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リムパック参加の中国艦隊が米海軍エスコートで真珠湾に移動中

なるほどPLAN部隊はハワイまでの移動に米海軍がエスコートすることになったのですね。今回も中国はこれとは別にスパイ船を派遣するのでしょうか。   Chinese, U.S. warships rendezvous in west Pacific Ocean for RIMPAC 2016 Source: China Military Online Editor: Zhang Tao 2016-06-20 16:41 0 http://english.chinamil.com.cn/news-channels/2016-06/20/content_7110178.htm 中国海軍誘導ミサイル駆逐艦西安の乗組員がボートで誘導ミサイル駆逐艦USSストックデール(DDG-106)での事前打ち合わせに向かう。RIMPAC2016に参加する中国艦は西太平洋で米海軍艦艇と現地時間6月18日正午に合流した。 WESTERN PACIFIC, June 20 (ChinaMil) –RIMPAC2016演習に参加する中国海軍部隊が大東諸島南方海域に到着し、米海軍のUSSストックデール(DDG-106)とローレンス(DDG-4)に6月18日合流した。 中国部隊の編制は誘導ミサイル駆逐艦西安Xi'an、誘導ミサイルフリゲート艦 衡水 Hengshui、補給艦 高邮 Gaoyouhu、病院船和平方舟Peace Ark、潜水艦救難艦長島Changdao、艦載ヘリコプター三機、特殊作戦チーム1、潜水チーム1で浙江省 舟山 市Zhoushanの軍港を6月15日に出発していた。 合流した中国艦隊の幹部は硬式膨張ボートで移動しUSSストックデールに乗艦し、調整会議に臨んだ。 会議後に二国の艦艇七隻は任務部隊の陣形を組み、USSストックデールが旗艦となりパールハーバーに現地時間6月29日に入港する。 中国海軍艦隊司令官Wang Sheqiangによれば二国間協議の結果、パールハーバー到着前に通信、戦術行動、煙幕行動、海上物資補給、緊急処分、主砲発射、航空撮影の演習を行う。■

今年のリムパックは27か国参加で最大規模の海軍演習に:中国も招待受ける

27 nations set to join RIMPAC exercise in Hawaii, California WYATT OLSON/STARS AND STRIPES By Wyatt Olson Stars and Stripes Published: May 31, 2016 http://www.stripes.com/news/pacific/27-nations-set-to-join-rimpac-exercise-in-hawaii-california-1.412494 今年夏のリムオブザパシフィック演習は四か国の初参加で合計27か国による世界最大級の国際演習になる。 新たに加わるのはブラジル、デンマーク、ドイツ、イタリアで演習は6月30日から8月4日までと米海軍が発表した。中国は前回2014年が初参加で今回も継続して加わる。 米太平洋艦隊がホストとなる今回の演習は中心を災害援助、海洋安全保障、制海任務、複雑度の高い海上戦闘に置き、合計45隻の水上艦艇、潜水艦5隻、航空機200機、25,000名が参加する。その他参加国はオーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、コロンビア、フランス、インド、インドネシア、日本、マレーシア、メキシコ、タイ、トンガ、英国等である。 演習では揚陸作戦、砲術、海賊対策、機雷掃海、爆発物処理、ダイビング、海難救助を主眼とし、対ミサイル防衛、対潜水艦・航空機対応も行う。 演習の大部分はハワイで行うが、揚陸作戦演習は南カリフォーニアを舞台とし、米海軍沿海戦闘艦がハープーンミサイルを試射する。潜水艦救難は今年から追加したと海軍は発表。 今年のリムパックで大きなスポットライトを浴びるのは「偉大なる緑色艦隊」として米海軍が進めるエネルギー源展開策、代替燃料の使用で燃料経費を削減しつつ軍事行動の即応度を維持する構想で、米海軍によれば参加艦艇の多くで認証済み代替燃料を混合して使うという。 米議会には中国の招待取り消しを求めているが、、南シナ海での中国の拡張主義でサンゴ礁を人工島に変換する作業を問題視している。中国はすでに一部で施設を完成し、滑走路が整備されているが米側はこれを軍事拠点化だと問題視している。 ハワイ選出下院議員マーク・タカ

今年のRIMPAC演習でも中国を招へいするとカーター長官が発言

中国をリムパックに引き続機招待することには保守派からの反対があるでしょうが、カーター長官はもう少し広い視野でものを見ているようです。問題はこのような広い心の米国の真意をどこまで中国が理解するかでしょうね。前回は別途スパイ船まで派遣し西側が驚かされましたが、長い視点ではとんでもない行動をしている中国も次第に『常識』の範囲内に落ち着いてくるのではないでしょうか。そのとき初めてアジア太平洋は平和と繁栄を享受できるようになるでしょうね。まず共通の常識が有効に働く海軍の世界で価値観を共有してもらいたいものです。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------- SECDEF Carter: China Still Invited to RIMPAC 2016 Despite South China Sea Tension By: Megan Eckstein April 18, 2016 3:36 PM https://news.usni.org/2016/04/18/secdef-carter-china-still-invited-to-rimpac-2016-despite-south-china-sea-tension 今年のRIMPAC演習について米国は中国を招へいする方針に変わりなしとアシュ・カーター国防長官が4月15日空母USSジョン・C・ステニス(CVN-74)艦上で述べた。乗組員との懇談でカーター長官は「南シナ海での中国の行動は猜疑心を招き、域内の緊張を高めている」と発言したにもかかわらず、RIMPACへ中国を招待することには意義があると述べた。 乗員との一問一答で長官へ「無作法」をしている中国がなぜ演習参加を許されるのかとの質問が出た。「許す、というのは正しい表現だ。招へいするのは当方で取り消しの手続きはとっていないからね」と長官は説明。 「では背後にある考え方を説明しよう。米国は同地域での安全保障の基本方針では常に各国を巻き込むことに主眼を置いている。そのため従来からの同盟国との協調に加えて新規参加国のインドやヴィエトナムのようにこれまで一緒に動いた

リムパックに参加しながらスパイ船を別途派遣する中国の不可解な動き

China Sends Uninvited Spy Ship to RIMPAC By: Sam LaGrone Published: July 18, 2014 9:19 PM Updated: July 18, 2014 9:19 PM Chinese People’s Liberation Army Navy electronic surveillance ship Beijixing (pennant number 851). A ship of this class is currently off the coast of Oahu, monitoring RIMPAC 2014. 世界最大の海軍演習に中国が招かざる客を潜り込ませている。 中国人民解放軍海軍(PLAN)はリムパックに4隻を米国招待により派遣し、軍組織間の関係改善の証と受け止められていた。 しかし中国はこれとは別に電子監視船一隻を派遣し、演習海域の端で交信・電子情報を盗聴している。 米太平洋艦隊から18日にUSNI Newsへ連絡があったもので、太平洋艦隊はハワイ近海の公海上でこの中国艦艇の動きを監視している。 太平洋艦隊によると同艦は今も海域にあり、米領海の外にとどま演習の妨害はしないだろうと見ている。 艦隊司令部によれば同艦は演習に参加しておらず、その目的も推測の域を出ないが、ハワイ付近に一週間前から姿を表している。艦隊司令部からリムパックに参加中のPLAN代表部に同艦の意図等を照会したが未回答だという。 18日時点で同艦はオアフ島南方にあり、USSロナルド・レーガン (CVN-76) 空母打撃群および演習参加中の50隻に近い位置にいるとUSNI Newsは複数筋から確認を得た。 同艦は 東調級Dongdiao-classの情報収集艦 auxiliary general intelligence (AGI) でPLANが電子通信データの収集用に使う専用艦であると複数筋がUSNI Newsに確認してきた。 海軍大学校の准教授であり中国ウォッチャーのアンドリュー・エリクソンによれば今回見つかった艦は東調級の Beijixing (艦番号851)で東海艦隊所属だという。

中国は今後のリムパックにも参加する公算大

China Invited Back for Future RIMPAC Exercises By: Sam LaGrone Published: July 2, 2014 12:58 PM Updated: July 2, 2014 12:58 PM 中国人民解放軍海軍 People’s Liberation Army Navy (PLAN) は今後のリムパック演習にも参加することを許された、と中国の国営報道が7月1日に報道している。 米第三艦隊司令官ケネス・フロイド中将からPLANのZhao Xiaogang 提督に招待が伝えられたと、人民解放軍報道は伝えている。 第三艦隊関係者からUSNI Newsに対してこの動きは異例のことではなく、「リムパック参加各国は次回演習への参加を呼び掛けられるのが通例」とのこと。 そもそも今回のリムパック2014には中国が参加したが、招待は国防長官(当時)レオン・パネッタから2012年に受けたもの。 今回中国は4隻を派遣した。駆逐艦海口 Haikou (171)病院船 Peace Ark、 フリゲート岳陽 Yueyang (575)、給油艦千島湖 Qiandaohu (886)の各艦で人道災害援助訓練と砲術演習に参加している。 米中間の軍関係の緊張緩和により、PLANが次回リムパック以外の演習にも参加するようになるだろう。 今回のリムパックでは中国は中国メディアは招へいの事実を米中関係改善の印と受け止めている。 「中国政府が招へいを拒否する可能性は低く、今後のリムパックでは中国が今回以上の役割を果たすのではないか」とJane’s Navy Internationalは論評している。■