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航自F-35捜索にU-2も投入

コメントは下にあります。 High-altitude US recon plane joins search for F-35 and missing Japanese pilot  F-35捜索に米軍が 高高度偵察機を投入 U -2 ドラゴンレイディ偵察機がアラブ首長国連邦アル・ダフラ航空基地で発進に備えている。 March 15, 2019.GRACIE I. LEE/U.S. AIR FORCE By SETH ROBSON AND HANA KUSUMOTO | STARS AND STRIPES Published: April 12, 2019 https://www.stripes.com/news/high-altitude-us-recon-plane-joins-search-for-f-35-and-missing-japanese-pilot-1.576680 YOKOTA AIR BASE, Japan — 4月12日、在日米軍は米空軍所属U-2ドラゴンレイディ戦術偵察機が消息不明の航空自衛隊 細見彰里3等空佐操縦のF-35AライトニングII戦闘機を捜索に投入したと発表した。 同機は9日午後7:30ごろ三沢航空基地の東方およそ85マイル地点で墜落した。捜索で機体の左右方向舵を事故発生から二時間後に回収したと航空自衛隊が発表している。 今回の事故はF-35Aで世界初の喪失事故となった。海兵隊所属のF-35Bでは昨年9月にサウスカロライナ州内の海兵隊航空基地近くで墜落事故が発生している。 細見3佐は飛行時間3,200時間のベテランでF-35Aでは60時間飛行していると航空自衛隊が10日に発表している。 米海軍は捜索救難に艦艇一隻と哨戒機一機を派遣した。 「日本政府の要望により米軍は日本主導の捜索活動を支援していく。このためUSSステサム(誘導ミサイル駆逐艦)、P-8Aに加えU-2の支援も提供する」と在日米軍広報官ジョン・ハッチンソン空軍大佐がメールで知らせてきた。 航空自衛隊はUH-60Jヘリコプター、U-125を計11機を投入し、海上自衛隊も艦艇及び航空機による捜索を事故直後から展開している。海上保安庁も艦艇を現場に派遣した。 「在日米軍

難航する新型空母USSジェラルド・フォードの艦隊編入

USS Gerald Ford Delivery Delayed Due to Extensive Nuclear Propulsion, Weapons Elevator Repairs; Carrier Won’t be Ready Until October  USSジェラルド・フォードの海軍引き渡しは原子力推進系、兵装昇降機の修理でさらに延期のため10月に変更か By: Sam LaGrone March 26, 2019 6:14 PM https://news.usni.org/2019/03/26/uss-gerald-ford-delivery-delayed-due-extensive-nuclear-propulsion-weapons-elevator-repairs-carrier-wont-ready-october AAG装備を用いた初の空母着艦にF/A-18Fパイロット、ジェイミー・R・ストラック少佐がヴァージニア沖合を航行するUSSジェラルド・R・フォード(CVN-78)で成功した。 US Navy Photo 想 定外の問題がUSSジェラルド・R・フォード(CVN-78)の補修作業で発生し艦隊編入が三ヶ月遅れて10月になると海軍当局が下院軍事委員会で明らかにした。 慣らし運転期間post-shakedown availability (PSA)中に初の海上航行で見つかった問題を解決し乗員も建造中の問題を把握するはずだった。PSAを12ヶ月とし2021年に就航予定としていた。 だが原子力推進関係ならびに高性能兵装昇降機で修理が思ったより時間がかかるためさらに遅れると海軍調達部門トップのジェイムズ・ジューツが下院軍事委員会シーパワー兵力投射小委員会で述べた。 「海上公試中に原子力推進系で問題が見つかり、試運転後調整を全て完了し昇降機を改修すると相当の時間がかかります。ということで10月は今のところすべてうまく行った場合の目標ですがその後乗員の習熟訓練が入ります」 小委員会のロブ・ウィットマン議員(共、ヴァージニア)からは自身でハンティントンインガルス工業のニューポート・ニューズ造船所を訪問し同艦の工事状況を聴取し、7月の予定が困難と聞いたと発言があった。 「現場作業員と話す

B-21は予想より早く登場する.....?

各種ソースや公開、非公開情報を駆使する米メディアでさえ正体が一向にわからないB-21が突如目の前に現れる日が来そうです。そのときにB-2類似と言われる機体の外観が本当にそのとおりかわかることになりそうです。ステルス機技術が進化しますが、真のステルスはB-21のみになれば、今後は派生型として電子攻撃特化型、特殊作戦用、あるいは「ミサイルトラック」としての「重武装」機として戦闘機の概念を覆す機体も登場してくるかも知れません。 The New B-21 Stealth Bomber: Flying Much Sooner Than Expected?  新型ステルス爆撃機B-21は予想より早く飛行開始になるのか by Kris Osborn April 5, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: Stealth B-21 Military Technology World B-2 https://nationalinterest.org/blog/buzz/new-b-21-stealth-bomber-flying-much-sooner-expected-51172 米 空軍はB-21の重要設計審査を完了したようだ。2020年代中頃に新世代ステルス爆撃機が戦力化される見込みが強まってきた。開発の進展は空軍が目指す調達「加速化」の重要な成果のひとつなのかもしれない。 B-21の調達大日程や詳細面が話題に上ることはないが、空軍の調達年間報告書2018年度版で「爆撃機」とだけ記述のある調達加速化戦略の一例が見つかる。空軍上層部はWarrior Mavenに重要設計審査が進行中と伝えており、空軍長官ヘザー・ウィルソンは2020年代の供用開始に開発は順調と報道陣に述べている。空軍は手続き簡素化による試作製作・開発を目ざしており、新型ステルス爆撃機にも影響が生まれているようだ。 「従来の調達方法では爆撃機から毛布まですべて買ってきた。だがこのやり方では全事業に完璧対応は不可能。このやり方では最前線に肝心の解決策が届かなくなる。厳正な内部点検で事業を見直せば調達業務の無駄を省くことが可能のはずだ。次代の空軍装備はもっと迅速かつ効率よく配備でき、試作、実証含め調達が個別

欧州の安全保障でドイツの現状が要注意

コメントは下にあります。 Why Germany Should Further Boost Defense Spending, and Why It Probably Won’t 国防予算を増やす必要があるのにドイツがおそらく増やさない理由とは Also: why the Trump administration should shut up about it. BY FRANZ-STEFAN GADY READ BIO MARCH 19, 2019 https://www.defenseone.com/ideas/2019/03/why-germany-should-further-boost-defense-spending-and-why-it-probably-wont/155646/?oref=d-river フ ランス大統領エマニュエル・マクロンが3月4日にヨーロッパに挑戦状を突きつけた。新しい「欧州ルネサンス」として国防予算増加とともに防衛安全保障の新しい条約整備を提起したのだ。さっそくドイツから賛同の声があがった。 中道右寄りキリスト教民主同盟党首アンネグレート・クランプ=カレンバウアーも提案5点を発表した。「欧州空母」建造や欧州戦略機構の再構築でグローバル規模の安全保障と平和の守り手になるという内容だった。 ただし クランプ=カレンバウアー構想が象徴的以上の存在になる可能性は当面ない。マクロンには悪いニュースで欧州の雄たる仏独両国への支援がないと政治改革も不可能となるからだ。 ドイツにも悪いニュースだ。軍事冒険主義と全体主義国家の過去に未だにとらわれている同国政界は軍事力への慎重な姿勢がなかなか見直せない。だが世界は新段階に入ろうとしており、米中ロ三大国がむきだしの権力抗争に向かう。欧州はその中に挟まれ、ドイツが「世界内政治」と称してきた「軍事力行使を厳しく制限しつつ仲裁には正統な根拠を認める国際間のしくみ」が急速崩壊する可能性が出てきたのだ。 ドイツは簡単に納得しない。2018年9月の世論調査でドイツ国民の43パーセントが国防予算増を支持したが、55%はトイツは国際紛争でこれ以上の外交軍事両面の役割を果たすべきでないと回答した。 ドイツ国民は軍事力に大きな関心を示さない。ドイツの地方

攻撃型潜水艦の建造ピッチを上げる米海軍の想定は対中国作戦にあるのは自明の理

コメントは下にあります Submarine Surge: Why the Navy Plans 32 New Attack Subs by 2034 潜水艦建造急増 米海軍が攻撃型潜水艦32隻を2034年までに建造する理由 US Navy photo by Kris Osborn https://defensemaven.io/warriormaven/sea/submarine-surge-why-the-navy-plans-32-new-attack-subs-by-2034-SD78KW_lCEChnjwmLMZERg/ 敵 水上艦・潜水艦の撃破、敵地に接近し「スパイ活動」、重要目標に大量の火力を投入し強力な水中無人機を発進させる...全て海軍がこれから実現するミッションの一部で、米海軍は今後15年に攻撃型潜水艦を最大32隻建造する。 攻撃型潜水艦追加建造は海軍が進める355隻体制の一部となる。 「2020年に301隻、2034年に355隻の戦闘部隊規模となる」とケヴィン・チェンバース少佐がWarrior Mavenに語る。 新規建造潜水艦には将来につながる新技術が搭載される。たとえばトマホークミサイルや魚雷に代表される火力の増強、発電容量の強化で無人機やAI利用のセンサーに備える、航法や自艦防御も更新する。 海軍による今後30年間の建艦予定ではヴァージニア級攻撃型潜水艦3隻の建造を前倒しし、今後予想される潜水艦不足に先手を打つ姿勢が見られる。投入可能な攻撃型潜水艦が少ないとの危機意識は各方面司令官がここ数年感じており、海軍は議会の協力のもとで潜水艦建造を強化する。 以前は毎年2隻のヴァージニア級建造を2020年代はじめに年間1隻に落とし、コロンビア級核ミサイル潜水艦建造に備えるとしていた。その後ヴァージニア級2隻とコロンビア級1隻になった。 新計画ではコロンビア級建造がない年にヴァージニア級3隻建造体制とする、と海軍は議会に伝えてきた。 攻撃型潜水艦の需要が高まる背景の理由は多数ある。偵察活動では水上艦より敵地に接近できる。前方配備すれば沿岸近くで「ステルス性が増す」。トマホーク・ミサイルで標的近くから強力な火力を提供できる。 海軍では火力増強もさること

進化するエイブラムズ戦車、2030年代も主力戦車の座を守る新技術とは

米陸軍もロシアとの直接対決想定で戦闘装備の整備に走っているようです。主力戦車といえばエイブラムズと言う時代が50年にわたり続きそうです。 The Abrams Tank Going "Nowhere" Soon - to Fight into the 2030s and Beyond エイブラムズ戦車は当面「どこにも行かない」 2030年代以降も戦闘可能 by Kris Osborn Mar 11 -edited https://defensemaven.io/warriormaven/air/the-abrams-tank-going-nowhere-soon-to-fight-into-the-2030s-and-beyond-bZy0AyNZ10qx86wLnAAPxw/ 重 装備のロシア機械化部隊が10年後の東ヨーロッパで前方強襲攻撃を開始し航空部隊と砲兵部隊の完全支援がつく場合、米軍NATO軍でどんな装甲車両が対応するのだろうか。 このシナリオには米陸軍が想定する複雑な条件が入っている。現行の戦闘車両1980年代製のエイブラムス戦車をどこまで改修すれば有効に有事対応できるのか。現時点のみならず15年先はどうか。陸軍が企画中の次世代戦闘車両(NGCV)はどこまで有効な装備を搭載して対応できるか。 陸軍で最大の優先事項は「今」「本日」の戦闘に準備しておくこと、そして近い将来に備えることだ。 「陸軍最大の課題に現行装備の継続改修があり、現時点で投入可能な全装備を対象とし適正投資で今後の戦力を整備して来るべき戦闘への備えを進めることがある」と地上戦闘システムズ部門事業主幹ブライアン・カミンズ少将がWarrior Maven取材で語っている。 この考え方には相互に関係しながら別個の方向性2つが絡む。将来の方向性には軽量かつ遠隔地に進出可能な装甲車両に長距離探知センサー、高性能火力やアクティブ防御装備(APS)で守ることがある。このうちAPSはトロフィーの名称でエイブラムス戦車に採用した。今後の車両技術と残存性は軽量装甲素材、APS、長距離射程火力、センサー、防空能力の進展にかかっている。 こうした重点項目からエイブラムス戦車はこのまま残る。陸軍は複数の方法論を取ることが

F-15X導入方針に疑義をぶつける上院議員に米空軍はどんな説明をしたのか

コメントは下にあります US Air Force defends F-15X buy to skeptical Inhofe, Reed 懐疑的な有力上院議員に対しF-15X導入方針の弁護に必死の米空軍 By: Joe Gould   https://www.defensenews.com/congress/2019/04/04/usaf-defends-f-15x-buy-to-skeptical-inhofe-reed/ 米空軍のF-15Cイーグル。不朽の決意作戦の航空支援に投入された。 Feb. 11, 2019. (Staff Sgt. Clayton Cupit/U.S. Air Force) 米 空軍は第4世代機ボーイングF-15Xの調達を再開してもロッキード・マーティンF-35の導入に変わりはないと方針の正当性を強調した。 空軍の2020年度予算要求を検討する上院軍事委員会で空軍トップがF-15X8機の調達は短期つなぎだと述べた。またF-15C退役の穴を埋める方法としては費用対効果が最大の選択とし、ハンガー、機材、整備要員がそのまま使えるとした。 「F-35事業は軌道に乗っており、変更はない。F-35から一銭たりと予算流用はしない」と参謀総長デイヴィド・ゴールドフェイン大将がF-35を「統合侵攻部隊の主力」と述べた。 ゴールドフェイン大将はロッキードF-22ラプター調達中止の二の舞にならないと議員に保証した。また2040年代までに第5世代機を8割の機材構成にする方針には変更ないとした。 委員長ジム・インホフェ上院議員(共、オクラホマ)と有力議員ジャック・リード上院議員(民、ロードアイランド)から今回の空軍方針に疑問の声が出ていた。これまで長くF-15やF-16向け予算を要求していなかったのに突如2020年に11億ドルをF-15X用に求めてきたもので、2020年度予算要求ではF-35は48機、F-15は今後5年で80機を79億ドルで調達するとある。 「これまで第4世代機は消える存在と思っていたが調達再開のようだ」とインフォフェ議員は述べ、「F-22事例を忘れていないか、当初750機調達のはずが187機に終わったしわ寄せが今も残っている。こんな大失策は繰り返してはならない」 公聴会終了後にインフォ