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新型ISR機材RQ-180は極秘のうちにすでに供用開始か

ブログ主の好きなISRのブラック機材の話題です。Aviation Weekでも「らしい」「と思われる」と書かざるを得ないくらい情報が限られているのですね。 USAF Unit Moves Reveal Clues To RQ-180 Ops Debut 米空軍部隊の動きからRQ-180の運用開始へ向けた推移がわかってきた Oct 24, 2019 Guy Norris | Aviation Week & Space Technology   https://aviationweek.com/defense/usaf-unit-moves-reveal-clues-rq-180-ops-debut RQ-180の運用テスト評価は2014年に始まったと見られる。Credit: Colin-Throm/AW&ST ノ ースロップ・グラマン 開発による大型・極秘無人機の存在をAviation Weekが真っ先に報じてほぼ6年になる。現時点で同機が米空軍で通常に運用されていることが明らかになってきた。同機は敵領空を突破できる情報収集監視偵察(ISR)任務に投入されていると思われる。 RQ-180の制式名称といわれる同機の設計は先端的で2010年に初飛行したと見られ、2014年から飛行テスト評価に入っていた。 Aviation Weekが入手した資料では同機は今年になり再編された第427偵察飛行隊のあるビールAFB(カリフォーニア州)で供用を開始している。 米空軍は同期に関し一切の論評を拒んでいる。 同機の画像そのものが限られているが、新たな情報から飛行テスト初期段階、開発過程、初回配備に至る全体像が明らかになってきた。公開情報で同機の存在が明らかになった2013年以前の足取りが明らかになり、同時にその後のテスト、運用評価がカリフォーニア、ネヴァダ両州で主に展開されたこともあきらかになった。 敵領空内に侵入するISRミッション用に開発が始まったRQ-180はロッキードSR-71の退役(1999年)が経緯で、ノースロップ・グラマンが米空軍に提示した2005年の大型無人戦闘航空機材(UCAV)設計提案から生まれた。当時、同社は ボーイング を相手に小型無尾翼設計案で米空軍米海軍向け共用無人戦闘航空システム(J-U

シコースキーのレイダーXは米陸軍の求める高速偵察ヘリコプターへの新たな提案

シコースキーの "Raider X" は米陸軍向けの 将来型高速武装偵察ヘリコプター構想への同社の提案だ 米陸軍がめざす残存性を備えた高速「ナイフファイター」ヘリコプターは激甚戦場への投入を目論む中、 レイダー X はこの任務に最適のよう BY TYLER ROGOWAY OCTOBER 14, 2019 シコースキー TYLER ROGOWAY View Tyler Rogoway's Articles https://www.thedrive.com/the-war-zone/30405/behold-sikorskys-raider-x-future-high-speed-armed-reconnaissance-helicopter 先 週は ベル から 360 インヴィクタス高速武装偵察ヘリコプターが発表された。米陸軍のめざす次世代偵察機材( FARA) への同社の提案で、今回は シコースキー が「レイダー X 」を公表した。同機は S-97 レイダー実証機が原型で、同じく同社の X2 複合ヘリコプター技術も活用し高速飛行と操縦性を実現している。同社には大型の SB>1 デファイアントもあり、こちらは共用多用途( JMR )競作への提案で、さらに将来型垂直離着陸中型機への採用をめざし、これも他に例のない構造となっている。シコースキー X2 技術は自社開発で今まで 10 年以上にわたり開発されてきた。 S-97 について War Zone が同社 X2 チームと独占インタビューしているので参照されたい 。 シコースキー S-97 レイダー実証機がレイダー X の原型だが、一部が大きく変化している。 FARA は OH-58 カイオワウォリアーと AH-64 アパッチの後継機も同時にねらう。 FARA では、ベル、シコースキー以外にも受注を狙う企業がある。シコースキーも現在は ロッキード・マーティン の子会社であり、 ボーイング 、 AVX = L3 連合の他 ケイレム 、 ノースロップ・グラマン 、 レイセオン といった競争相手も存在する。ただボーイング含む残りの企業から FARA 事業への提案内容は発表されていない。 シコースキーによ