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インド海軍初の弾道ミサイル原潜が海上公試をスタート

2014年は潜水艦の話題も豊富でしたね。年末になりインドから国産ミサイル原潜のニュースが入ってきました。まだ実用レベルではないとはいえ、核ミサイルを運用できる同艦がインド洋に遊弋すればパキスタンはじめ隣国には脅威になりますね。ただし、技術的にはまだ相当の開きがあるようで、インドはゆっくりと実用化をめざすのでしょうね。 New Indian Boomer Starts Sea Trials By: Sam LaGrone Published: December 16, 2014 2:01 PM • Updated: December 16, 2014 2:01 PM http://news.usni.org/2014/12/16/new-indian-boomer-starts-sea-trials Indian Navy nuclear ballistic missile submarine INS Arihant on Monday. via The Hindu Times インド海軍の国産初の原子力弾道ミサイル潜水艦(SSBN)が海上海上公試を12月15日に開始したとの地元報道が出た。 国産初の原子力潜水艦排水量6,500トンのアリハント Arihant がインド東海岸のヴィシャカパトナムを出港した。ただし同艦は実用よりも試験開発を主眼においた艦となる可能性がある。 「アリハントが公試開始したは良い知らせだが、同艦が真のSSBNとなるまで道は遠い。技術実証目的に終わる可能性もある」と元インド海軍総司令官アルン・パーカッシュ提督 Admiral Arun Parkash がJane's Defense Weeklyに語っている。「ノイズレベルのせいで抑止任務につかなくても同艦は今後のSSBN部隊にとって経験値を得る手段となる」 INS Arihant in 2009. Indian Navy Photo アリハントはロシアのアクラ級を元に12発のサガリカ水中発射弾道核ミサイル(SLBM) を搭載したもの。ミサイルの射程はおよそ435マイルだ。 開発は極秘の内に1970年代からはじまっていたと海軍協会のCombat Feets of the Worldに記述がある。 インド海軍は攻撃型原子力潜水艦数

オハイオ級ミサイル原潜の後継艦の仕様が定まる

Navy Has Finalized Specifications for New Ohio-Replacement Boomer USNI News By: Sam LaGrone April 7, 2014 2:06 PM   An undated artist’s rendering of the Ohio Replacement. Naval Sea Systems Command Image 米海軍が次世代の原子力弾道ミサイル潜水艦の諸元を決定したことが明らかになった。 オハイオ級後継艦(ORP, 以前はSSBN(Xとして知られていた) は全長560フィートでオハイオ級と同程度だが、ミサイル発射管は8つ少ない、とデイビッド・ジョンソン少将(海軍海洋システムズ本部 潜水艦計画統括官) Rear Adm. David Johnson Program Executive Officer (PEO) Submarines for Naval Sea Systems Command (NAVSEA) が発言。 . 設計ではミサイル発射管の削減とあいまってステルス性を実現して、建造費用、維持費用の削減を狙い、運用期間は42年間を想定。 排水量は2万トンを超える最大級の潜水艦となる。ただしソ連は45,000トンンのタイフーン級を建造しているが、ロシアの新型ボーレイ級 Borey-class (Project 955A) SSBNs と同程度の大きさになる。 英海軍のサクセッサー級SSBNsと協調し、ORPはミサイル発射管16基にトライデントIIDS潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBMs)を搭載する。 同艦の運航費用単価は年間110百万ドルで2号艦から12号艦の建造費用平均は53.6億ドルになるという。すべて2010年ドル価値で計算した。 国防長官官房から提示された目標は一隻当たり49億ドルというもの。 性能諸元が決まってきたことで、海軍は一号艦の設計を担当するジェネラルダイナミックスのエレクトリックボート部門に価格目標の実現のため考えられるすべての節約策を検討するよう求める。 現行のSTART条約下ではSSBN部隊は合衆国の戦略核弾道の7割を搭載しており、空軍の核爆撃機や大陸間弾道弾よりも海軍の役割が大きくなって