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B-1を10年ぶりにグアムに配備し、中国をけん制する米太平洋軍

B-1 Bombers to Patrol Skies from Guam The Honolulu Star-Advertiser | Jul 31, 2016 | by William Cole http://www.military.com/daily-news/2016/07/31/b-1-bombers-patrol-skies-guam.html エルスワース空軍基地に駐機するB-1爆撃機。 (US Air Force/Zachary Hada) The Honolulu Star-Advertiser | Jul 31, 2016 | by William Cole 太平洋空軍からB-1B爆撃機隊がグアムに10年ぶりに展開するとの発表があった。 今回の動きは中国が南シナ海に爆撃機、戦闘機を飛行させると公言していることへの対抗策だ。 B-1は低レーダー断面積を有し時速900マイル以上で飛行でき「迅速な地球規模攻撃能力を実現し、抑止力の実効性を高め、同盟各国への安心感、地域内安全保障と安定の強化につながる」と太平洋軍(司令部ハワイ)が発表。 機数不明のB-1部隊は8月6日にアンダーセン空軍基地に移動し、ミノット基地(ノースダコタ)所属のB-52爆撃機隊と交代する。B-52隊は太平洋軍の連続爆撃機運用体制の一環でグアムに駐留していた。 B-1爆撃機隊には300名がエルスワース空軍基地(サウスダコタ)から随行する。 B-1が太平洋に配備されるのは10年ぶりだ。 グアムからB-52隊は国際空域の飛行の自由を守り、中国による主権の拡大主張へ反論してきた。 国際仲裁法廷が中国による南シナ海大部分の領有主張を棄却したが中国はこれを無視している。 2013年末にはB-52の二機編隊が東シナ海上空に派遣され、防空識別圏を設定し侵入時に許可をもとめた中国を公然と無視した。米国は同空域は国際空域としている。また南シナ海上空へもB-52が飛行している。 フィリピンにはA-10サンダーボルトIIの5機、EA-18グラウラー電子攻撃機4機をフィリピンに配備したこともあり、米国はオーストラリアと長距離爆撃機の配備を協議中だ。■