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ウクライナへついに主力戦車供与か。その他ウクライナ戦の最新状況(現地時間1月13日現在)

  Rheinmetall BAE Systems Land   英国のチャレンジャー2戦車、フランスのAMX-10RC装甲車がまもなくがウクライナへ到着するという発表が出そうだ   近 代的な戦車と装甲車を希望してきたウクライナに金曜日、好材料が出てきた。   英国がチャレンジャー2供与を決定か  英国はチャレンジャー2戦車10両程度をウクライナに提供することを「正式発表する見込み」と、ガーディアンが金曜日に報じた。今週始めに議論が始まった契約が成立すれば、キーウが同盟国から贈られた最初の新鋭戦車となる。数カ国は、T-72含むソ連時代の戦車をウクライナに提供しており、一部は米国が費用を負担している。 「ウクライナ情報筋は、イギリスがチャレンジャー2戦車をウクライナに送ると決定済みと理解しているようだ」とガーディアンは報じている。  しかし、この情報は変更の可能性があり、この情報の裏がとれなかった。しかし、ウクライナ側同盟国で高まっている、西側の先進的な重戦車を送る動きと一致する。   フランスのAMX-10装甲車両供与の日程が明らかになった  例として、フランスは金曜日、AMX-10RC装甲車の最初の1両が今後2ヶ月以内にウクライナに到着すると発表した。105mm主砲は、約11ヶ月にわたる全面戦で装備と人員を失いつつあるキーウの武器庫に切望されていた機動力を加えるものとなる。  「セバスチャン・ルコルヌ軍担当大臣とオレクシイ・レズニコフ国防大臣は、AMX 10-RCの納入に関し議題を設定した」と、フランス国防省は前日の電話会談内容を金曜日に発表した。ウクライナ軍は、フランス製装甲車を「2ヶ月以内に」受け取る。「両大臣はまた、これら車両の運用に関しウクライナ人兵士の訓練の迅速な組織化について行動した」。   ドイツはレオパード2戦車の供与へ動くか 木曜日、ドイツのロバート・ハーベック副首相は、ポーランドなどのから、ドイツ製レオパード2主力戦車をウクライナに送る要請を承認すると公に打ち出した。同戦車の販売条件では、ベルリン当局は外国からの譲渡を阻止する権限を与えられているが、ここ数週間、同盟国から譲渡を許可するよう強い政治的圧力がかかっている。ハーベック発言は、ポーランドのドゥダ大統領が、ウクライナにレオパード2を譲渡する意向を公言した翌日に行われた。 これらはすべて

ウクライナへ供与される西側装甲車両各型を比較。M2ブラッドレイ、マーダー、AMX-10RC

  Officier communication du 4e RCh via Wikimedia   ウクライナが西側から入手した装甲車各型を整理してみよう       ウ クライナの国際パートナーは、より重い西側装甲車を送ることを望んでおり、その扉がついに開かれたようだ。ウクライナ軍は、フランスからAMX-10RC重装甲車、ドイツからマーダー歩兵戦闘車、そして米国からブラッドレイ戦闘車を受け取ることが決まっている。  米国防総省は本日、ウクライナへの大規模な軍事支援の一環として、M2A2-ODSブラッドレー50両と、チューブ発射式光学追跡ワイヤ誘導(TOW)対戦車ミサイル500発、25mm弾薬25万を送ると正式に発表した。国防総省報道官パトリック・ライダー空軍准将は昨日、ブラッドレーがこのパッケージに含まれることを確認していたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。   アメリカ陸軍M2ブラッドレー歩兵戦闘車。 U.S. Army   また、昨日、ドイツは、ベルリンで数ヶ月間検討されていたマーダーをウクライナに送る計画を確認した。ドイツのオラフ・ショルツ首相は、これまでウクライナ軍にマーダーやレオパードI・II主力戦車を送ることに反対していたが、これは表向き、ロシア政府がどんな反応を示すかについて懸念があったためだ。  水曜日、フランス政府はAMX-10RCがウクライナに向かうと発表した。  それ以前は、ウクライナの国際パートナーはソ連時代の戦車や重装甲車両しか送っていない。では、このユニークな3種類の新型車について紹介しよう。   フランスのAMX-10RC  ウクライナが受領するAMX-10RCは、どのような車種かは不明だが、6x6装甲車で、3車種の中で最軽量だが、主砲系が最も重武装である。  1970年代に開発されたオリジナル版の重量は約17.4トン、改良路での最高速度は約53マイル/時。水陸両用車でもあり、ハイドロジェットで水上を時速4.5マイルで走行できる。   フランス国内での訓練で撮影されたAMX-10RC。 . Davric via Wikimedia     その後、アップアーマー型が導入され、全備重量は18.3トンに増加し、遊泳能力も失われた。両型とも乗員は4名、武装は同じで、高火力弾と対戦車弾を発射可能な105mm主砲と同軸の7.62x51

ウクライナを支援するNATOのAWACSにカナダCBCが同乗取材---多国籍乗員によるISR活動の重要性がよく理解できます

  ウクライナ戦で西側が物資のみならず情報でも有益な支援をウクライナに与え続けているのは、ロシアに取って目の上のたんこぶといったところでしょうか。カナダのCBCがNATOのE-3に同乗取材を許されました。 NATOと同盟諸国は、専用機に搭載された巨大なレーダーを使って、ウクライナの戦場をほぼ24時間体制で監視している。 (David Common/CBC)   ウクライナ周辺におけるロシア軍を監視し、同盟国に情報を提供するNATOの高性能偵察機のおかげでウクライナは迅速対応が可能になっている。   NATOの空中警戒・司令機が、ポーランドとウクライナ国境のすぐ内側を飛行しているとき、実際の行動はその背後で起きている。戦時下のウクライナの奥深くをのぞき込む多数の機内レーダースクリーンに、監視員や武器管制官が群がっている。  ロシアの軍事的な動きに関するリアルタイム情報は機密性が高いため、説明はない。しかし、高度な監視・通信機器を満載したE-3が搭載する巨大レーダードームを使って、何かを発見していることは明らかだ    CBCニュースは10月中旬、ドイツに拠点を置くNATOの14機空中警戒管制システム(AWACS)の一機に搭乗する貴重な機会を得た。同機は陸海空のレーダーやその他監視技術を通じて日常的に情報を収集し、戦闘時にはNATO同盟国に戦場を見渡す情報を提供する。   ウクライナ全土のロシアの位置を示す機密レーダー画面を覗き込む隊員たち。CBCニュースは2022年10月中旬、NATOのドイツを拠点とする14機のうちの1機に搭乗する貴重なアクセスを得た。 (David Common/CBC)   ウクライナはロシア侵攻軍との戦いで領土を一部取り戻したが、西側情報が成功の重要要素であったのは明らかで、AWACSが提供する全体像もその一つだ。  司令官たちは、航空機の400キロ先を「見る」ことができ、ウクライナ領空に接近するロシア戦闘機、攻撃に備える海軍船舶、ロシアの大型無人機を追跡できるシステムの能力を認めた。状況によっては、戦車など軍用車両も追尾している。  AWACSは航空機以外に、ミサイルの進路も把握できるとカナダ王立陸軍大学のウォルター・ドーンWalter Dorn教授は言う。「解像度はガチョウの群れも追跡できるほどです」。   ウクライナ南部で今最も活発な活