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速報 シリアに米海軍艦艇からトマホーク巡航ミサイル発射

BREAKING: U.S. Cruiser and Destroyer USS Donald Cook Launch Strikes on Chemical Weapons Targets in Syria By:  Sam LaGrone April 13, 2018 9:42 PM USNI Newsは駆逐艦USSドナルド・クックとタイコンデロガ級巡洋艦からトマホーク対地攻撃巡航ミサイルがシリア国内複数目標に発射されたと伝えている。 発射地点は東地中海で米第五艦隊管轄区域内。

速報 シリア攻撃実施命令をトランプ大統領が下した

United States, France, And UK Begin Air Strikes On Syria (Updating Live) The strikes come after days of conflicting reports, rapid diplomatic exchanges, and threats of retaliation from Russia. BY TYLER ROGOWAY AND JOSEPH TREVITHICK APRIL 13, 2018 http://www.thedrive.com/the-war-zone/20055/united-states-france-and-uk-begin-air-strikes-on-syria-updating-live GOOGLE EARTH 化学攻撃がシリアのドウマで報告されほぼ一週間経過しドナルド・トランプ大統領は英仏と協調しバシャ・アル・アサド政権との関連がある標的の攻撃を承認した。これまでも攻撃は間もなくと見られていたが、攻撃実施の発表は大統領が国民に直接語る形で発表された。 トランプ大統領が攻撃命令を出したのはシリア政権の化学兵器関連施設で、米軍に英仏軍が加わる。 もっと重要な内容はシリア独裁者アサド大統領の政権を標的とした作戦はこれ以上強い警告を送る必要がないと判断されるまで継続されるとトランプ大統領が述べていることだ。つまり、米国は同盟国とともに今後作戦を拡大しアサドを政権の座から引きずり下ろす、あるいは内戦終結を受け入れさせるまで続けるということだ。 今後作戦の詳細は都度お伝えしたい。■

シリアを攻撃する米ミサイルはロシアが迎撃するのか

化学攻撃があったのは事実としか思えないのですが、ロシアが関与していたと直結できるのかわかりません。むしろ北朝鮮が関与していたのではと思えてならないのですが、双であればロシアが否定していても不思議ではありません。英仏と協調しての攻撃に実効力があるのかわかりませんが、発射の時期は迫っているようです。英海軍は地中海から潜水艦ミサイル発射で対応するようですね。     Can Russia Really Shoot Down U.S. Missiles in Syria? 米ミサイルがシリア攻撃に投入された場合、ロシアに撃墜能力があるのか Asia Times April 11, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/can-russia-really-shoot-down-us-missiles-syria-25320 トランプ政権はシリア国内の化学兵器による攻撃に対して対応するべきかを決定済みのようだ。米大統領は水曜日にミサイル攻撃は必至と述べている。 「ロシアはシリアに向けたミサイルはすべて撃墜すると言っている。ロシア、待ってろよ。ミサイルは新型で高性能かつ『スマート』でそっちへいくから」とツイッターで述べている。 これに対してロシア外務省はさっそく反応して米側が化学攻撃と報道される内容の痕跡の証拠を破壊しようとしていると非難。ロシア、シリア両政府はそもそも化学攻撃の事実はないと否定している。国際査察チームは火曜日の段階で現地調査の準備に入っていた。 ホワイトハウスは先週末にイスラエル発射の巡航ミサイル数発をロシアが撃墜したことを受け、ミサイル攻撃の実施を決定したようだ。 イスラエル日刊紙ハアレツはシリア・アサド政権に新能力が導入されたと観測している。 「これまでそのような報道がシリアから出ていたが、今回はロシアが発表しているのが異なる」と同紙は伝える。 イスラエル軍筋には異なる見解がある。 「イスラエル空軍元高官によればミサイル撃墜はさほど困難ではない。巡航ミサイルには重く比較的鈍足でレーダーで簡単に捕捉できる。別の元空軍関係者はシリア軍がミサイル迎撃を簡単に行ったとは信じがたいとし、今回は8発中5発が撃破されており、ロシア軍の高性

硫黄島レーダー改修で西太平洋の監視能力拡充をねらう

Japan to upgrade radar system on Iwo Jima 硫黄島のレーダー施設改修へ Kosuke Takahashi, Tokyo - IHS Jane's Defence Weekly 05 April 2018 http://www.janes.com/article/79040/japan-to-upgrade-radar-system-on-iwo-jima    日 本の防衛省(MoD)は西太平洋での中国軍事行動の強化への対応として硫黄島レーダー装備の改修をする。 航空自衛隊が訓練用に現在使っている監視レーダーを改修すると、伊豆、小笠原地方をカバーした警戒統制機能が実現するとMoD広報官がJane'sに4月5日説明してくれた。 広報官によれば5億円を平成29年度補正予算から使い改修を進め、衛星通信装備でレーダーを日本本土に展開するJADGE(Japan Aerospace Defense Ground Environment)に接続する。■

航空自衛隊E-767は米国内で性能改修を受ける/ ボーイングが国防総省から契約交付された

Boeing awarded further Japanese E-767 AWACS upgrade contract ボーイングへ航空自衛隊E-767AWACS改修の契約を交付    航空自衛隊のE-767AWACS四機はすべて改修を受け、米空軍他が運用中の707原型との親和性を高める。Source: JASDF Gareth Jennings, London - IHS Jane's Defence Weekly 04 April 2018 http://www.janes.com/article/78998/boeing-awarded-further-japanese-e-767-awacs-upgrade-contract ボ ーイング へ64.8百万ドルで日本のE-767AWACS各機のミッションコンピューターシステム改修契約を交付したと米国防総省が3月29日に発表した。 海外軍事販売制度(FMS)を使い、日本のE-767全機のミッションコンピューター改修は総額125.7百万ドルとなる。E-767の能力改修はこれが第四次で、航空自衛隊保有のE-767四機の改修作業はオクラホマ州オクラホマシティ、テキサス州サンアントニオ、ワシントン州シアトルの各地で行われ全作業は2022年12月31日までに完了する。 これまで三次にわたる契約で航空自衛隊機の能力改修が行われ初回は1998年-99年成立のミッションコンピュータ改修で2014年12月31日に完成している。その他機体製造関連とミッションコンピュータ能力向上が2015年に公布され2020年まで作業が続いている。 現在実施中の作業には機体に改良型ミッションコンピューター、電子支援装備、 航空運航警告衝突回避装置、AN/APX-119敵味方識別(IFF)トランスポンダー、次世代IFFのUPX-440、自動識別装置、データリンクのアップグレードが含まれる 。■

米海軍向けF-35Cの前方配備先として岩国基地が浮上

一番遅れてF-35運用を開始する米海軍はF-35Cをどう運用するのでしょうか。センサー中継機に登用するとの構想もありましたが、攻撃の先乗り部隊に使うのでしょうか。いずれにせよ岩国基地が重要度を上げるのは確かなようです。   Get Ready, China and North Korea: The F-35C Is Headed to Japan 中国、北朝鮮は心せよ。F-35Cが日本配備を控えている Dave Majumdar April 2, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/get-ready-china-north-korea-the-f-35c-headed-japan-25191 米 海軍はロッキード・マーティンF-35Cを2021年以降に日本へ配備し、中国への抑止力効果を期待する。読売新聞の報道で海軍は海兵隊岩国航空基地に同機を配備するとした。 「空母航空隊CVW5はF-35CライトニングIIを2021年以降に受領する」と米海軍は読売新聞取材に答えている。「F-35C飛行隊は前方配備でMCAS岩国に配備される」 F-35CはCVW-5に配備中のボーイングF/A-18E/Fスーパーホーネットと交代する。現在は厚木基地に置かれているが、厚木配属の機数を60機減らす過程が始まっている。 海軍がF-35C部隊を最初から岩国に配備するのは海兵隊がSTOVL型のF-35Bを同基地に先に配備しておりF-35C運用に必要なインフラが完備しているので別のインフラ投資が不要となるためだ。 F-35Cは空母搭載をUSSカール・ヴィンソンで2021年開始する。海軍は正式な実戦能力宣言を2019年の想定でブロック3Fソフトウェアの実用テストが続いており、作戦能力獲得は2018年末と見込む。 「F-35事業全体のIOT&Eは9月に始まるので海軍向けF-35CがIOCを実現するのはIOT&Eと関連しつつ実証結果が出てからとなる。3Fの威力をIOT&E段階で確認するが、2019年2月の目標まで時間が足りないのも事実」とデイル・ホーラン少将(共用打撃戦闘機の艦載運用推進責任者)はUSNI Newsに買っている。「DoDとしては新型機をテスト

クウェイト向けF/A-18EE/F売却契約成立で喜ぶボーイング

閑古鳥状態だったスーパーホーネットがここにきて結構な受注を得ており、生産ラインは一気に2030年代まで維持できそうな気配です。日本も派生型EA-18Gを購入するんでしたね。 Boeing Awarded $1.16B Super Hornet Contract for Kuwait Fighter Program ボーイングのクウェイト向けスーパーホーネット契約11.6億ドルが成立 By: Sam LaGrone April 1, 2018 9:58 PM https://news.usni.org/2018/04/01/boeing-awarded-1-16b-super-hornet-contract-kuwait-fighter-program#more-32542 Two U.S. Navy F/A-18E Super Hornets on March 9, 2018. US Air Force Photo ボ ーイング が首を長くして待っていたクウェイト向けF/A-18E/Fスーパーホーネット28機の売却契約11.6億ドルが交付されたことがペンタゴン発表資料で判明した。 内訳は単座E型22機と複座F型6機でクウェイト空軍で供用中のF-18Cホーネット27機と交代する。 公表資料によれば契約ではレーダー警戒装置および兵装類も含む。ボーイングは手付金275百万ドルを受け取り2022年までに作業を完了する。 国務省は議会に対してクウェイトによるスーパーホーネット40機購入の意向を2016年に通告していた。 「戦略的パートナーとしてクウェイトは地域内安定の維持に欠かせない。F/A-18E/Fスーパーホーネット調達で米軍との共同作戦体制が拡充され、訓練のみならず将来の共同運用で域内安全の確保という共通目標の実現に迎うことが可能となる」 クウェイト以外にスーパーホーネットにはフィンランド、インド、スイス、ドイツ向け販売の可能性が生まれており、さらに米海軍にも追加購入の動きがあり、さらに海外向け販売が成約すればミズーリ州の生産ラインは2030年まで維持できそうだ。 契約成立でミズーリ州ヘイゼルウッド(総工程の47.2%)、カリフォーニア州ゴレータ(22.3%)、同州エルセグンド(20.1%)、の他

★近未来の戦場で勝敗を決する兵器をリスト化すると次の5つになった

5 Futuristic (And Terrifying) Weapons That Could Change Warfare Forever 戦争の様相を永遠に変える未来兵器はこの5種類だ J. Michael Cole March 25, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/5-futuristic-terrifying-weapons-could-change-warfare-forever-25076?page=show 将 来の戦闘の姿を変える影響で最大の兵器5種類を選ぶのは困難だ。戦闘そのものの姿が絶えず変わっていくからだ。二大大国対立で通常兵力ゲームチェンジャーになる装備は非対称戦では使い勝手が悪いことがなる。例えばイスラエル軍がガザの戦闘員を相手に使用する装備がその例だ。 第五世代戦闘機がゲームチェンジャーになる可能性はあるがあまりの高速の一方現場上空に滞空できず市街地に潜む戦闘員の探知捕捉に不適であり、AK-47を携帯する敵に対抗するのでは費用対効果が劣る。ハイパーステルス装甲と軽量銃で武装した特殊作戦部隊に「インテリジェントな」小口径弾を使わせた方がはるかに経済的だ。 次の課題は兵器開発革命をどう定義するかだ。破壊力と殺傷力だけで威力を測っていいのか。あるいは逆に人的損害は最小限にしつつ交戦目的を達成できるかで装備を比較すべきなのか。どんな兵器なら敵の軍事行動を無力にし従来型兵器を無用な存在にできるのか。 以上を念頭に戦闘の本質をシナリオ的にとらえて兵装のリストを示した。大部分がまだ開発段階とはいえ、投入されれば戦闘の様相を変えるはずだ。リストが不完全なのは承知の上で今後の世界に影響を与えそうな戦闘のトレンドをつかみとていただけば幸いだ。 5. 「ハイパーステルス」別名「画期的ステルス」 科学陣は光波を捻じ曲げるメタマテリアル素材の開発を進めており、熱・視認性双方で大きく被探知性を下げることが可能になる。原理はかなり単純なため懐疑派は納得せず本当に見えなくなれば信じると言っている。「適合型カモフラージュ」がこのような素材で可能となり光を曲げる。 このような技術開発の軍用用途は明白で一般歩兵から特殊作戦部隊まで戦闘部

★★台湾はF-35Bを2000年代初頭から求めていた。F-35Bが台湾に必要な理由のおさらい

今年中にトランプ政権からなんらかの答えが出るのではないでしょうか。北朝鮮に比べると中国の軍事力の方がはるかに強力でたちの悪い勢力になっているのは明らかで、台湾は最前線ということですね。日本もうかうかしていられないのですが。仮に台湾向けF-35B供給が販売かリース化で実現したとしても生産が間に合わず先に日本向け機材が完成していたら、また台湾情勢が風雲急となれば日本は台湾に機材を提供する懐の深さを示せるでしょうか。 Here's Why Taiwan Wants America's F-35 これが台湾がF-35を求める理由だ Zachary Keck March 31, 2018 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/heres-why-taiwan-wants-americas-f-35-25155?page=show 米上院の有力議員二名が連名でトランプ政権にF-35共用打撃戦闘機の台湾への売却を求めている。 3月26日付の書簡でジョン・コーニン、ジェイムズ・インホフェ両議員がF-35Bの台湾売却を政権に求めた。無理ならF-16Vを売却すべきと主張している。 「F-35Bとその搭載する長距離センサーで台湾は中国のミサイル迎撃が可能となり、抑止力を2020年代も有効に維持できる。F-35Bは第五世代戦闘機と言うだけではなく、次世代の継戦能力を強化する効果がある」と両議員は述べている。書簡は米台ビジネス協議会が公開した。「ただし、F-35Bの台湾向け提供が時期尚早と判断される場合はF-16Vの追加提供で質量ともに台湾の戦闘機部隊の能力向上を実現することを期待したい」 書簡はいきなり出現したわけではない。台湾はF-35B導入の意向から照会を2002年から始めていた。その時点でDefense Newsによれば台湾はペンタゴンにF-35B導入の場合の価格および機材調達可能性の照会を当時の台北経済文化代表部(台湾の事実上の在ワシントン大使館)の国防調達部門長Wang Chi-linの署名入りで発送していた。 F-35Bが実戦配備に近づいた2017年春に台湾は改めて米国に同機売却を迫り、台湾国防相が公式に同機調達の意向を米国に示そうとしたとの報道がある。実際に

米北太平洋岸を守る州軍F-15の訓練状況

ポートランド国際空港にはF-15部隊もいるのですね。那覇空港みたいですが、一度オレゴン州に行ってその姿を見たいものです。イラク、アフガニスタン戦では州軍もかなり動員されており、航空隊もその例外ではないようです。 This Is What It Looks Like When You Get Intercepted By An F-15C Eagle F-15Cイーグルの迎撃をうけるとこうなる ポートランド配備のF-15は太平洋北西部米本土の防空が任務 でイーグルが横を飛ぶときは何かまずいことになった証拠 Portland based F-15s are tasked with protecting the skies over the Pacific Northwest, and if they show up off your wing, you did something wrong. BY TYLER ROGOWAY MARCH 29, 2018 http://www.thedrive.com/the-war-zone/19758/this-is-what-it-looks-like-when-you-get-intercepted-by-an-f-15c-eagle VIDEO SCREENCAP 142戦闘航空団はF-15イーグルの精鋭部隊だ。オレゴン州ポートランドに基地を有し、常時警戒態勢を敷き、スクランブルに備え民間航空機の非常事態にも対応するが、敵巡航ミサイルが海上発射された事態に備え、さらに「外来」飛行目標にも対応する。そのため隊員は独自の手順と技術を訓練され各種対象機材への対応に備えている。 F-15Cは離陸時重量が50,000lbs超でプラット&ホイットニーF100ターボファン双発が推力47,500lbをアフターバーナー付きで発揮する。わずか数千ポンドの機体で160hpピストンエンジンしかないセスナ172とは比較にならない。このためイーグルドライバーは小型機を相手に安全かつ効果の出る迎撃の実施に苦労することになる。 これを念頭に州軍航空隊は常時各種標的を想定した訓練を行っており、空で迷う軽量機のパイロットが侵入禁止空域に入るたびにスクランブルが発生している。訓練の想定ではセスナ機を民間航空パト