。   HBTSS 一つ有望に見えるのがミサイル防衛庁が業界とともに進める新型衛星ペイロードで極超音速攻撃の際に標的の飛翔経路を「保持」する装備だ。   これを極超音速弾道飛翔経路追尾宇宙センサーHypersonic and Ballistic Tracking Space Sensor ( HBTSS )事業と呼び、弾道ミサイルと異なり既存の軌道を経由しない極超音速滑空体の高機動性への対応を目指す。   「発射直後の加速段階では通常は予測可能な弧を描き、頂点で燃料がなくなる。そこから先を予測し命中地点を推定することでデータが入手できる」(シフォン)   高機動極超音速標的は弾道そのものを変更し位置も変更可能だとシフォンは説明している。   「極超音速

米軍アフガニスタン撤収の混乱ぶりを見て、北朝鮮が南への工作強化を画策している。朝鮮半島からの米軍撤収が実現すれば北の思うつぼなのに、南朝鮮国民が感情に身を任せているのは工作活動の効果か。

  米 国はアフガニスタン撤収で拙速かつ十分な計画なしで展開するさまを世界に見せつけてしまった。同盟各国には今後の米国との関係に危惧を覚える動きも出ている。大韓民国(南朝鮮)も例外ではない。同国メディアは連日のように同盟関係を懐疑的にとらえており、北朝鮮への妥協こそ半島統一の道を信じる政治家とて変わりはない。 ピョンヤンの金正恩の視点はどうか。米韓同盟分断戦略が効を奏してきた。今回のアフガニスタン撤収は南朝鮮を対米同盟に懐疑的にさせる、あるいは妨害させる絶好の機会だ。米韓両国が半島の平和を維持すべく平和交渉で北朝鮮が新条件を飲む可能性は大きく減じている。 金正恩は朝鮮労働党(KWP)の政治局、中央軍事委員会を招集し状況を分析し、朝鮮半島への影響を検討しているはずだ。さらに党の宣伝工作部(PAD)、統一戦線部(UFD)、人民軍 (KPA)、政治総局(GPB)他を動員し、南朝鮮が韓米同盟に懐疑的になっている状況をどう利用するか作戦立案しているはずだ。 北朝鮮の宣伝工作、政治工作、情報操作、情報かく乱、特定対象工作の第一線を担うのがKWPのPADである。PADは情報工作多数を担当し、情報操作を行い、南朝鮮の世論工作も行う。特に南朝鮮一般社会を標的とする。この工作を統括するのがPAD海外宣伝局である。PADの下部祖域では防諜宣伝工作を展開し、北朝鮮国民を対象とする。国家保安省(MSS)がこうした国内工作を支援する。 UFDはサイバー部門を擁し、偽情報を南朝鮮国民に流し社会政治面の混乱を巻き起こしている。対象は南朝鮮国民以外に同国政府、政界にまで及ぶ。サイバー部門は南への心理戦も展開し、19か国のサーバーから140に及ぶウェブサイトを運営している。ウェブサイトの目的はサイバー戦で「南朝鮮国内の革命」を巻き起こし米軍撤収を実現させることにある。PADとも連携し南朝鮮を標的とするのは第101連絡センター、第26連絡センターの二部局だ。 第101連絡センターはピョンヤン中区のピョンヤン医大の正面にあり、情報操作を担当する。別の言い方をすれば偽情報であり、金日成、金正日、金正恩の三大最高指導者を扱う。第101連絡センターには南朝鮮の社会文化に通暁した専門家30名が在籍する。小説、詩歌を出版し、北朝鮮最高指導部の栄光を賛美し、KPA偵察総局(RGB)の第225情報部隊に配布させている。