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フリゲート艦改造巡視船、房総沖に情報収集艦、人工島滑走路にテスト飛行...懸念広がる中国の海洋活動

Chinese operations prompt protests from Japan and Vietnam Andrew Tate, London - IHS Jane's Defence Weekly 05 January 2016    http://www.janes.com/article/57013/chinese-operations-prompt-protests-from-japan-and-vietnam 12月末に尖閣諸島に接近した中国沿岸警備隊所属の巡視船は元PLAN所属タイプ053H2G江滬1級フリゲートを改装したもの。海上保安庁撮影 昨年12月末、中国沿岸警備隊所属の艦船3隻をめぐり日本が懸念する事態が発生した。3隻は尖閣諸島の12カイリ以内海域に侵入した うち1隻は改造したタイプ053HG江滬1型フリゲート艦で人民解放軍海軍(PLAN)が譲渡したものだった。中国沿岸警備隊で初の武装艦が問題地帯で航行したと日本では報道された。実際は一時間ほど該当海域を航行していた。沿岸警備隊所属となり31239の艦番号をつけた同艦は2015年7月に改装工事を終え、ミサイルと100mm砲塔は除去したが37mm機関砲二門を四カ所に残したままだ。 インターネットの PLA Daily サイトは日本側の懸念を一蹴し逆に日本の海上保安庁艦艇はすべて武装しており、中国が同様の装備を有することに何ら問題はないとする。 また12月末にはPLANのタイプ815東調級情報収集艦(艦番号851)が房総半島沖を航行しているのが発見された。国際海域であるが、日本の海岸線からは比較的近い地点で数回折り返し航行し、三日間に渡り同じ海域にとどまっている。 一方、南シナ海の領有問題を巡り、ベトナム政府は1月2日に中国がスプラトリー諸島(中国名永暑)で埋め立てた人工島上の滑走路に民間機が初めて着陸したことに抗議した。■ 確かに海上保安庁の各艦船は軽微な武装をしていますが、フリゲート艦を改造して巡視船だと主張するのはいかにも中国流ですし、首都圏に近い海域で情報収集活動を展開していることも気になりますね。 sin

中国:尖閣諸島をにらんだ基地新設に日本は対応をどうすべきか

こういう報道が出てくる共同通信には敬意を表します。中国に独自の情報源があるのでしょうね。それにしても立場が反対なら自国近辺に物騒なものができたと大騒ぎするのに、いちいち目くじらを立てるなと取り合わない中国の態度はどうなんでしょうか。もっとも国内ではこの案件は全く報道されていないのでしょうね。 Report: China Building a Base 190 Miles from Contested Islands By: Sam LaGrone Published: December 23, 2014 10:05 AM • Updated: December 23, 2014 10:06 AM http://news.usni.org/2014/12/23/report-china-building-base-190-miles-japanese-islands 物議を醸し出している中国による防空識別圏 (ADIZ) 国営新華社通信 中国が尖閣諸島から200マイル地点の島嶼に滑走路複数を建設中と共同通信が伝えた。 匿名中国筋を引用し数本の滑走路が南キ(鹿の下に几)Nanji 島に完成済みで、レーダー設備も補強しているという。 「戦略的に重要な立地だ。釣魚(尖閣)諸島に近く、東シナ海の防空圏を補強できるし、本国の沿海部の海上防衛でも重要な位置になる」と中国海軍研究所Chinese Naval Research Instituteの主任調査員Li JieがBloombergに語っている。「中国が該当地域の軍事プレゼンスを強化しているのは疑いようがない」 新設基地は尖閣諸島に近く、物議をかもしだしている東シナ海上空の防空識別圏(ADIZ)の航空作戦を支援できる。Bloombergは基地が尖閣諸島に沖縄の米軍基地よりも近い場所にあることを指摘している。 「基地整備は何ら異常なことではない」と発言し、「中国は戦略拠点ごとに軍事基地を設けており、今回の南ジもその一つにすぎない」と語るのはXu Guangyu退役中将(中国軍縮兵器管理協会China Arms Control and Disarmament Association顧問)。 「日本側報道が何ジで騒いでいるが、本質を捉えていない」■