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インドネシアがA400Mの調達を決定

A400Mはいろいろトラブル続きだと分かっているのですがインドネシアがここにきてわざわざ同機を調達するとは思いませんでした。しかも2機だけというのがよくわかりません。同国の場合は兵力投射機能以前に広大な国土を抱えていますから国内輸送だけでも仕事量は十分あるのでしょうね。またマレーシアが先に導入しておりその実績を見て判断したのかもしれません。 Indonesia confirms A400M acquisition plan インドネシアがA400M調達を決定 Gareth Jennings, London - IHS Jane's Defence Weekly 08 March 2018    王立マレーシア空軍のA400M。インドネシアは隣国に倣い同輸送機を導入し、二機を調達する。Source: IHS Markit/Gareth Jennings インドネシア空軍(TNI-AU)が エアバス・ディフェンス&スペース A400M輸送機の導入を決めた。 空軍の3月7日発表では二機調達し同国の東西を結ぶ物資輸送で地方政府を支援するという。大日程や調達価格の詳細は発表がない。 Jane’s はインドネシアがA400Mに関心を表明していると2017年1月に初めて伝えていた。その時点で政府と国内防衛産業筋はインドンシアが最大5機の購入を検討し調達予算として20億ドルを確保したと述べていた。その後同年4月にはエアバス側と調達をめぐる契約の準備が始まっていた TNI-AUの固定翼機輸送部隊は近代化を迫られており、現行機材にはロッキード・マーティンC-130B/HとL-100ハーキュリーズ19機、エアバスDS-PTディルガンタラCN235(6機)、C212(7機)があるが、2000年以降にC-130は5機が墜落している。 A400Mはペイロード37トンだ。インドネシアはでは国内の貨物輸送に投入するが同機は軍用仕様で各種軍事装備も輸送可能だ。■

インドネシア空軍向け戦闘機調達の最新動向

ロシア製機材が米国製機材と混じるのはインドネシア、マレーシアに共通ですが、運用上は大変でしょうね。しかし、ロシアへの購入条件提示を見ているとこういう国とは商売したくなるなるのでは。経済急成長中と言われるインドネシアですが国家財政は貧弱なのですね。 Indonesia Shopping For Western Fighters  インドネシアが西側戦闘機導入を検討中 Typhoon: Eurofighter Jan 23, 2018  Marhalim Abas | Aerospace Daily & Defense Report http://aviationweek.com/defense/indonesia-shopping-western-fighters イ ンドネシアが西側メーカー数社と戦闘機調達を商談中で、候補は ユーロファイター ・タイフーンと ロッキード・マーティン F-16Vが有望だと同国業界筋二名から判明した。  Saab グリペンと ダッソー ・ラファールも候補で両社はジャカルタに事務所を置く。調達規模は不明だが、インドネシア空軍の戦闘機飛行隊定数の16機の倍数となるのは確実だ。  内部筋の一人目は商談は昨年に始まり、タイフーンが有力とみている。  空軍がF-16を推すのは同型機を運用中のためと別の内部筋が語る。両名とも軍部とのつながりが強い。  ロッキード・マーティンはF-16Vに プラット&ホイットニー F100-PW-229エンジンを搭載し提案中だという。インドネシア空軍は同エンジンを搭載した32機を運用中だ。ロッキード案で訓練費用、補給費用が下がりそうだ。  ロッキード・マーティンのインドネシア政府・空軍向けプレゼンでは現行の新規生産F-16C/D23機、およびF-16A/B9機をV規格にアップグレードし、レーダーやエイビオニクスを新型に換装するとある。  ミサイル、爆弾、照準ポッドなど購入済み装備はそのまま使えるので調達コストが節約できると同社はインドネシア側に訴える。  インドネシア空軍は2024年までに戦闘機180機体制をめざしていたが目標達成は険しい。現在は48機供用中で、スホイSu-35を11機発注中。  西側戦闘機を発注してもSu-35発

インドネシアが空中給油機更新へ、KC-46Aが有力候補か

Indonesia puts KC-46A Pegasus, Airbus A330 in frame for aerial tanker requirement インドネシアがKC-46ペガサス、エアバスA330を次期空中給油機候補として検討中   オーストラリア空軍のエアバスA330 MRTT。Source: Airbus Ridzwan Rahmat, Singapore - Jane's Defence Weekly 18 January 2018 http://www.janes.com/article/77173/indonesia-puts-kc-46a-pegasus-airbus-a330-in-frame-for-aerial-tanker-requirement インドネシアがボーイングKC-46A、エアバスA330MRTTのいずれかの導入を検討中。空中給油機の整備が狙い。 エアバスA400Mに次ぐ大型装備調達になりそう インドネシア空軍が空中給油能力整備の検討を始めた。2024年までに二機調達を目指す。 検討対象の機種にエアバスA330多用途給油輸送機(MRTT)もあるが、ボーイングKC-46Aペガサスの導入をインドネシアがほのめかしている。 インドネシアの求める作戦要求に答え、現有機材の空中給油方法に適合するのか等の検討に入る。 また国営航空機メーカーPT Dirgantara Indonesia (PTD)への技術移転の可能性も検討内容だという。 検討作業が終わり次第、調達内容の骨格を決め、正式に事業化し予算も確保する。これを2020年から2024年までに行う。 2015年6月までインドネシア空軍は給油ポッドを付けたKC-130Bを1960年代から使ってきた。うち一機が同月にメダンで墜落し、使える機体が一機になっていた。同機はマランのアブドゥルラクマン空軍基地に配備中だ。■ 2機しか導入しないつもりでもしっかり技術の国内還流を狙うとはしたたかですね。交渉の腕はわかりませんが。